税金(国税・地方税)と社会保険料(国民健康保険料など)、何で支払うとお得? 私の納付・支払い戦略

住民税自動車税固定資産税などの地方税
所得税などの国税
国民健康保険などの社会保険料

少しでもお得に支払いたいものです。

2024年時点では、地方税・社会保険料の支払い方法は拡大。クレジットカード・ペイ払いなどで、ポイント付きでお得に支払いができるものもいろいろあります(ただし、自治体などが対応しているか次第)。

本記事では、最も得する税金・社会保険料の支払い方法について紹介します。

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税金・社会保険料などの納付方法 2024年

地方税・社会保険料のクレジットカード納付・ペイ払い 2023年

会社員ではない、課税所得のある方は、お住いの自治体から、地方税・社会保険料の納付のお知らせが届きます。
よって、どちらも同じ決済システムを利用して支払いを行うことになります。

自治体への納税方法は大きく4つあります。

住民税・社会保険料の納付方法

❶口座振替
❷ペイジーマーク入りATMから振込
コンビニエンスストア・金融機関/役所などの窓口で支払
❹自宅からスマホ・PCで納付
 スマホ決済アプリ
 クレジットカード
 ネットバンキング

この中で、お得に支払える可能性があるのは、「①コンビニエンスストア」「②スマホ決済アプリ」「③クレジットカード」のいずれかです。

コンビニでの納付

コンビニでの納付の場合、以下の決済手段で支払ができます。

・セブンイレブンでnanaco
・ファミリーマートでFamiPay
・ミニストップでWAON

スマホ決済アプリで納付(自宅で納付可)

スマホ決済アプリで納付(自宅で納付可)

昨今、非常に支払いがしやすくなっているのが「スマホ決済アプリ」での納付です。

PayPay、d払い、auPAY、楽天ペイなどを利用して決済が可能。自宅で支払え、支払手数料もかかりません。支払でポイントはつきませんが、高還元率でチャージして支払えば、実質的な支払いが安くできます。

ただし、お住いの自治体に支払える対応状況が異なります。また、地方税と国税でも対応状況が異なります(国税の場合はAmazon Payが利用可能)

最も対応が進んでいるのはPayPayです。お住いの自治体サイトで確認するか、実際にバーコードを読み取り、支払えるかどうかを確認してください。

クレジットカード払いで納付(自宅で納付可)

2023年4月開始から、地方税お支払いサイトがスタート。地方税お支払サイトとは、納付書に印刷されたeL-QRやeL番号を使い、スマートフォンやパソコンで地方税を支払えるサイトです。ほぼ全国の自治体でクレジットカード納付が可能です。

支払でポイントはつきませんが、高還元率クレジットカード、あるいは、高還元率でチャージしたプリペイドカードを利用すれば、実質的な支払いが安くできます。

ただし、地方税お支払いサイトでクレジットカード決済する場合は、決済手数料がかかります。しかし、ペイ払いでは支払えない高額な納付も行えます。

納付金額決済手数料(税込)
1~5,000円27円
5,001~10,000円82円
10,001~20,000円165円
以降、10,000円増えるたびに110円追加

地方税お支払いサイトを利用する場合は、以下の動画が参考になります。

30万円以下なら「スマホ決済アプリ」が便利でお得

自治体が「スマホ決済アプリ」に対応しているなら、手数料がかからない「スマホ決済アプリ」で支払いましょう。
スマホ決済アプリ、クレジットカード、いずれで支払う場合も、カメラで、
バーコード (スマホ決済、コンビニ決済)
地方税統一QRコード「eL-QR」(クレジットカード)
を読み取ることで簡単に決済ができます。

私はどの決済で住民税・社会保険料を支払うか

私はどの決済で住民税・社会保険料を支払ったか

住民税・社会保険料をどの決済を用いて支払うのがお得かは、繰り返しになりますが、自治体の対応状況によります。

私の自治体の場合、対応するキャッシュレス決済は、以下の通りです。

【私の場合】利用可能なキャッシュレス決済

スマホ決済アプリ:auPAY、d払い、J-coin、LINE Pay、PayPay、楽天ペイ、
コンビニ    :nanaco、ファミペイ、WAON
クレジットカード

※6/4より楽天ペイは請求書納付のポイント対象外

上記の場合、地方税・社会保険料は「楽天ペイ」が最もお得です。還元率は最大3.5%になります。

ただし、この場合、

高還元率チャージルート(楽天ペイ)

私は、上図のチャージルートで楽天ペイにチャージし、支払いをしています。ただし、この方法が使えるのでは、年間100万円までです(三井住友カードゴールド(NL、Mastercard)のお得な利用上限)。

決済方法最大還元率詳細
楽天ペイ最大3.5%還元三井住友カードゴールド(NL、Mastercard(最大2.0 ※)
⇒JAL Pay(0.5%)
⇒WAON @ミニストップ(1.0%)
⇒楽天ギフトカード
WAON最大2.5%還元三井住友カードゴールド(NL、Mastercard(最大2.0 ※)
⇒JAL Pay(0.5%)
⇒WAON @ミニストップ
au Pay最大2.5%還元三井住友カードゴールド(NL、Mastercard(最大2.0 ※)
⇒JAL Pay(0.5%)
⇒au PAY @スマホアプリ決済
※月5万円まで
nanaco最大2.5%還元三井住友カードゴールド(NL、Mastercard(最大2.0 ※)
⇒JAL Pay(0.5%)
⇒au PAY
⇒nanaco @セブンイレブン
※複数枚のnanacoで支払可能。上記と異なる方法でお得にチャージできる方法があれば月5万円以上もお得に支払い可能(リクルートカード利用、ファミペイからのチャージなど)

※マイ・ペイすリボ利用時

高還元率チャージルート(Amazon Pay)

所得税など「国税」の場合は、Amazon Payが利用できます。
Amazonはチャージキャンペーンを開催します。また、書くクレジットカード会社などのキャンペーンを利用すると、お得にAmazon残高チャージが行えることがあります。

このようなキャンペーンに乗じて、Amazon残高チャージを行っておくと、楽天ペイよりお得に支払えることがあります。

お得にAmazon残高チャージする方法は、以下の記事で紹介しているので、合わせてご確認下さい。

最後に

今回は、「税金・社会保険料、どの決済で支払うと得か」、私の自治体の場合を例に紹介しました。

キャッシュレス決済の環境は、どんどん変化していきます。ウォッチしていないと、お得と思っていた決済方法がお得でなくなっていた😲ということが多々発生します。適宜、見直しをするよう、努めましょう。

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