常に不機嫌な人は、人が集まる場所には少なからずいるものです。

そして、SNS上で匿名で特定の人をディる新たな不機嫌が物凄い勢いで拡散してしています。

本書タイトルにあるように「不機嫌は、不幸・不愉快を振りまく」という点で「罪」です。

人は、ストレス社会の中、無意識に不機嫌オーラを発しがちです。誰しも陥りがちな不機嫌を表にを出さずに、上機嫌を維持するにはどうしたらいいでしょうか?

そんな技術を解説してくれる本が齋藤孝さん著の「不機嫌は罪である」です。

不機嫌にいいことなど何もない

齊藤さんは以下のように述べます。

「考えてみてください。不機嫌を表に出して、 物事がうまくいくケースがあるでしょうか?自分が不機嫌だとなかなか仕事に集中できずに 生産性は下がります。不機嫌な状態では建設的な話し合いは叶わず、それどころか 相手の不機嫌も生み、泥沼にはまっていきます。」

慢性的な不機嫌は自らの心を蝕みます。さらに、周囲の人に対しては、それが職場なら、生産性を著しく下げ、トラブルやハラスメントの火種にもなります。

不機嫌にはいいことなどなどなにもないのです。

SNSで拡散する不機嫌

現代のネット社会では、SNSなどによって、不機嫌が24時間、物凄いスピードで拡散しています。発信者は、自分だけの正義を振りかざし、匿名で相手を攻撃。その結果、つるし上げになった人が大炎上する不幸も起こっています。

不機嫌は「性格」ではなく「状態」

いつも不機嫌な人を見ていると「性格」かなと思ってしまいますが、不機嫌は「性格」ではなく「状態」です。

故、不機嫌に陥らないワザを身につければ、早めに不機嫌の芽を摘み取り、上機嫌でいることができます。

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不機嫌に陥るのを防ぐ3ステップ

不機嫌に陥りにくくするためには、人の気持ちに気を配るのと同様、自分の気持ちを考えることが大事です。。

1.不機嫌の芽が出た瞬間に気づいて、気分転換する
席を立ち、トイレに行く、手を洗う、顔を洗うでもOK

2.心身がほぐれた状態をつくる
心と体は直結しています。故、「深呼吸」や「身体を温める」などで、体をほぐすことで心もほぐすことが大事
深呼吸は、鼻から3秒吸って、2秒お腹に溜めて、15秒で口から吐くだけで超簡単

3.心を取り戻す
上機嫌に切り替える「切り替えスイッチ」を用意するのは非常に大事
また、執着をふっきり自己肯定する「ふっきり」も有効

不機嫌を直す七つの習慣

不機嫌を直すために、以下を心がけましょう!

1. 自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する
2. 情報を遮断して自分の時間を持つ
3. 血流を意識して、こまめにからだをほぐす
4. 「一定の状態」を保つのがプロだと意識する
5. 「まずいな」と思ったら一呼吸入れる
6. ネガティブな感情は、表現物に乗せて洗い流す
7. 人の不機嫌を見て、自分の不機嫌をなおせ

他にも不機嫌対策方法がいろいろ紹介されているので、楽しい毎日を自ら作り出すためにも本書を参考にしてみてください。

不機嫌は罪である (角川新書)