【書評】没頭力~「なんかつまらない」を解決する技術(吉田 尚記 著)(★3)

なんか毎日楽しくない

現在、緊急事態宣言が発令されるコロナ禍において、そう感じている人は多いのではないでしょうか。

こんな風に思っている人は、当然のことながら現在の自分には満足できていません。

一方、困難なことに直面していてもいつも楽しそうで魅力的に見える人がいます。この差は何なんでしょう?

本書の著者吉田さんは、「没頭力」にあると提案。

「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」を解消し、満足する人生を送るための方法を、平素な言葉で事例などを織り交ぜながら解説。わかりやすく解説なのでうなずきながら読めます。読み終わるころには、やる気が出てくるかも!

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人生の究極の目標は「上機嫌」

本書のテーマ「没頭力」

時間を忘れてしまうくらいの強烈な集中状態は、「フロー」とか「ゾーン」と呼ばれたりしますが、このような状態のときは、ワクワクしていて不安を感じることってありませんよね。

人生の中で毎日人生が楽しい!と思える時期があったことがあると思いますが、その時は、毎日、何か自分がやりたいことに「没頭」していたのではないでしょうか?

人生の究極の目標は「上機嫌」です。

没頭力を身に着けることができたら、人生を上機嫌で過ごせます。人生を変えられます。

没頭するための重要な要素

では、どうしたら没頭できるでしょうか?

吉田さんは、没頭するにもコツがあります。中でも1,6,8が重要です。

没頭するための6つのポイント

1. ゴールとルールがはっきりしていて、フィードバックが早いこと
2. 目の前のことに100%集中していること
3. 無意識に体を動かしていること
4. 自分というものをなくしていること
5. 時間の感覚がなくなっていること
6. その場の状況を自分でコントロールできていること
7. その行動自体が目的になっていること
8. 自分の持っているスキルと課題のバランスが取れていること

個人的に「1」は大納得。人はみな、結果が出ると満ち足りた幸せな気持ちになれますよね。そのスパンを短くすれば、楽しみも増す!結果がでるスパンが短くなると、さらに没頭しやすくなるという好循環が生まれます。

ブログの閲覧数やTwitterの反応などは、まさに、この典型ですよね。

あまり気乗りしないことも、フィードバックを早くするテクニックを使えば、没頭といかずともやる気を増幅できるのではないでしょうか。自分の日常生活でも活用したいです。

最後に

今回は、吉田 尚記さんの著書「没頭力」を紹介しました。
つまらないをなくせば、仕事の生産性もUP、人生も楽しくなります。

没入感=集中力

「没頭力」は別の表現をすれば「集中力」とも言い換えられるのではないでしょうか。

「集中力を鍛える最高本ともいえる、メンタリストDaiGoさんは、 「集中力は持って生まれた才能ではない。集中力はトレーニングによって強化することができる」と述べています。非常に参考になる本なので、合わせて読んでみることをお勧めします。

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仕事の没入感・集中力がUPする環境を作る

没入感や集中力を高めるには、没入しやすい環境を整えることは極めて効果があります。例えば、マン喫。たまに行くと、あの閉塞空間が異常なほどの没入感と高揚感を生み出しませんか?
自宅でそんな環境を生み出す環境を手に入れたい方は、以下の記事も合わせてご確認を!