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記事「国家は50年周期で栄枯盛衰を繰り返す」では、国家サイクルを「5つの時代 × 10年=50年」でとらえる算命学について紹介しました。

その際、「経済の千里眼」の異名をもつ国際金融コンサルタント・投資家の菅下清廣さんの「一生困らない「未来予測の技術」」を再読しました。

資産家に生まれたわけでもないのに、お金持ちになる人がいる。
一歩抜き出て金持ちになる人と、平凡に終わってしまう人との違いとは何なのか?

菅下さんは、その違いを「情報の取捨選択と未来予測の力を持っているかだ」と指摘します。

そこで、今回は、菅下さんの「投資の相場観を磨くために大切な教え」に私の考えをプラスして紹介します。


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未来予測の力=考える力

未来予測の力=考える力

「お金持ち」といっても、たまたま宝くじで大金をつかむ人もいます。確かに、お金持ちにはなれますが、一度にたまたまのラッキーで高額を手にしてしまうと、その後の人生がくるってしまうというのはよく話です。宝くじのようなラッキーで大金をつかんだ人たちは、自分の情報と未来予測の力で稼いだわけではありません。

情報の取捨選択や未来予測をする力とは、「自分の頭で考える力」です。

考えなくてもいい社会で進む二極化

2021年現在、考える力は一部の人の間では退化を始めていると私は考えています。

検索、コピペ、マンガ、Youtube解説動画など…

簡単に答えが見つかるようになったことから、自分で考えることなく、答えを求める傾向が加速。この流れにそのまま身をゆだねてしまうと、人間の考える間違いなく能力は退化しています。

そうなると、自分の頭で考えられなくなるため、何をするにも、ググらなければならず、また複数回答がある場合は、情報の取捨選択ができなくなります。

その一方で、AIが仕事を奪う未来への対策をする動きも加速。毎月、「ロジカルシンキング」「考える力」「地頭力」など、様々な考える力をつけるための本が発刊され人気です。確実に「考える力の二極化」も進みます

グローバル経済を動き回る「カネ」

経営の三要素と言われる「ヒト、モノ、カネ」。現在は、これに「情報」が加わり四要素と見るべきかもしれませんが、三要素の中で最も早く動くのは「カネ」。お金はグローバル金融の中を情報と同時に瞬時に飛び回ります。大手金融ではAIがこれら取引を実施しているので、その動きはまさに「瞬時」です。

このような状況で、投資の世界は「自分の頭で考えない」で、常にグーグル先生に答えを求めていては、投資で成功することはまず無理になります。

投資に必要な「考える力」

投資に必要な「考える力」

「考える力」が大事なのは分かったとして、では、より投資に特化して必要となる「考える力」とは何でしょうか。投資に必要な考える力を、菅下さんは以下のように定義します。

未来予測に不可欠な考える力の定義

未来予測の力=過去の歴史の知識+創造力

この未来予測の力とは、インスピレーションに近いものだといいます。

相場の世界は、ビジネスの世界のようにファクト(事実)をロジカル(論理的)に積み上げれば結論を導き出せるものではありません。頭に浮かんだインスピレーションによって仮説を立て、その仮説が実際に正しかったかどうかを検証し、次のインスピレーションに反映させるという繰り返しが大事です。

この点については、トレード職人との異名を持つcisさんは、著書「一人の力で日経平均を動かせる男cisの投資哲学」の中で、「確率で考えること」と「仮説を考えること」の重要性を説いています。株式取引に関わらず、トレーダーに求められる資質とは何かを学ぶのに非常に参考になる本です。

投資に必要な「考える力」のつけ方

投資に必要な「考える力」のつけ方

投資の相場観を磨くにはどうしたらいいのかを中心に「考える力」の付け方を紹介します。

社会現象の裏にある人の心理を読め

未来予測の力を身につけるのに大事なことは、「社会現象を読む力」を磨くことです。そして、さらに大事なのは、社会現象の裏にある「人間心理」を読むことです。

相場は単なる数字の世界ではなく、世界の中の森羅万象を移す鏡です。会社現象が起こっていいる裏には、その現象を起こす人間の心理が隠されています。

今、目の前の会社に起こっている社会現象と、その社会現象の裏にある人間の心理を分析することは、未来予測をする上では必要不可欠です。これは、相場に限ったことではありません。ビジネスにおいても、モノを売るためには、潜在顧客・クライアントの心理をいかに分析できるかが大事だからです。

投資家メンタリストSaiさんも著書「自分のマインドを自在に操る超投資法」で、書籍に載っていることは、「すでに大衆が知っていること。大切なのは、大衆心理を逆手に取った投資」と述べています。この本も、投資家なら絶対読んでおきたい良書です。

集めた情報を定点観測せよ

集めた情報を定点観測することも、先読み力をつける上で大切です。

知識があることと、知識を活用することとは全く別です。正誤を確かめるまで追い、次の未来予測に活かせるようにしなければ意味がありません。

見通しが当たる人は、常に当たる傾向がありますが、それは、その人が、上記で述べたような訓練を積んでいるからです。もし、そのような相場観が高い人を見つけられれば、その方をフォローしておくことは非常に意味があります。

日本の定点観測として役立つのは「東京大改造マップ2020-20XX」(毎年発刊されているのですが、2021年版はまだ発刊されていません…)。東京がいかに変わっていくかは、個別株投資に役立つのはもちろん、世界の潮流を知る上でも役立ちます。

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歴史・古典名著を学ぶことも大事

古典名著を多数読むと腹落ちすることですが、人間の心理はいに古代・いにしえより ほとんど変わっていません。哲学書などを読むと、考え方の変遷はあるものの、人とは懲りずもせず、同じことで悩んでいることがわかります。

また、歴史は、簡単に言えば、「権力争い=覇権争い」の物語です。今一度、歴史に学んでみることは、これからの未来を読むうえでも役立ちます。個人的には、日本史より世界史を学ぶ方が覇権争いがドラスティックで参考になります。

SF小説は未来予測に役立つ

SF小説(サイエンスフィクション小説)を読むことも、未来予測に役立ちます。GAFAMの創業者たちの多くをSF小説を愛読書の1冊に挙げています。

子供のころ読んだ「ドラえもん」の道具の中には今の社会で現実となったものがありますが、SF小説には未来を予測する(思い描く、発想してみる)のに非常に役立ちます。

レイ・ブラッドベリの「華氏451度」は、本が燃やされるディストピアを描いた不屈の名作です。本書の最初で「考える力」の重要性を述べましたが、本書は人が本を読まず、考えない社会を皮肉った作品とも言えます。一読をおススメします。

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最後に

今回は、投資の相場観を磨くために大切なことを私なりにまとめてみました。
考える力は投資に限らず、生きていくうえで大変重要です。

本記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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