驚きの強さを見せるバイナンスコインBNB。
今年の年初$33程度だったBNBが、急騰を見せ始めたのは2月。2月中に10倍弱の$350まで急騰後、一旦ピークアウトしましたが、その後、再び上昇をし始め、$350を突破してから、さらに上昇速度を速め、4月12日には一時$640まで上昇しました。
一旦、ピークアウトして下落をしていますが、これほどのBNBの価格上昇力の背景はどこにあるのでしょうか。
現状のBNBの状況についてみておきましょう。
目次
直近のBNBの価格推移
冒頭で記載したように、1BNB=$350を突破以降の上昇力が著しいです。
バイナンスの強さの理由
直近の強さの最大の理由と思われるのは、様々な場面で実感するBNBユーティリティトークンの利便性のよさ、および、BNBを保有することで得られるベネフィットにあると言っても過言ではありません。
私もBNBトークンの保有者ですが、以下のようなメリットがあるので、現在の高値でも手放すつもりはありません。むしろ、DeFi運用ではネットワークコストとしてどうしてもBNBで支払いが発生してしまうため、大きく減らしてしまわないように、如何に運用して増やすか、知恵を絞る必要があると考えるほどです。
- BNB保有量に応じて、新上場銘柄が上場直前に破格の安値で買える権利が与えられる(Binance LoanchPad)
- BNBのステーキング量に応じて、新規上場銘柄ががもらえる(Binance LoanchPool / BNB Vault)
- イーサリアムチェーンに比べてネットワーク利用料が格段に安いバイナンスチェーン(BSC :Binance Smart Chain)でDiFi運用でコインが増やせる
これらのメリットは、まずは、BNBに口座を持っていることが大前提。そのうえで、BNBを購入&ホールドして初めて得られるメリットです。
以下、それぞれ見て行きましょう。
Binance LoanchPad
Binance Launchpad(ローンチパッド)は、新規プロジェクトが発行するトークンの販売代行を行う「IEO:Intial Exchange Offering」のためのプラットフォームです。
Binanceでは、BNB保有量に応じて、新上場銘柄が上場直前に破格の安値で買える権利が与えられます。仕組みや参加方法は以下に詳細にまとめています。
トークンセールに参加(購入)するか、否かは自由ですが、これまでのLoanchPad銘柄は上場すると数百倍の値がついています。
ちなみに、上記記事でも紹介してるTKOトークンは2021年4月に上場したばかりですが、トークンセールでの売り出し値は1TKO=$0.01。それに対し、トークンセール終了後ほどなく上場し、今現在は200~300倍の1TKO=$2~$3で推移しています。
本セールでは私もほんのちょっぴりだけトークンセールに参加し、TKOを破格値で入手しましたが、あっという間に利益になりました(この部分については、また後日記事にしたいと思います。)
Binance LoanchPool / BNB Vault
Binance LaunchPool(バイナンス ローンチプール)はBNBをステーキング(預け入れる)することで、Binanceが押す新規上場銘柄がステーキング量に応じてもらえるサービスです。
一方、BNB Vault(BNB ヴォールト)はこれの発展版ともいえるサービスで、LaunchPoolのプロジェクト開催状況をわざわざ確認しなくても、BNBを預け入れるだけでBNBが最も有利に運用できるように勝手に自動運用してくれるサービスです。私は、このBNB ValutにBNBを預け入れることで新規上場銘柄を手に入れています。
詳細は以下の記事にまとめているので合わせてご確認を。
ネットワーク手数料の安いBinance Smart Chain
DeFiとは、Decentralized Financeの頭文字を取った略字で、日本語では一般的に、「分散型金融」と呼ばれる新しい金融です。
新しい金融であるが故に、保有している遊休コインを預け入れるだけで年利5%程度は当たり前。数十%といった年利で運用ができるので、根性があるなら、是非とも利用したいサービスです。
ただし、新しすぎるが故に、日本語のテキストもなく、手探りの中、利用方法をマスターしなければならないなど、利用難易度が高く、誰にでもオススメができないのが現状。ただし、それ故に、先駆者メリット炸裂の世界でもあります。
これらDeFi金融はもともとイーサリアム系のネットワークであるイーサリアムチェーンを使ったDiFiサービスUniswapなどから火がつきましたが、今では、ネットワークコスト(ガス代)が高すぎて、大きな資金を取扱える人でなければ利益が出しにくいのが現状です(ガス代が1回数千円かかる)。
一方、バイナンス系のネットワークであるバイナンススマートチェーン(BSC)を利用すれば、一回のネットワーク使用(ガス代)が数円~25円程度で済むため、多くの人がBSC系のサービス利用に移行しています。
中でも有名なのがPancakeSwap。私もDeFiユーザの一人ですが、最近はビットコインの運用にACoconut、イーサリアム、BNBの運用にAlpaca financeなどで運用を行っています。
DiFiの利用方法は基本となるところはどのサービスも同じなので、一つ理解ができると、他のサービスにも応用ができます。
初心者がDiFiを学ぶのにおすすめの本は以下で紹介しているので、興味のある方は確認してみてください。
絶対に、驚くほどの有利な年利で運用ができるので、是非ともトライしてみるべきですが、(厳しいことを言いますが)実際に運用できるレベルに到達できるのは、本を読んだ人の一部だけだと思います。
最後に
今回は、BNB価格高騰の理由として、BNB保有ユーザの私が感じてるメリットについて紹介しました。
Binanceに口座を持っていると、日本の仮想通貨口座では決して得ることのできない優れた運用に参加することができます。
是非、ご自身の資産運用にお役立てください。
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