オシャレな人のまねをして服を買ってみても、なかなかカッコよく着こなせない。一方で、クローゼットはお洋服だらけ…
どうして素敵に着まわせないのでしょう?
理由は、「ファッションの基本を押さえていないから」です。
著書「クローゼットは3色でいい」の著者杉山律子さんは、おしゃれには順番があり、そのうえで、自分を知り自分の体形を活かすスタイルを知ることが大事と述べます。
今回は、本書からファッションセンスも上がり、洋服代も節約できる「ファッションの基本」のポイントを中心に紹介します。洋服代がかかり過ぎで家計を苦しめてる人は絶対読むべき1冊です。
目次
おしゃれの基本
おしゃれな人はトレンドのカラーやトレンドファッションを身にまとっていると思っていませんか?それは大きな勘違い。お財布の出費を増やす原因です。
似合う服を知る
ファッションで大事なことは、ご自身の「雰囲気」や「体型」に「合っている」スタイルを知っていること。つまり「似合う服」を知ることです。これがおしゃれの第一歩です。
❶「似合う服」を着ること
❷スタイルよく見える「着こなしの基本」を知ること
頑張っているいるのにおしゃれ下手な人の特徴
では、頑張っているのにおしゃれじゃない方、ってどんな人でしょうか?頑張っているいるのにおしゃれ下手の方には以下のような特徴があります。
ご自身に当てはまっていませんか?
❶ご自身の体型を知らない
❷シンプルな形の基本アイテムを持っていない
❸色を多く使いすぎる
コーデの基本
おしゃれ上手になるにはコーデの基本を押さえる必要があります。
基本アイテム
ファッション迷子に多いのが、「主役アイテムばかりを揃えてしまう」こと。主役アイテムばかりでは、コーディネートすると不協和音が流れてしまいます。
コーデの基本は、主役アイテムと脇役アイテムの組み合わせです。主役を引き立てる「基本アイテム」をそろえることが大切です。
具体的には、白や黒のベーシックな色のシンプルなボトムス。シャツ。Tシャツ。基本アイテムを揃えることから、おしゃれは始まります。
「ちょいゆる」にする
「ラインがきれいに見える」コツは「ちょいゆる」なサイズ感。これは、すべての体型の方に共通するスタイルアップのコツです。特にボトムスについては、この基本が重要です。
おしゃれ上達のコツ
では、コーデの基本を押さえたうえで、どうしらおしゃれアップできるでしょうか?
クローゼットは3色
クローゼットは3色でいい理由は、色が溢れているとコーディネートがバラバラになるから。たったそれだけで、あなたらしさが確立され、コーディネートがしやすくなります。
まずは、ベースカラーの中から3色を選ぶのが基本です。統一感が出て、品の良い、大人のおしゃれが簡単に作れます。
❶白(真っ白でもアイボリーでも可)
❷黒 か ネイビー
❸上記で見つけた2色に、以下のベーシックカラーから1色を追加する
グレー、ベージュ、トープ、カーキ
中でも誰でも似合う「白」は重要。必ずトップスかボトムスのどちらかに使用します。色味は少ない方が統一感がでておしゃれ。全身2色コーディネートは楽ですし、おしゃれです。
以下は、白、黒、グレーで選んだアイテムの例です。超シンプルですが、これだけでおしゃれに着こなせそうですね。
基本を押さえた上でバリエーションを広げる
3色を基本に、もう少し少しバリエーションを増やしたい。
そんな時は、準ベースカラーであるチャコールグレー、ダークブラウン、デニムの3色から色をつぎ足しましょう。
下図はベースカラー3色、準ベースカラー3色に、ワンプラスカラーを合わせた組み合わせです。ただし、まず最初はベースカラー3色内で着回しができるようになること。差し色が増えるほどコーデは難しくなります。
最後に
今回は、杉山律子さんの「クローゼットは3色でいい」を紹介しました。
杉山さんは毎日2色コーデで着まわしているそうです。そのぐらい2色だけできれいに着こなせる。しかもコーデがしやすいのです。
この方法をマスターすれば、おしゃれなのに、洋服代節約が実現します。本書では、写真でコーディネート付きで、基本の3色から、準ベースカラー追加、ワンポイントカラー追加と徐々に上級コーディネートができるように紹介ができるようになっています。1冊見終わると、「なるほど、カラーが増えるとコーディネートは難しいんだなぁ」と納得できるので、是非、本書でご確認を!