【書評】英語の多動力(堀江 貴文 著)(★3)

もっと英語がもっとうまくなりたい…そう思って、何年経ったことか….

自分に発破をかける意味で読んだのが堀江貴文さんの「英語の多動力」
具体的な英語の学び方よりも、英語を学ぶ「意味」と「姿勢」を教えてくれるのが本書。

英語を学ぶ「姿勢」がただ単に「勉強しなくちゃ」だと、しんどくて英語の勉強に挫折します。だからこそ、勉強以前にある「姿勢」を変えることが大事なことが、よくわかる一冊です。

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やらないことはできるようにはならない

当たり前のことですが、やらないことはできるようにはなりません

英語だって、同じ、英語できるようになりたいなら英語をやるしかありません。

人生を変えるのは簡単だ。一歩踏み出せば良い。
前進を妨げているものは能力でも経験でもリスクでもない。
言い訳を作りいつまでも行動できない自分自身だ。

ワクワクする勉強だけやる

勉強しなくちゃと思って、参考書を前に机の前に座ったとしても、そんな勉強が1週間、1ヵ月と続くはずもありません。

勉強することを「何かを我慢すること」ではありません。「我慢の時間」ではなく、「ワクワクする時間」に変える。そんなふうに意識できる人は強く、物事に成功しています。

方法論だけではだめで、モチベーションを以下に継続させるかに注力する方が大事かもしれませんね。

いつまでも勉強できない人の特徴

勉強にも効率は大事!

そう考えて、あれこれとノウハウ本探しをしている人も多いでしょう。しかし、こんなことをしてる人はいつまでたっても英語力がつかないと堀江さんは指摘します。

それはなぜか?

「効率」とか言っている人に限って、いいスクールがないかと英会話スクールを探しているだけで、実益のある行動起こさない。つまり、効率以前の問題。

堀江さんのおっしゃっていること、その通りです。私も、効率的な勉強法の聖杯探しをしてるだけでした…

恥ずかしいから話せないという人は何をしても上達しない

日本人は基本的に人前で話すのが苦手な人が多い国民。うまく話すことができない英語ともなれば、なおさら。皆の前で話すことができず、それ故、外国にいて英語が母国語の人たちに囲まれていようが、英語が上達しない傾向があります。

そんなあなたに堀江さんは以下のように厳しく助言します。

知らないことが恥ずかしいと言う人は英語に限らず、何をしても上達しない。
自分が馬鹿であることを知っている人は強く、どんどん能力を伸ばしていく。

わからなかったら聞く。それが大事。聞けば、相手は、あなたのことをバカとは思わず、快く教えてくれる。はじめにわからないと思った時に聞かないから、その次以降は到底聞けなくなる。これでは悪循環。

恥ずかしがっていてもいいことなんてないんです。

日常で取り入れたい英語勉強法

本書には具体的な指南は少ないですが、ちょっとした姿勢や取り組み方を変えるだけで、得られるものは大きく変わります。

・会話をYesやNoだけで終わらせない。フルセンテンスで返答する
・映画でリスニング力は伸びない。好きなセリフを丸暗記し自分のものにせよ
・スマホを英語表示にする
・インプットよりもアウトプット。初めて知った単語はすぐに使ってみる

最後に

いかがでしたでしょうか。私は改めて、英語がスキルアップしないのは、言い訳を作りいつまでも行動できない自分に問題があると改めて感じた次第。

ただ、堀江さんは英語だけできてもダメだよとも指摘しています。
英語はあくまでコミュニケーションのツール。シェアしたいことがないのなら、そもそもコミュニケーションを取る必要はありません。話したい(シェアする)内容の方が重要。「情報」を持つ人間であり続けることがとても大事です。

以上、参考になりましたでしょうか。