肥満より、大気汚染より環境ホルモンより、食品添加物より、お酒より、あなたの健康を蝕み、寿命を縮めるもの。

それは孤独

若いうちから老後を健康に暮らすため、健康に気遣う人はたくさんいますが、老後の孤独リスクを心配し、対策している人はどのぐらいいるでしょうか?

世界的に孤独問題が認識される中、中でも最も事態が深刻でなのが「日本人」であり、その中でも最も問題を抱えるのが「おじさん」です。本書は、多くの研究・調査を引用して、世界一孤独な日本のおじさんの実態に迫った一冊です。

高齢者が世界一不幸な国、日本

生活水準は他の先進国に比べても安定しているはずの日本。しかし、なぜかこの国は不幸感で覆い尽くされています。中でも、日本は高齢者が世界一不幸な国との研究が報告されています。

多くの国で人の幸福度は50歳で底打ちまた上がっていく傾向示しているのに、先進国の中だけで日本だけは右肩下がりに落ちていき、歳をとればとるほど不幸に感じている人が増えていくのだそうです。

人間は歳をとるほど神経質でなくなり、感情コントロールしやすくなるという科学分析もあります。

しかし、現在の日本では、キレる老人が増えているのが実態です。

退職後はノルマがないのになぜ不幸を感じる?

多くのおじさんは、退職後は現役時代のようなノルマに追われることなく、自由に生活できるはずなのになぜ不幸なのでしょうか?

それは、実際に退職生活を始めて、いかに事支配されていたかに気づくから。

何も自分を縛るものがなくなって、やりがい、プライド、仲間で必要なものはほとんど仕事によって満たされていたことに、ふと気づく。

そして、仕事を失って、「認められていない」、「必要とされていない」、そんな思いが心を満たしてしまうからです。

しかも、男性の場合は、コミュニケーションが得意でありません。女性のようにたわいもないことを長々話して楽しむという術を持たない人が多いのです。

そもそもおじさんはコミュニケーション下手ですから、自分に自信がない人は、引きこもり、自ら孤独になっていくのです。

世界一孤独な日本のオジサン

マズローの5階層ピラミッド

マズローの5階層ピラミッドをご存知でしょうか?

人間の欲求は、下位の低次の欲求が満たされると上位の高次の欲求へ上がっていきます。

衣食住に困るような生活の場合、まず大事なのは身の保存で、まだ、社会的欲求には及びません。

しかし、日本の場合、衣食住に困ることはないため、第3階層の「社会的欲求」、いきなり、どこかに所属し満足したいという欲求にさいなまれます。当然のことながら、この欲求が満たされることなく、より上位の欲求である、「承認の欲求」、「自己実現の欲求」が満たされることはありません。

Chamiの感想

老後の孤独には注意が必要ですね。
最近は、SNSなどで簡単につながれますが、ネットのコミュニケーションだけでは孤独は満たされません。つながってるから大丈夫!と思わないようにしましょう。
また、会社などに帰属していなくても、仕事ができる環境(副業)を用意しておき、老後は副業を専業にして社会とつながるといいと思いますが、いかがでしょうか?収入も増えて、資金余裕もできて一石二鳥です!

世界一孤独な日本のオジサン

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