容姿と共に、生き方のカッコよさにもファンの多いローランドさん。
そんな彼の武器は「言葉の力」。言葉を武器に、ポジティブにカッコよく強く生きる生き方は、唯一無二の存在感を放っています。
Audible 聴き放題 対象本
今回紹介の著書「君か、君以外か。」は、初著書「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」に続く、ポジティブ思考のすすめ本。読むと、必ず勇気がもらえます。本書では、ポジティブシンキングの秘訣や仕事論・生き様にプラスして、ミニマリストやデジタルデトックスについても語っています。
なお、初著書同様、本書の印税はすべて学校を建てるなどの寄付金にするそう。本の言葉で読者を元気にし、そして読者からの賛同ともいえる印税を困っている人のために使う。何とも、素敵な生き方ですね。
今回は、本書から、ローランドさんの素敵な言葉をピックアップして紹介します。
目次
本書の最も大事なテーマ:自分の人生を生きよ
本書を通じて、最も強く語られていることは「自分を裏切るな」「自分の人生を生きよ」ということ。
自分の人生の主役は、当たり前ですが「自分」です。しかし、自分の気持ちを殺して、周りに同調し、人に主役を譲り渡して脇役のように生きている人が実に多い。
「一度きりの人生。君が、自分の人生の主役を演じ切ってほしい。」と、ローランドさんは何度も言葉・表現を変えて、語りかけます。
ローランド流ポジティブ思考のすすめ
ポジティブに生きるにはどうしたらいいのか?ローランドさんの前向きな言葉を見ていきましょう。
行儀よく諦めるな
あなたは、自分の夢を諦めていませんか?一度や二度否定されたぐらいで、君のそのかけがえのない信念や夢を諦めていないでしょうか?
ローランドさんは、多くの人は、お行儀よく諦めがちだと指摘します。正面からダメなら、裏口、煙突など、入り口は探せばたくさんあるものです。しかし、あっさり諦めてしまう。
一番カッコ悪いのは、立ち向かわずに諦めること。努力することはカッコ悪くありません。頑張っていない奴ほど笑うのです。
諦めの悪さや、少しのずる賢さが、実は成功のカギだったりします。 諦めの悪さは、成功の始まりです。
知らないことも武器
ローランドさんは、「知らないことは、ひとつの武器だ」と言います。
多くの人は失敗したくないが故に、しっかりと準備をしてリスクを避けようとしてしまう。しかし、どれだけ事前準備をしようが、失敗するリスクがゼロになることなんて絶対にありません。
それどころか、失敗を恐れて準備を続けているうちに、チャレンジする機会を失ってしまう。
こんな風に考えると、行動を起こす勇気が湧きませんか? さあ、勇気をだして大胆に一歩踏み出してみよう!運命はいつだって、自分の力で変えるものなのだから。
逆境・苦境をチャンスに
ローランドさんのメイン事業はホストクラブ。しかし、コロナ禍では営業を継続することすらできない状況が続きました。逆境中の逆境です。
しかし、彼は、この逆境をチャンスに変えました。新規事業をいくつか立ち上げ、また、自分を磨くために語学の勉強を始めたのです。
どんな苦境もポジティブ思考でチャンスに変える。一流なローランドさんにとってはあたりまえのことです。
ビックマウス
各業界、ビッグマウスと呼ばれる人達がいます。 彼らは類い稀なる強い気持ちを持っているから、そういう発言ができるのでしょうか?
ローランドさんは「それは違うと思う」と言います。ビッグマウス達は、自分の意志の弱さを自覚し、そんな自分から逃げ道をなくすために、ビッグマウスを言う。少なくとも、ローランドさん自身は、自分の意志の弱さを自覚しているからこそ、ビッグマウスなのだという。
頑張りたくない日も、ビッグマウスを言うことで頑張れます。
愚痴を言うなら、自分がルールになれ
愚痴ばかりの人生に嫌気が差している人は多い。そんな方へのローランドさんのアドバイスは二つ。
「自分がルールになるか」「さっさと辞めるか」
結果を出して、君がルールになればいい。「圧倒的なナンバーワン」になれば、あなた自身でルールを決められる。
さもなくば、辞表を出して、さっさと環境を変えよう。現状維持を握り締めたまま、一生、不平不満を愚痴り続ける人生とおさらばしよう。
ミニマリスト・デジタルデトックスのすすめ
何かのチャレンジをするとき、しがらみが多いと、一歩を踏み出すのが大変です。ではどうしたらいいでしょうか?
モノを捨て、身軽になる
モノが少ないと、心理的に身軽です。常に大胆で挑戦的でいられます。質のいい、最高のものをひとつだけにして後は捨てよう。
形に残るモノは、常に失うリスクを抱えるますが、今まで培ってきた知識と経験は、誰にも奪われることのない財産。知識や経験が増えれば、ますます、自分をモノで武装する必要もなくなります。
結局、ステータスでモノを選ぶ人は、自分に自信がない人です。自分自身がステータスだと感じることができるようになれば、多くのモノはいらない。
デジタルデトックス
今の人は、スマホに時間を占有されすぎです。デジタルデトックスすれば、小さいスマホ画面からの狭い世界ではなく、もっと大事なことに気がつけます。
もっと、リアルを観よう。美しいものに触れて、感動しよう。
自分に嘘をつかない生き方
人に嘘をつかないことが大事なのは誰だって分かっています。
しかし、自分に噓をついて生きていませんか?自分の心に素直に耳を傾けず、不本意を受け入れて生きていませんか?
自分の心は、最も優秀かつ、最も容赦のないアドバイザーです。素直に耳を傾ければ、いつだって君が本当はどうするべきなのかを、的確に教えてくれるはずです。
今からだって遅くない。素直に、君の心の思うがままに、生きてみないかい?
最後に
今回は、ローランドさんの「君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉」を紹介しました。
カッコよく、自分らしく行きたい人は、初著書含めて、読んでみてください。読むと、必ず、元気・勇気を頂けますから。
Audible 聴き放題 対象本