過去の傾向通り、弱く推移した9月のビットコイン。
一時440万円(約4万ドル)まで下落しましたが、10月入りで相場が一転。500万円を一気に抜けて上昇してきました。
そこで10月月初時点での、理論値S2Fモデル値と現在値の乖離、および、過去10月実績を確認。さらに、現時点における私の現時点の仮想通貨投資方針もまとめます。
目次
ビットコインの価格推移
上図は、2021年10月3日時点のビットコインの日足チャートです。9月のビットコイン相場の振り返りも兼ねて、チャート分析をしてみます。
チャート分析
9月半ば、中国恒大グループに対する信用不安で世界の株式市場が弱含んだことを背景に、ビットコインは大きく下落。一時、重要ポイントとなる4万ドルであり、一目均衡表の雲下限にも当たる440万円付近まで下落。過去の傾向通り、弱い9月相場となりました。
しかし、10月相場入りと同時に500万円を回復(10月の傾向は後述)。一気に、200日移動平均線も突破。一目均衡表の雲上限まで上昇し、今現在も、雲上限付近で上下動をしています。
上昇の要因は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発したコメントが、米国の規制緩和を示唆するものと受け止められたのが原因と報じられています。
仮に今の水準を突破できれば、次は2021年4月以降の天底のフィボナッチ61.8%戻しが次なるターゲット。
失速するなら、200日移動平均線付近の500万円割れを意識しておきたい。200日移動平均線もやや下降気味になっているので、ここで、しっかり上向き方向に転換してほしいところです。
200日移動平均線、および、半値戻し(フィボナッチ50%水準)が重要な理由は以下にてご確認を。
S2Fモデルから見るビットコイン
私は、直近半減期以来、ビットコインの価格は、有名な理論価格「S2Fモデル」(4年サイクル)に基づき上昇するとの考えのもと、長期投資を続けています。
しかし、現在は、今回のサイクルは、過去2回のように大きな上昇とはなっておらず、4年サイクルは終了したとの見方もあります。
ただ、私は、ビットコイン(+イーサリアム)は長期で保有していれば、ITバブルから復活したナスダック銘柄よりも早い時間軸で著しい上昇を見せてくれると考えています。
バカな考えだと一喝されるかもしれませんが、投資には信じることも必要。例えば、以下のApple株の例(iPhone発売からiPhone13発売直前の2021年9月15日まで保有していたら、今いくらになっていたか」のように、これだ!と思った銘柄をグリップし続けたリターンは、当たれば物凄い。また、何十年にわたって続ける「株式の長期積立投資」も同様です。
#iPhone 13 発表されましたが、ここで問題#ジョブズ がiPhoneを発表した日に #Apple 株 を「100万円」買っていたら 今いくらかhttps://t.co/WYgieBy0e6
2007/1/9 $92.68
2021/9/7 $157.26為替を考慮しなければ、14年間ガチホで【4750万円】😲
私は 同じ夢見て #ビットコイン を握りしめ中✊ pic.twitter.com/C0DOCGKkPq
— chami (@poststand) September 15, 2021
以下では、ビットコインの昇スピード・値幅の指針を与えてくれる、「S2Fモデル理論値との乖離状況」「半減期からの経過日数」「過去の月別リターン」を確認しておきます。
S2Fモデル理論値との乖離状況
上記は、現在のS2Fモデルです。4月に細い水色線のモデル値を一旦上回り推移していましたがが、現状は理論値をかなり下回っています。理論値線への復帰に期待したいです。
半減期からの経過日数確認
上記は、2012年、2017年、2020年のビットコイン半減期からの経過日数とビットコインの上昇率を示したグラフです。
逆三角マークはそれぞれ価格がピークをつけた経過日地点です。2012年時は半減期から372日目、2017年時は半減期から525日目でピークをつけています。2020年5月からの半減期サイクルから数えると本日10月3日は510日目で、間もなく、2017年時からの半減期ピークまでの経過日数に並びます。
過去の発言の繰り返しになりますが、一般的には時価総額が大きくなると上昇には大きな資金が必要で、これをもとに考えるなら、2017年時よりも日数がかかると考えるのが自然であり、2021年年末ぐらいまでにもう一度ピークがやってきてもおかしくない(黄色の▼のように後にずれる可能性は十分ある)と、結構、安直に考えています。
ビットコインの月別リターン
上記は、ビットコインの月別リターンです。過去を見ると、10月は8回中6回が上昇で勝率は高い。しかも、11月も勝率は高いです。
2021年のビットコイン投資戦略を立てた当初(年初)は、今年秋~月末にかけてピークが来るのではないかと予想していました。今現在、私が当初予想していたよりも遅いペースで価格推移していますが、9月大きく下落した分も含めて、10月から年末にかけて上昇に期待したいです。
私の仮想通貨投資方針
現在のところ、仮想通貨の運用方針に関しては、大きな変更はありません。
仮想通貨投資は判断力・度胸がないとおいて行かれる
ビットコインなど仮想通貨は仮想通貨は、動くときは一気に動きます。
そのため、「ここまで上げてきたのでここから下落するのではないか」と慎重になりすぎるとおいて行かれます。決断力・度胸がないと、結局のところ、置いて行かれて高値掴みすることになります。私は、これまで何度となくこれで失敗してきました😩…
これらの仮定を経験を経て、デイトレなど短期売買が上手ではない/したくない私の場合、「ガチホ&コツコツ積立てが最強の方法」と結論付けています。ガチホなら税金の心配をする必要もありません。
数年越しでの上昇を狙うのであれば、コツコツと、仮想通貨の王道通貨を積み上げていけばいいと考えているので、保有資産はレンディングやDeFiで増やしつつ、焦らず投資を続けます。
【初心者向け】ドルコスト平均法積立で増やす
仮想通貨の積立投資については、10月11日まで、coincheckで積立キャンペーンを実施中なので、検討中の方はご利用を。
ドルコスト平均法で積立てれば、半値に下落しても元値に戻れば大きな利益になります。だまされたと思って、以下の記事のシミュレーションをご確認ください
【初心者向け】レンディングで増やす
Metamaskなどのウォレット不要で初心者でも簡単に始められる運用です。
日本の仮想通貨取引所やBinanceでレンディングするよりも、利率が良いです。
・coinloan:様々な主要通貨のレンディングが可能。金利固定がありがたい
・SwissBorg:$BTC、$ETHと$CHSBのレンディングが可能
【中級者以上向け】DeFiで増やす
MetamaskやDeFiの知識が必須です。リスクも高いです。
私は、利回りは劣りますが、ファーミングよりステーキングを重視(インパーマネントロスの回避のため)した運用をしています。
大き目の資金を置いているのはBSCチェーンです。Solana,Fantom、Polygonなどにも少額資金での運用を行っています。
最後に
今回は、10月に月替わりしたので、例年のビットコインの9月の成績、理論値S2Fモデル値と現在値の乖離、さらに、現時点における私の現時点の仮想通貨投資方針もまとめました(現状維持で変わらずですが)。
私個人は、長期ホールドすれば、ナスダックがITバブルから復活し、恐るべき成長を遂げたように、より早いスピードでそれ以上の成長を見せると信じています。
私の投資スタイルはあくまで長期です。投資スタイルの一つとして、参考にしていただけると幸いです。
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