CoinLoanレンディングは最大年利8.2% BTC ETH XRP LTC BCHも最大年利5%。資産を眠らせない!口座開設からレンディングまでの方法を解説

coinloan(コインローン)は、2017年8月にエストニアを拠点に誕生した暗号資産貸付プラットフォーム。プラットフォーム上では、暗号資産を「預ける(レンディング)」「借りる」「交換する」「保管する」の4つのサービスを展開しています。

私は、仮想通貨を長期保有を前提に運用しています。ただ保有して値上がりを待つのではなく、値上がりまでの時間を使って資産を増やすために、いくつかのレンディング会社に資産を分散して預けています。coinloanもその預け先の一つです。

日本国内の仮想通貨取引所のレンディングサービスは、
・利回りが低い
・限定的な通貨ペア
・いつでも自由に預け入れられない(受付募集期間がある)
などの問題があるので、海外に運用先を持っていると便利です。

coinloanなら、ビットコイン、イーサリアムをはじめとする暗号資産を最大年利5%で預入可能。資金のロック期間運用とロック期間のある運用を選んで預け入れることもできます。また、DeFiと異なり、Metamaskをはじめとする初期知識・各種設定も必要ありません。

今回は、coinloan(コインローン)のサービス、及び、口座開設からレンディングまでの流れを図解紹介します。

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coinloan(コインローン)のサービス特徴

coinloan(コインローン)のサービス

coinloan(コインローン)は、2017年8月、国を挙げて電子国家を推し進めるエストニアを拠点に誕生した暗号資産貸付プラットフォームのパイオニアです。サービス開始から5年以上、最も古い仮想通貨レンディング プロバイダーの1つであり、幾度となく発生した仮想通貨の暴落・冬を乗り切ってきた実績があります。私はこのサービスの独自コインCLTをプレセールで購入したこともあり、長くサービスを利用しています。

セキュリティ

セキュリティ対策も万全で、以下のようなライセンスや保険に加盟。2億5,000 万ドルの保険でクライアントの資産を守っています。
・European Finacial Licenses
・FinCEN MSB Registration
・デジタル資産保険カストディアン BitGo
・デジタル資産管理プロバイダー Fireblocks

サービス内容

提供されているサービスは非常にシンプルで、以下のの4つのサービスを展開しています。

coinloanの4つのサービス

❶預ける(Earn Interest)
❷借りる(Get a Loan)
❸交換する(Crypto Exchange)
❹保管する(My Wallet)

coinloan:レンディングサービス

暗号資産を預けた当日から解除するまで、遊休資産を元手に毎日金利を稼ぐことができます。
プラットフォームの使用料は不要。資金のロックアップあり(Flexible account)/なし(Fixed account)も自由に選択が可能。長期資金ロックアップでの運用なら、さらに高金利で運用(最大8.2%/年)ができます。

以下は、2023年3月20日現在のレンディングレート(の一部)です。その他レンディング貸出レートはこちらでご確認ください。

Coinloan レンディングサービスの年利

coinloan:その他のサービス

レンディング以外にも、借りる、交換する、保管する(ウォレット)の機能があります。日本のレンディング専業サービスは、ただ単に預けて引き出すしかできないところが多いですが、coinloanの場合は、通貨交換し、ウォレット内に保管することもできます。、

借りる(Get a Loan)

書類の提出や与信調査不要で、預け入れた暗号資産を担保に資産担保ローンが組めます。金利は4.5~4.95%で、借入限度は担保の70%まで。クリプトからフィアットへのローンはもちろん、クリプトからクリプトへのローンも可能。例えば、XRPを担保にBTCを借りることもできます。これらは完全自動なのでかかる時間は数分です。
最小金額は$100~、最小借入期間は30日です。

coinloan:借りる

交換する(Crypto Exchange)

入出金手数料不要で、競争力のあるベストレートでコインをスワップしたり、クレジットカード(Visa/MasterCard)でコインの購入が可能です。

保管する(My Wallet)

他の暗号資産取引所やウォレットからの入出金用に用いる保管先として、利用できます。

プラットフォームトークンCLT(CoinLoan Token)について

coinloanには、プラットフォームトークンCLT(CoinLoan Token)があります。2017年9~10月のプレセール、2017年11月~2018年2月のICOセールで販売。合計305万ドルの資金調達が実施されました。

このトークンを一定量保有していると、ロックアップなしで資産が預けられるフレキシブルアカウントにおいて、金利がアップします。

ちなみに、私は、このCLTをプレセール時に購入しました。理由は、「金融系サービスとブロックチェーンは相性は良い」「将来、リアルな銀行業はブロックチェーン金融に置き換わっていく可能性がある」と考えたことが背景にありました。

しかし、残念ながら、他の仮想通貨同様、仮想通貨市場の暴落のあおりを受けて低迷しています。(プレセール時にイーサリアムとの交換で購入したので、そのまま持っていた方が圧倒的に良かったことになります。まあ、当時はまだイーサリアムも今ほど、価格が高くはなかったですが。)

coinloanの利用方法(口座開設~レンディング設定まで)

coinloanの利用方法(口座開設~レンディング設定まで)

coinoanで口座開設からレンディング開始までの流れを、図解します。
大きな流れは以下の通りです。

口座開設からレンディング開始までの流れ

❶coinloanの口座開設
❷2段階認証の有効化設定
❸本人確認書類などの提出
❹coinloanのwalletにXRPを送金
❺預入額を設定し、レンディング開始

順に説明します。

❶coinloanの口座開設

①coinloanのSigh Upページにアクセス。メールアドレス、パスワードを入力し、利用規約、プライバシーポリシー、AMLポリシーへの了承、及び、ニュースレター受取への承諾にチェックを入れて「Sign Up」ボタンをクリック

②登録アドレスに6桁の承認コードが届くので、コードを入力して「Actibate Account」をクリックしたら、口座登録が完了



❷2段階認証の有効化設定

※この作業は、coinloanに資金を送金する前に必ず実施してください
①画面右上の「My Account」をクリックし、プルダウンメニューから「Setting」を選択

②上部メニューから「Two-Factor Authentication(2FA:2段階認証)」をクリックし、「Enable 2FA」ボタンをクリック

③Google Authentificationアプリをインストールの上、Google AuthentificationアプリでQRコードを読み取り、coinloanを追加。6桁コードをピンク枠に入力の上、「Enable 2FA」ボタンをクリックで、設定完了。
※QRコード、および、Backup/Secret keyは万一の時のために大事に保管ください。

❸本人確認書類などの提出(KYC)

①画面右上の「My Account」をクリックし、プルダウンメニューから「Verification」を選択

②表示されるメッセージのチェックボックス2箇所にチェックを入れて「Next」をクリック

③住所情報を入力し「Next」をクリック

④本人確認の書類を「パスポート」「免許証」「政府発行のIDカード」などから選択し書類をUP(下図は、「パスポート」を選択した図)

⑤図の●枠の中に顔が収まるようにしたうえで「I’m Ready」ボタンをクリック。カメラを見ながらぐるりと頭を回転させる。全部の角度でカメラの確認が取れると次に進める。

⑥最後に住所など入力情報の確認画面が出るので、問題なければ「Next」をクリック。砂時計マークが表示され内容の確認が始まります。確認作業は数分で完了。承認が取れれば「VERIFICATION COMPLETE」と表示され、KYCが完了します。。

これで、口座の開設と初期設定は完了です。
大変そうに見えますが、さほど大変ではありません。
いくつか暗号資産取引所に口座開設をしたことがある方なら、おなじみの設定です。
chami
chami

❹coinloanのwalletにXRPを送金

coinloanにあずかる暗号資産をウォレットや国内/国外取引所から、coinloanの「My Wallet」に送金します。

①左メニューから「My Wallet」をクリックし、送金したい通貨の「deposit」をクリック(下図ではXRPを選択)

②下図のようなcoinloanのXRPのの受け入れ先(送金先)が表示されるので、「Deposit Address」と「Destination Tag」をコピーして、送金元の送金メニューに入力し、送信を行う

※coincheckからの送金の場合は、こちらのcoincheck「コインを送金する方法」にてご確認ください。

③着金すると、My Walletに送金枚数が反映される。

❺預入額を設定し、レンディング開始

①左メニューから「interest Account」をクリックし、預入(レンディング)したい通貨の「deposit」をクリック(下図ではXRPを選択)

②預入数量を入力し、「Continue」をクリック(Main Wallet Balance記載の数字が最大預入可能数量)

③以下の表示がされれば、貸出完了。

以上で、預入通貨リップルXRPの預入の設定は完了です。
私は、預入から2時間ほどで、利息発生時間である日本時間23:00を迎えましたが、そのタイミングで金利が画面上に表示されました。金利がつくのは嬉しいですね。

最後に

今回はリップルXRPを比較的高金利でレンディングできるプラットフォームとして、coinloanを紹介しました。
coinloanは暗号資産の中では、長めの運用実績がありますが、万一ということも考え、資産は分散して預け入れるなど、万一に対処の上、預入を行ってください。

【参考】国内取引所レンディング一覧

ほとんどの仮想通貨取引所において、募集枠満枠でレンディングの新規申込を停止しています。
金利もcoinloanを超えるものはありません。
海外取引所においても、リップルの金利は総じて低めです。

取引所とサービス名利率中途解約
Coincheck
貸仮想通貨サービス
1%(14日)、2%(30日)3%(90日)、4%(180日)、5%(365日)不可
bitbank
仮想通貨を貸して増やす
3%(3ヵ月)、1%(1ヵ月)5%の中途解約手数料
GMOコイン
貸し仮想通貨
3%(3ヵ月)、1%(1ヵ月)償還時に受取予定の賃借用の10%
BITPOINT
貸して増やす
2%(30日)※金利は変動不可
BITMAX
暗号通貨貸出サービス
2%不可
SBI VCトレード
貸暗号資産(VCTRADE LENDING)
0.1%(84日)不可