ビル・ゲイツ(Microsoft)ラリー・ペイジ(Google)、
ジェフ・ベゾス(Amazon)マーク・ザッカーバーグ(Facebook)等、
今、ビジネスの頂点にプログラマーが上がりの人たちが多数君臨しています。
その理由は?
それは、プログラム的な思考には、ビジネスをスピードアップするための原則が詰まっているからです。
KISS原則 = 「とにかくシンプルにしろ」
DRY原則 = 「同じことは書くな」
YAGNI原則 =「必要になってからつくれ」
上記は、プログラム的思考の一部です。
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本書「最速の仕事術はプログラマーが知っている」は、上記のような、プログラム的思考によるスピード化についてわかりやすく説明する一冊。天才的プログラマーであり、経営者でもある著者がプログラムと仕事効率化について伝授します。
今回は、本書の要点を解説します。
怠けるために考える・用意する
そもそもプログラミングとは同じ作業を高速処理するためのツールです。小さなプログラミングが組み合わされ、複雑な処理もできるようになっています。
つまり、プログラマーは手抜きの天才です。
同じことを繰り返さないために、「ライブラリー」と呼ばれる小さなプログラムを多数用意し、それをコピペして利用します。
これを一般的な仕事に置き換えると、ライブラリ=自分だけのテンプレート集
自分の仕事を効率的に進めるために、仕事に上で典型的なことをすべて再利用可能な状態し、必要最低限を変更して使いまわせるようにすることが大事です。
世界を変える仕事は小さなハックの積み重ね
何度も繰り返すものほど省略したり、状況が変わることを想定して拡張性を持たせたり、或いは他の目的でつくられたものを別の目的に使いまわしたりするということを、プログラマーはいついかなるときも考えています。
これらの考えは、プログラミング以外のあらゆる仕事に適用可能は、汎用性の高い「原理そのもの」です。
プログラマー的思考を、他の一般的に仕事に当てはめ対応すれば、以下のように仕事が効率化できます。
デバッグ →問題解決は切り分けることから
プリフェッチ →事前準備で性能効率を上げる
データ保存・検索 →瞬時に見つけられるファイル名付け(ツリー構造とリスト構造)
書類トレイ →FIFO(First in First Out:先入れ先出し)で納期遅れ・判断遅れの防止
最後に
今回は、清水 亮さんの「最速の仕事術はプログラマーが知っている」を紹介しました。
私Chamiも学生、そして、社会人になって数年間はプログラムを書いていました。今は、全くプログラムとは縁遠い生活をしていますが、確かに、プログラミング的な思考はビジネス最適化に大いに役立つと大いに納得できます。
楽するために考えるという思考、非常に大切ですね。
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