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仮想通貨の価格下落が加速しています。5月12日、ビットコインはさらに値を下げ一時340万円まで下落…。アルトコインはさらに厳しい下落に見舞われています。

この全面安の展開は、FRB(米連邦準備制度)の金融引締めに端を発する米国株式の下落に加え、ステーブルコインUSTが崩壊が大きな追い打ちに。DeFi運用において、ステーブルコインとは思えない利回りが人気となっていましたが、まさにこれが震源地となっています。

今回はこの状況を確認しておきます。



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ステーブルコインUSTとDeFiが震源地

仮想通貨前面暴落の震源地となったのは、ステーブルコインのテラUSD(UST)急落です。

ステーブルコインUSTが大暴落

ステーブルコインのテラUSD(UST)は、アルゴリズムで米ドルとペッグ(連動)する仕組みの通貨です。安くなったら供給量を減らし(バーンして)、高くなったら供給量を増やすというような仕組みでペッグを維持する通貨で、ステーブルコインでは、USDT,USDCに次ぐ3位の時価総額をもつ地位まで上り詰めていました。DeFi市場を中心に広く利用されており、その勢いは、後発でありながら、同種のステーブルコインDAIをも抜き去る勢いでした。

しかし、このドルペッグがハッカーのしかけにあい、ペッグを維持できなくなり、市場の信頼を失ったことから大暴落。

1ドルを維持しなければならないところが、現在、$0.6541に…

ステーブルコインとは

ドルにペッグするステーブルコインといっても、「法定通貨担保型」「暗号資産担保型」「無担保型」といった3種類があります。
詳細は以下の記事で解説しています。

USTの発行元テラ(LUNA)も大崩壊

USTを発行するプラットフォームのテラ(LUNA)はその仕組み的に、USTの価値が下がると一緒に下落する通貨です。結果、LUNAも大崩壊しました。

今年4/4時点で$116をつけた通貨が現在$0.341。無価値化したといえるようなレベルまで下落しています。

LUNAは仮想通貨時価総額でトップ10に入る人気コインだったこともあり、仮想通貨市場全体への波及効果も極めて厳しいものに…

この崩壊が起こる最中、LUNAの崩壊を防ぐために、担保として用意していたビットコインも売られ、それは、仮想通貨全体の暴落へとつながっていきました。

IRONとTITANを彷彿

今回のUSTとLUNAは、2022年6月17日に大暴落し、被害者が続出したIRONFinanceのステーブルコインIRONとガバナンストークンTITANを彷彿とさせます。
IRONは75%をUSDCで担保、残りをガTITANで賄うという仕組みの元、驚くほどのAPYで儲けられるという超絶高利回り運用でしたが、突如、TITANがわずか1日で65ドルからほぼ0ドルまでで値下りして崩壊しました。

TITANはLUNAのような時価総額のある通貨ではありませんでしたが、それでも、この暴落の影響は他の仮想通貨にも多少の影響を及ぼしました。

あまりに勢いのありすぎる通貨は、必ずと言っていいほど、このような惨事で終わっているように思います…

個人的にはこの一件を見て以来、勢いのありすぎる通貨には投資をしないことに決めました。

DeFiで連鎖暴落

さらに、仮想通貨全体の暴落に拍車をかけているのがDeFi運用による負の連鎖です。
USTの崩壊はDeFi(分散型金融)USTを担保に他の通貨の運用を行っていた場合、USTの担保価値がなくなれば、強制売却が働き、連鎖的に他の通貨も下がるという負のスパイラルに…
仮想通貨市場全体の下落につながっています。

以下は、5月12日の24時間騰落率マップ

以下は、年初来の騰落率マップです。

ビットコインが33%の下落、イーサリアムが36%の下落。

BTCのチャートを確認

BTCドル建て:日足チャート

上記はビットコインのドル建てでの日足チャート。安値を更新中。重要なチャートポインも割り込み下落をしています。最高値が訳$68,000に対して、現在$26,7000でピークの4割を割り込む下落を見せています。

短期間にこれまでの底値として意識されていた$30,000(オーバーシュート下落で$29,000)を回復できないと、相当に厳しい展開となりそう。次のチャートポイントが$20,000まで見当たりません。

今回も、ビットコイン4年サイクルはまたしてもあたりだったということでしょうか…となると、しばらく冬の時代が続きます。

BTC円建て:日足・週足チャート

円安が進行したため、ドル建てよりも若干マシな円建てのビットコイン。
直近、意識されていた底値水準400万円(からのオーバーシュートで376万円)では止まらず、現在350万円まで下落中。次のチャートポイントは320万円付近。それがだめなら、320万円、300万円が意識されそうです。

円建てについては週足チャート(上記)も見ておきます。

そういえば、コロナが始まったとき、44万円だったんですよね。
本当に、相場は予測はできないし、常に想定外だと実感します…

今回の底値(次の買い場)はどこなのか?冷静に静観(生還!?)するしかなさそうです。

最後に

今回は、ステーブルコインUST・LUNAとDeFiが震源地とする仮想通貨市場の崩壊をチャートで確認しました。
果たして、UST、LUNAの崩壊に伴う連鎖下落。どこまで続くのでしょうか…

早期に市場が回復することを願うばかりです。