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投資の世界では、勝つ方法を見つけようと投資情報を血眼になって探す人がたくさんいます。いわゆる「聖杯探し」です。

しかし、どんなに投資本を読み、知識を増やそうと、投資で勝つことはできない。

それはダイエットと同じ。「食べなければ痩せる」ことは誰もが分かっていることですが、実際に痩せることの出来る人は僅かです。つまり、人間は分かっていても、出来ないのです。

食べたい欲求同様、マーケットにはさまざまな誘惑があり、多くの人はこの罠にはまります。この(投資したいという)欲求に対して、どのように対処するか?

大事のは、人の煩悩の制覇。投資以外の知識、特に、心理学と脳科学を投資と融合させ、「知識が行動レベルになるように落とし込む」ことです。

今回紹介の投資3.0」は、得た知識を自分の知恵に昇華し、投資で勝つ様々なヒントを与えてくれる一冊。

売りか買いかの50%なのに、「なぜ9割の人が負けるのか?」

その理由は簡単に言えば「プロスペクト理論」で説明できますが、それを腹落ちするまでの深い理解をしないで投資を続けていたら、あなたも高確率で9割の負け組に入ってしまいます。本書では、知識を知恵に昇格させるためにに、心理学・脳科学からのアプローチで、勝てる投資家になるために必要なことを教えてくれます。

今回は「投資3.0」より、勝つ投資家になるために大切なことをまとめます。


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相場は煩悩との闘い

そもそも、人間は、脳の構造的に相場で勝てないようにできています。

「損小利大」の重要性は、少し勉強をしたことがある投資家なら誰もが分かっていることですが、多くの人は、「実行」にうつせるほどには体得はできてません。

「損」を極端に嫌い、「利益」を甘いお菓子のように好む人の「煩悩」を、いかにコントロールするかが、投資の成功・失敗を分けますが、以下に示す例の通り、多くは体得できていません。

投資ルールはいずこに…

人間は、周りの意見や情報などによって、行動や判断の影響を受けてしまいます。これは、投資においても言えることです。

よく知らない企業の株を、みんなが買っているから買ってみた、或いは、よくわからないけど、凄く上昇しているからという理由で買ってしまった経験はありませんか?

皆が買っているから、自分も買わなきゃ損する…。傍観したまま、さらに上昇してしまったら後悔してしまう…。その焦りから、深く考えずに、安心感を求め、投資をしてしまう。人は「みんなやっているから」に極めて弱いのです(バンドワゴン効果)

相場が上がっていくと、それに乗り遅れまいと、飛びつき買いをしたくなってしまいますが、そんな時は大抵天井。パーティーがどこまで進行しているか、客観的に理解することなく売買をしても、市場にも飲み込まれます。

投資の原則、理解できてる?

マーケットの値動きの90%はランダムな要素で構成されていますが、ほとんど人はそれを認識できていません。ランダムだと腹落ちしていないので、すぐに、今後の値動きを予測します。

「新しい情報というのはすぐに価格に織り込まれてしまうという「効率的市場仮説」に基づくなら、次の値動きは、市場が予想していない全く新しい情報によって発生するので、既知のものを使って分析しても、今後の値動きは充てられません。

「基本的に相場の値動きは分からない」という前提条件を自分の中に腑に落とすことが大事。

何十年にも渡って相場で稼ぎ続けている人は、ランダムな相場から、完全にはランダムでないわずかな部分に可能性(=確率的優位性)を見つけ、その部分をついてトレードすることによって利益に出しているのです。

自己解決型でなければ投資はうまくいかない

自己解決型でなければ投資はうまくいかない

問題が発生したときに、その原因をどのような部分に求めるかは人によって異なります。自分自身に向けるのが「自己解決型」、他人に向けるのが「他者依存型」です。

この点において、投資では「自己解決型」でなければ成功しません。

何でも起こり得る投資の世界において、何が起きても、原因を全て自分に置き換え、ポジティブかつ、能動的に問題解決を図っていくことが求められます。

投資には「売買しない」という選択肢が常に存在します。しかし、それにも関わらず、自分で意思決定したということは、責任はすべて自分自身にあると考えなくてはなりません。

大事なのは、起きてしまった失敗ではなく、次回の行動に活かすこと。

基本的に人間は欲求に充足してしまう生き物なので、自分が行動してしまった原因と対策をしっかり考え、一つ一つ潰しておかないと、また衝動的に同じことを繰り返してしまいます。また、それをしないことのメリットをきちんと理解することが、悪習慣を排除するにも重要です。

【重要なのでまとめ】相場で負けるのは、全て自分に原因がある

他人の手法を使って負けたとしても、その手法を使うことを選択したのは自分、シグナル配信で負けたとしても、それを使うことを決めたのは自分というように「自己解決型」で物事を考え、能動的に自分を変化させていくことが、投資において重要です。このように考えられるようになれば、投資力は飛躍的に向上します。

変えられることと変えられないこと

人は、「こうあるべき」とはわかってても、今までの考え方や習慣(慣性の法則)によって拒まれ、簡単には変われません。そもそも、脳の構造が変化を拒むようにできています。本人がいかに変わりたいと思っても真逆の行動をとってしまうこともしばしば。いわんや、他人を変えようとするならさらにパワーがかかります。

だからこそ、他人を変えるより自分自身がが変わる方にエネルギーを向ける方が効率的と言えますが、これは、市場の値動きに対しても言えることです。

マーケットの値動きに合わせて自分が変わる。

相場の値動きに逆らうのではなく、どんな値動きをしたとしてもそのマーケットの値動きを受け入れ、それに素直についていく。

相場を敵対するのではなく、相場と仲良くなる。仲良くとはいっても、マーケットは決してこちらに合わせてくれることはないので、受け入れる。マーケットの変化に対し、考えを変えられなければ、駆逐されるのみです。

相手を打ち負かすのではなく、変えられることと変えられないことをきちんと見極め、変えられることに集中してエネルギーを注いでいく。人間関係でも投資でも大切な考えです。

利益拡大に必須な自制心。どうすれば高められるか

利益拡大に必須な自制心。どうすれば高められるか

マシュマロ実験は、将来の利益に対しどれだけ我慢できるかを実験した自制心の実験です。マシュマロテストで、少しの時間もマシュマロを食べることを我慢できない子供、つまり「気持ちを自制できない子」は、大人になっても成功者になる確率が低いことが実験から証明されています。

投資においても、「損小利大」の言葉に表されるように、目先の欲求を遅らせ将来利益の拡大のために、如何に感情や行動がコントロールできるかが、投資の勝ち組/負け組を分けます。

では、どうしたら、自制心をコントロールする確率を高められるのでしょうか?

マシュマロ実験で分かったことは、マシュマロの匂いを嗅いだり、触ったりする子供は最終的にマシュマロを食べてしまう確率が高いこと、一方で、最後まで我慢出来た子供はマシュマロからできるだけ離れ、マシュマロを視界から消していたという事実です。

投資家も、四六時中チャートを見ていると、自分の欲求を我慢できず、衝動的なトレードをする確率が高まります。だからこそ、チャートを見続けなくていいように、「指値注文」を出して売買するなど、チャートから離れる対策が必要です。

投資と自制心

投資の世界では「自制心」は非常に重要なファクターであり、いかに自己の欲求を充足させるかが勝敗を分けるといっても過言ではありません。自己コントロール力をしっかりと身に着け、相場に翻弄されないようにしましょう。

投資ルールはシンプルに

投資ルールはシンプルに

トレードはいつ何時売買しようと、誰にもとがめられることはありません。基本的に自由です。だからこそ、何かしらのルールを決めないと、本質も軸もなくなり、再現性のあるトレードもできません。

投資におけるルールとは予め決まっている社会的なルールとは違い、自分でルールを決め、それを自分で守っていくという、意志力を使う精神的に非常に苦しい作業です。私たちは、他者に決められたルールに従うことに慣れすぎているため、自分で作ったルールを自分で守るということは、容易ではありません。

だからこそ、

・ルールを守ることでのメリットをきちんと理解する。
・それを分かった上でルールに従う。
・それを守らなかった時のデメリット、どんな損害が出るのかもきちんと把握する 等

ルールを守った場合にうける恩恵、メリットをきちんと認識しておくことが大事です。

最も危険な売買の一つに「ナンピン」がありますが、このデメリットを今一度、自身で考え、守るメリットを再認識しましょう。

行動できないなら、知識がないのと同じ

人は想定できないことが起きた時に、メンタルを乱します。投資はときに1分1秒の判断が命取りになることがありますが、そういった判断力が著しく低下したときにこそ発揮するのがルールです。

万一の時に、判断に迷いが生じていては、損切りが遅れて資産を失います。だから、 迷ったときにどうするかではなく、迷わない判断の基準を作る。これがルール作りであり、「一度作ったルールは必ず守る」ことで資産が守れます。

確率的優位性のある取引をする

確率的優位性のある取引をする

確率を意識する

投資で利益を得るには、検証は必須です。マーケットの先行きを予測するのではなく、検証をもとにした「確率的優位性があるトレード」を行うことが大事です。
トレードの結果を全て確率で捕らえることが大事です。

利益は取れるときに、できるだけ伸ばす

「損切り」よりも難しいのは「利益を伸ばすこと」です。

その理由は、損切りはエントリー時に機械的に決めることも出来ますし、ある程度、投資の仕組みを知り、心理面の勉強をすれば損切りに対しての抵抗力はなくなるので、真に難しいものではなくなります。

しかし、「利益確定」は違います。利食い目標、タイミング、分割決済など、利益確定は一筋縄ではいきません。理由は、「利益確定には正解がない」からです。

小さな利益を積み重ねて資産を築いた人はいません。レンジ相場で富を築いた人はいないことからも明らかです。

相場は基本的にはランダムです。しかし、買いが買いを呼び、相場が上昇し続けるとき=「トレンドを形成している時」は、完全にはランダムではない相場であり、確率的優位性のある相場です。このランダムではない相場にいかに乗るかということが、相場で資産を築くためには極めて大事です。

投資は「DoではなくBE」

投資は、「やり方」ではなく「在り方」も非常です。

「やり方」とは、例えば、手法やテクニック。しかし、相場は、常に変化しており、同じ手法がずっと機能するということはありません。「聖杯」はないのです。

だからこそ、「在り方」、つまり、「自分が投資家としてどうありたいか、どうあり続けたいのかを一度自分自身で考えてみる」ことは非常に大事です。投資の利益は、健全なトレードをしたものだけが得られる副産物なのですから。

最後に

今回は、投資家メンタリストSaiさんの「投資3.0」を紹介しました。

株式・FX・仮想通貨など投資をするなら、大事なことがたくさん書かれています。是非、ご自身でご一読を。