【書評】心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方(心屋 仁之助 著)(★3)
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が見つからない。頑張っても、夢は叶わない。

そんな思いを持つ人が多い現代社会。若者から中高年に至るまで、頑張らなくては将来じり貧になると思い努力しながらも、頑張っても報われない苦しさ・虚しさを抱えて生きているように見えます。

そんな人たちに、「もっと楽になったら?」と、頑張らない夢の叶え方を指南してくれるのが、超人気・心理カウンセラー 心屋仁之助さん。

「頑張らなくても、夢は叶う?」という相反するような考え方をやさしく教えてくれる著書「心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方」の要点をまとめて紹介します。

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本書の結論:夢は叶えて「もらうもの」。他力のススメ

夢は叶えるものではなく、叶えて「もらう」もの。
「自分」ではなく「他力」の力が働いた時、夢は叶う。

簡単に言えば、上記が本書の結論です。

多くの人は、自分でやることが素晴らしい、自分でやらなければ意味がないと考え、自力・ 努力・戦略で頑張っています。人を頼るなんて、まして、丸投げするなんて絶対にダメだと思って生きています。でも実は、皮肉なことに、“ここ”に答えがあると心屋さんは言うのです。

頑張りすぎの盲点

「頑張っている人」ってどんな風に見えるでしょう。

確かに、成功して毎日楽しそうな人もいます。しかし、多くの自力で頑張って生きている「人は顔が怖い」のです。 周りにも自分にも厳しく、怠り不満を抱えたりしています。これが「真面目に頑張っている凡人の盲点」です。

それに対して、人に頼ってばかりの人の中には、いつも笑顔で穏やかで、一見すると頼りなく馬鹿に見えたりするけど、いつも周りに助けられ、感謝して、感謝されながら生きている方、いませんか?

なぜ、夢を叶えたいか?

夢を叶えたい理由は、その最終ゴールには、「幸せ」と「安心」があります。

突然、お味噌汁の話をしますが、お味噌汁をおいしくするのは「お出汁」ですよね。でも、多くの人は「具材」に目が行きがち。わかめのお味噌汁じゃつまんないと思ってしまうのです。

人生で言えば「具材」に当たるのが、結果・実績・評価。これらの「具材」によって、皆に認めてもらって「安心」しようとするのです。つまり、もっとも大事なのは「成果・実績・評価」でなく「安心感」。そもそも、人生も安心感のないところには、楽しい夢も育ちようがないのです。

自分を認めている?

さて、ここで、「自分はなかなか認められない」と思っている方。そもそも、自分が自分を認めていますか?

まずは人に認めさせようとする前に、自分を認めることが先。「私は夢が叶うような人間だ」と思っていれば、夢は勝手にかなって行くのです。

そもそも人は、何の役にも立たなくても、人に迷惑をかけてばかりでも、あなたという存在には大きな価値があるのです。

我慢はやめよう

心屋さんは、「努力をやめよう」「我慢をやめよう」と言います。

「夢なんて描けない」と言っているあなた、本当は好きではないのに、その本心にすら気付かないまま、し続けていることはありませんか?
自分の好き嫌いをはっきりさせることで、初めて「楽しい夢」が生まれ、そして勝手に叶って行くのです。好きなことに一生懸命になっていると、人は、つい巻き込まれてきます。世の中ってあなたが思っているよりずっと優しくできているのです。

この時のNGワードは、「~しちゃった」

「~しちゃった」は、言ってみれば「後悔」や「罪悪感」を含む言葉です。「そうしよう」、自分自身がよかれと思ったからやった。それでいいのです。

他力を信じよう

心屋さん曰く、がんばるのを止めると「安心感」と「他力」が入ってくるのだとか。

どんどん人に頼って、お願いして、甘えて、迷惑をかける。すると、周囲が力を貸してくれるようになっていきます。あなたの苦手なことを、みんなが喜んで行ってくれます。これが、「他力で夢が叶っていく」という楽しい循環の始まりです。

そもそも世界はよくできていて、自分の「苦手」は誰かの「得意」。他人の好きなこと、得意なこと、やりたいことは、自分が思っているより、はるかにうまくできている。

努力したから今がある。では努力しなかったらどうなっていた?

努力している、頑張っている人は、怖い表情を浮かべて何でも自分一人で成し遂げようとします。そのために、人のありがたみを実感する機会も少な目だし、あまり心底感謝することもありません。

でも、これって幸せ。人は一人では生きていけません。感謝し頼ればいいのです。「がんばる」以外の選択肢はダメだと思う必要はないのです。

最後に

今回は、心理カウンセラー心屋 仁之助さんの「心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方」を紹介しました。

我々ば、日々、頑張ることを求められます。本屋には「賢者のための成功本」で溢れかえっています。しかし、多くの凡人、賢者になり切れない人にとって、それらの教えを貫くのは「生き辛い教え」であるのが事実です。

では、凡人はどうしたらもっと楽しく楽に生きられるのか?本書は、苦悩し続ける凡人がもっと楽に生きられるよと教える「凡人のためのしたたかな生き方戦略」を教えてくれているのかもしれません。

釈迦の切り開いた仏教も「上座部仏教」「大乗仏教」に分かれ、主に日本には「大乗仏教」が伝来しました。
出家して厳しい修行を積んだ僧侶だけが「悟り」を開いて救われるという、エリートのための教え「上座部仏教」
一方で、凡人でも念仏を唱えれば救われ天国に行けるという、庶民・凡人のための教え「大乗仏教」

どちらの仏教の教えが、上、下ということはありません。心屋さんの夢の叶え方は、まさに「大乗仏教」的な「凡人のための夢の叶え方指南書だなぁ」と、Chamiは思うのです。

「頑張らないのは悪」と考える必要はないと思わされた一冊でした。

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