Binance(バイナンス)は、世界で最も人気のある仮想通貨取引所です。
日本では使われていない仮想通貨が豊富に取り扱われているだけでなく、日本国内サービスのみ利用していると気が付かない世界の最新の仮想通貨関連サービスの状況などを知ることができるという観点からも非常に有益です。
私個人は2017年の仮想通貨バブル前よりサービスを利用しています。その間、新規口座開設が制限されたこともありましたが、現在は口座開設が可能です。仮想通貨の最前線ではどのようなサービスが行われているかを確認するという観点からも有意義な取引所です。登録は非常に簡単です。
本記事では、Binanceの魅力・メリット、口座開設方法について解説します。
目次
世界に認められた取引所BINANCE(バイナンス)の魅力
Binance(バイナンス)は2017年7月に開設された取引所です。取引所オープン初期から人気で、取引量も世界No.1です。
BINANCE(バイナンス)が人気の理由
バイナンスが人気の理由はたくさんありますが、簡単にまとめると次のようになります。
- 世界トップクラスの人気の取引所
- 取扱い通貨が豊富。新規通貨への市場上場も早い
- 取引手数料は基本0.1%と格安 ※アカウントレベルにより変化
- トレード画面が初心者にもわかりやすい
- 独自通貨バイナンスコイン(BNB)も人気
- 様々な仮想通貨サービスに対応
単に仮想通貨の売買以外だけでなく、様々なサービスで利益を狙うことができる
・先物
・Binance Launchpad ※IEO:新規上場銘柄の格安トークンセール
・Binance Saving ※レンディング(貸仮想通貨)サービス
・Binance Staking
・BNB Vault ※BNBの自動運用
・Liquid Swap ※流動性提供からリターンを得る
・先物トークン(テスラ など) 新サービス - ハードフォークへの対応が早い
- 日本語にも対応
上記から、いくつかメリットをピックアップして紹介します。
手数料は基本0.1%と格安
銘柄に限らず取引手数料は原則0.10%。国内取引所と比べて圧倒的な安さです。これだけでも、国内仮想通貨取引所での売買を減らし、Binanceを利用するメリットがあります。
各ユーザにはVIP0からVIP9までのアカウントレベルが設けられており、アカウントレベルに応じて手数料が安くなります。アカウントレベルは30日間の取引量とBNBの保有量により変化し、アカウントレベルが高くなると取引手数料が安くなる仕組みが採用されています。
取引画面が直観的に使えてわかりやすい
以下はPC版の画面ですが、直感的に使える画面となっています。日本語表示されているので、すぐに理解が可能です。
人気のトレーディングツールTradingViewでの描画も可能で、各種テクニカル分析も簡単です。
取扱銘柄が豊富
日本の仮想通貨取引所の取扱い銘柄は20弱です。CoincheckのXEM流出以降、新規取扱い通貨の上場基準も厳しく、たとえ有望な通貨であったとしても売買することができません。
しかし、バイナンスの取扱い通貨は300以上。新規通貨がタイムリーに上場するので収益を狙うチャンスがたくさんあります。
また、取り扱う価値が低いと判断された通貨は取扱い廃止となりスクリーニングも実施されています。なんでも取り扱っているわけではないという点も安心材料です。
取引所独自トークン:BNB(バイナンストークン)
バイナンスの人気を最も示すものの一つと言えるのが、バイナンス取引所独自のトークン「BNB(バイナンストークン)」です。
上記は上場来のバイナンストークンのドル建てチャート「バイナンストークンBNB/USDT」に週足チャートです。
BNBは、2018年の仮想通貨バブル崩壊時でも、他の通貨に比べて暴落が少なかった驚異の通貨の一つですが、2020年12月に当時最高値であった40ドルをブレーク後、非常に強く、2021年2月には一時150ドルをつけました。
その後、一旦利益確定に押されていますが、現在の仮想通貨市場の盛り上がるなかで、有望な通貨であることは間違いありません。
完全放置をしていたら、値上がって嬉しい。
保有量がさほど多くないのが悔やまれます…
BINANCE(バイナンス)のアカウント登録・口座開設
BINANCE(バイナンス)のアカウント登録は簡単です。
日本語対応してるため、表示の通り対応していけば、アカウント登録だけなら1分で登録完了です。その後、セキュリティ、入金などを済ませることで取引が行えます。2BTCまでなら本人確認なしでも取引ができるので、今すぐ取引をしたいなどのニーズも満たせます(ただし、一部制限もあるので、時間を見つて本人確認手続きをすること行いましょう)。
PCでもモバイルでも登録可能ですが、今回はPCでの登録画面で紹介します。
❶アカウント登録
❷セキュリティ設定
❸入金設定
❶アカウント登録手順
順を追って対応すれば、誰でも無料でアカウント登録できます。
- Binance(バイナンス)の登録ページにアクセスし、「メール」「パスワード」「チェックボタンにチェック」をして、「アカウント登録」ボタンを押します。
- スライダーを右にスライドさせ、ジグソーパズルを埋めるようにパズルを埋め込みます。
- 登録したメールアドレスに6桁の確認コードが送られてくるので、この番号をアカウント確認画面に入力します。
- 以下の表示さがされれば、アカウント登録は完了です。
❷セキュリティ設定(Googleの2段階承認)
アカウント登録が済んだら、本口座を扱う最低限の設定として、入金前にセキュリティ設定を行いましょう。
以下の画面が表示されるので、最低限、2段階承認の設定を行いましょう。バイナンスの場合、「Google認証」と「SNS認証」が設定できますが、仮想通貨取引所で一般的な「Google認証」の方がおすすめです。
- 画面上部のメニューから「ユーザマーク」>「セキュリティ」をクリック
- 2段階承認方法の中から「Google認証」を選択します。
- 初めてGoogle認証を行う方は、アプリをインストールします。既にダウンロード済みの人は「次へ」に進んでください。
- QRコードを読み取ります。
Google Authenticatorアプリを立ち上げ、表示されているQRコードを読み取ります。アプリ内にBINANCEが追加され、ワンタイムパスワードが表示されたら「次へ」に進みます。
- 上記図にも表示されている16桁のキー(コード)が再表示されます。この数字を忘れないようにメモします。このキーはスマートフォンが利用できなくなった場合の認証時に必要になるので、必ず控えてきましょう。
メモが完了したら「次」に進みます。 - 認証コードを入力します。
メール承認コード、2段階承認コードを入力し、最後に「提出」をクリックすれば、セキュリティ設定は完了です。
仮想通貨取引所口座の不正ログイン対策に必須の二段階認証についての注意は以下をご確認ください。
❸入金設定
ここまで出来たら、入金設定です。残念ながらバイナンスには日本円の入金ができません。
よって、BTCなどの通貨を取引所間送金することによって入金を行います。※クレジットカードでの通貨購入は可能
BTC他の通貨を送金する場合は、送金手数料のない国内取引所を利用しましょう。おすすめは、GMOコインです。
GMOコインならBTCは板取引ができ、また、送金手数料もかかりません。海外取引所口座への送金専用としてだけでも、口座を用意しておく価値があります。口座開設にかかる時間も少ないです。(私はもっぱら、送金用の買付口座として利用しています。)
以下では、GMOコインを使って、BinanceにBTCを送金する手順を紹介します。
- バイナンス上部メニューから「ウォレット」>「フィアットと現物」をクリックします。
- ビットコインをバイナンスへ送金したい場合は検索窓に「BTC」と入力し、見つかったら「入金」をクリックします。
- 画面にバイナンスの送金先が表示されるので、QRコードで読み取る、或いは、コードをコピーします。
- 送金元となる口座にて送金画面を開きます。
GMOコインから送金する場合は、GMO「入出金」>「暗号通貨」>「送金したい通貨(下図の場合はBTC)」と進みます。 - 画面上部のメニューの「送金」をクリックすると、以下の画面が表示されます。
まずは、Binanceで確認した入金用のアドレスを「新しい宛先を追加する」で登録。その後、画面に追加された宛先をクリックで選択します。
次に、送金数量を入力したら、2段階認証コードを受け取り、入力します。
最後に、「確認画面」に進み、追加の2段階認証コードを入力し、送金を済ませてください。 - 送金には少し時間がかかりますが、BinanceでDEPOSITが確認出来たら、入金は完了です。
これで、送信したBTCを元手にBNBをはじめとする他の通貨・トークンを購入したり、ステーキングなどの運用ができるようになります。 - 作業としては以上で終了です。
送金には少し時間がかかります。この間、ちょっと、ドキドキします…
着金するとBinanceからメールで着金連絡が届きます。
以上で、これで、BTCを利用して、バイナンスで取扱いのある通貨を取引したり、DeFi運用のためにBSCに送金することが可能になります。
お疲れさまでした。
最後に
仮想通貨は、様々な金融サービスの中でも最もスピードが速い金融サービスです。リスクも相対的に高い反面、高いリターンを得るチャンスがゴロゴロしていることも事実です
投資には十分な見極めが必要ではありますが、残念ながら日本の仮想通貨取引所は完全に世界の仮想通貨取引所に後れを取っており、チャンスを獲得すらできません。
リスクを承知の上、様々な通貨や新しいサービスにチャレンジしてみたい方は、税、バイナンスを有効に活用してください。仮想通貨市場の面白さも、国内取引所い以上に感じられるはずです。
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