【書評】自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す(川上徹也 著)(★4)
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今のまま、仕事を続けていて将来は大丈夫だろうか?
10年後、社会から必要とされる人材でいられるだろうか?

私を含め、多くの凡人は、そんな不安を感じたことがあると思います。

そんな自分の将来のキャリアについて不安が少しでもあったりするならば、ぜひ読んで欲しいのが、今回紹介する著書「自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す」

今、ゆるぎない地位や評価を確立している人物であっても、最初に世の中に出た時は、一点突破で「その他大勢」から抜け出す瞬間があった。そのとき必要だったのが、「自分マーケティング」
本書では、有名無名を問わず多くの方がその他大勢から一転突破した「自分マーケティング」術を紹介しています。

まずは一点突破。自分がやりたいことはその後

自分マーケティングは成功法と言うより奇襲。弱者のための泥臭い戦略です。

一点突破で旗を挙げ、その瞬間で周囲から認知してもらう。
自分が本当にやりたい事は、そこから広げていけばいい。
そして自分の商品価値をさらに高める行動に出る。

まずは、抜け出ることが大事なのです。

マーケティングとブランディングの違い

なんとなく違うとわかっていても、「マーケティング」と「ブランディング」の違いは、言葉で説明するのが難しいですよね。

マーケティング:自分のイメージを自分から相手に使える行動
ブランディング:相手に自分の商品に対して良いイメージを持ってもらうこと

一般的にブランディングにはかなりの時間がかかります。
世の中に知られていない人にとって、大事なのは、ブランディングよりもマーケティングです。どう見られるかよりもまず存在を知ってもらうことが重要なのです。

何でもできます/やります の示すものは?

「何でもできます、何でもやります」というのは、結局「私には何の強みもありません」と宣伝しているのと同じです。

若いうちは、便利で使い勝手が良いと存在という需要がありますが、40代も過ぎれば単に使いづらいだけ。これを超えるには、人とは違うことを示す自分マーケティングが必要です。

人がいないところを探す

人のいないところ(分野)に行けば必ずヒットする確率は高まります。故、人がいないところを探すことは大事です。

人のいない場所見つけたら、そこを深く掘る。そして、一点突破でアピールする。
アピールする場合も、はじめは、あえて狭く絞って訴求する。

理由は、広く浅くアピールは、どれだけ頑張っても相手の記憶に残らないためです。あえて狭く絞って訴求することで、関心を持ってもらえ、覚えてもらうようになります。

ここで、一度深く突き刺さるものを示せれば、そこから横に広げていくことが可能です。
そこでブレイクスルーすることができたら、そこから次の段階の自分マーケティングが始まるのです。

一点突破後、長く生き残る秘訣:XとYの法則

Xは自分軸、自分の戦力。Yは世の中のトレンド軸。時代による笑の流れや変化の軸です。

XとYがうまくぶつかると売れる確率が高まりますが、ブレークしても、一発屋では意味がありません。

1点突破した後に売る続ける秘訣は、少しずつ自分のXを修正して、Yに寄せていく作業を常に行うことが大事。時代に合わせて変わり続けなければ、支持を集め続けることはできないのです。

一点突破するための9つの戦術

自分マーケティングのイメージがわかっても、大半の人は、何から始めたらいいかわかりません。本書では、有名無名を問わず多くの人を取り上げ、どうブレークしたか紹介されていますが、その軸となるのが以下の戦略です。

一点突破するための9つの戦術
①業界の当たり前を言語化して発信する
②自分が興味あることにどっぷりはまる
③誰かの役に立つことを徹底的に提供する
④狭い分野でナンバーワンになる
⑤ノーハウを細くしてわかりやすく伝える
⑥とにかく自分が欲しいものを作る
⑦自分に求められているものを提供する
⑧わかりやすいキャラを押す構築する
⑨ 2つのジャンルを掛け合わせる

なぜ、上記が大事化は、本書で詳しく説明されています。

まとめ

本書では、多くの人が登場し、一点突破=ブレークスルーするためにとった戦術が紹介されています。

きっと、その中にはあなたにも役立つ戦術があるはずです。

本記事では、一点突破の戦術をメインにまとめましたが、あなたの価値を高める方法、自分を認知してもらうために大事なプロフィールなどについてもまとめられています。

AI時代に、AIに代替されないキャリアを形成するためにも、本書の考えは大きなヒントを与えてくれますよ。

自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す