今週、弱さの著しかった日経平均。7月8日 15:15時点の終値は、27940.42円(-177.6)引け。週を通じて大きく下落しました。
米ダウが弱かったことにプラスし、日本経済の今後の経済回復の遅れを見越して下落したことが要因ですが、7月8日の夜間取引では米国3指数が大きく上昇したことにより、大幅上昇。
私が株式の短期売買をしているCFDでは、日本225CFDの夜間明け7月10日6:15の終値が、711.00円高の28,429円(+0.98%)で引けました。7月のSQ日が7月9日であったこともあり、SQ日に向けて必要以上に売り込まれたところに、米国株が強かったことも加わり、一気に買い戻されたパターンと思われます。
また、米国株式市場は3指数ともプラス引けで、S&P500は史上最高値を更新する強さを見せていますが、世界の株式を左右する米長期金利にも、変化の兆しも見受けられるように思います。
今、現在の、株式市場に対する考えを、ポジションの状況(今週はかなり変化)をふまえてまとめます。
目次
ボラティリティの激しい日本株
上図は日経平均CFDの状況です。
SQ日に向けて急落し、200日移動平均線を割り込み急落後、そこから反発し、日本225CFD(日経平均CFD)では700円以上も反発し、一目均衡表の雲の下限まで上昇した後、一目均衡表の基準線付近でその日の取引を終えています。
200日移動平均線と、一目均衡表については、非常に強力な判断材料となるので、是非ともマスターをおススメします。
ボラティリティはチャンスかリスクか?
金曜日のCFD取引での安値-高値の値幅はなんと「1,100円」以上となっており、なんともボラティリティの大きい相場となっています。
このボラティリティをチャンスにできたか、それとも、大きな損失で終えてしまったかは、投資家にとって大きく分かれるところになってしまったと思いますが、私個人はリスク管理、及び、規律を守って取引するなら、ボラティリティはチャンスと考えています。
CFD取引環境があると、米国・欧州の株式市場の動向を見ながら大きな値幅を取るチャンスは確実に広がります。
私の日本225CFD取引の状況
なお、私は、日本225CFDの取引で、1日で30万円ぐらいのリターンを得ることができました。
但し、随分、NY市場開始前&一目均衡表の転換線を目安に売ってしまったので、随分早売りしたことになります(売値:28,373円、最高値:28,552円、差:209円)。確かに私の1日の1銘柄のリターンとしては大きなものでしたが、反省点も多いトレードです。
今後の日本株取引
なお、SQ急落後の日経平均は反発上昇するケースも多いようですが、金曜にあまりに大きく戻したので今後が予測ができません。「株価は正しい・賢い」を念頭に、様子を見つつ、取引をしたいと思います(今のところ、積極トレードする予定はなし)。
※後述しますが、代わりにFXで「ドル円」を買いました。
米長期金利に変化の兆し?
さて、現在の私の株式短期取引の主軸は米国株指数です。
米国株式指数は、ダウ、S&P500、ナスダックともに上昇となり、S&P500は史上最高値を更新する強さを見せています。
ここ最近は、長期金利=米国債10年物の金利が3月をピークとし、特に6月の後半以降、下げが加速してきたため、3指数の中でもナスダックが特に強い(ダウは弱い)動きを見せてきましたが、そろそろ、米国債10年物金利にも変化がみられるかもしれないなと思っています。
長期金利、200日移動平均線に接近
上図は、先週、ツイッターでもつぶやいていた米国国債10年物利回りの日足チャートです。
6月中旬より下げが加速してきた金利が、200日線に接近してきています。
7月9日の段階では、この200日移動平均線、及び、2020年3月の高値付近が意識され、金利が上昇。結果、これまで弱かった米国金融セクターが上昇した結果、3指数の強さが ダウ>S&P500>ナスダック と逆転しました。
まだ、この反転は、一過性のものか、今後の流れとなるかはわかりません。しかし、個人的には200日線が一つの反転目安となるのではないかと思っているので、この金利の動きに注視をしたいと思っています。
私の短期売買ポジション状況
さて、ここからの私の短期売買ポジションの状況です。
6月末ごろ+αからのアップデートとなります。今回はFXもポジションを変更しました。
株式(CFD):ポジション状況
7月11日現在、保有しているポジションは以下の通りです。ボラティリティを味方に、利益や含み益が増えたので、資産は前回ポジション報告時より増えています。
・金
・銀
・スターバックス
・テスラ
・AT&T ※数週間するも、一向にプラ転の兆しなし…
・ボーイング ※7/8日に購入 (金融株も同日指値買いするも約定せず…翌日上昇…)
上記でポジションが大きいのは「米ダウ指数」です。7月9日に米ダウが大きく上げてくれたことで、私にとっては大きな利益となっています。
日経平均指数(日本225CFD)は、上記で示した通り、結果的に1日の短期売買となりました。
アリババを保有していましたが、米中冷戦動向が不明で一旦損切りしました。30万円クラスの大きな損失となりました😢 損切りしたところが買い場となること多々なので、ここがが買い場なのかもしれません。しかし、一旦、冷静になり一旦仕切り直します。
金・銀は前回からの間に何回か売買し、再び買い戻しています。金は7月8日に大きく上昇したところで一旦利益確定。金の利益+αでアリババの大きな損失をカバーした感じとなりました…😩
FX:ポジション状況
上述した通り、SQ急落後の日経平均は夜間終値で700円以上の反発を見せました。あまりに、急反発したので、今後の予測ができません。
一方、ドル円は、まだ上昇余力がある思ったので、日本225CFDを手仕舞った後、久しぶりにドル円を購入しました。
その他、現在、以下のポジションを保有しています。
・ドル円(USD/JOY)
・ユーロドル(EUR/USD) ※含み損
・ポンド豪ドル(GBP/AUD)
・ユーロ豪ドル(EUR/AUD)※含み損
以下は、ドル円のチャートです。
最後に
今回は、先週の株式市場の動きを振り返りました。
ここでは触れていませんが、iDeCoやつみたてNISAなどの積立投資は淡々と続けています。
また、仮想通貨も淡々とポジションを保有し、レンディング・ステーキング・DeFiで増やす努力は努めています。
ただし、投資は「トレンド」が大事です。トレンドのないところで取引すると、少なくともトレードスキルのない私はメンタルも資金もやられます。
故、個人的には仮想通貨市場に最も長期的な期待をしているのですが、トレンドのないところで頑張っても、メンタルが疲弊するので、力を割かないようにしています。今は、最もトレンドが読みやすいと考える「米国株式市場」への注力を続けます。
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