下落が続くビットコイン、4年に1度の強気相場は終焉したのか?過去のサイクルと現状を比較

1BTC=700万円を達成し、市場を沸かせたのもつかの間、その後、ビットコインは軟調な状況が続いています。

一旦、580万円前後でとどまるかにも見えましたが、他の仮想通貨も巻き込みながらさらに下落。500万円という水準まで下落をしてきています。
なかなか反転できないビットコインに、ビットコインの価格は近く半分になるといった記事まで散見されるようになっています。

確かにさらに下落する可能性がないとは言えませんが、私は、過去2回(2012年、2017年)の半減期後の値動きと同様、上昇サイクルはまだ続いており、年内1000万円、さらにそれ以上になる可能性は十分にあると考え保有を続けています。

そこで、ビットコインが過去の2回の半減期後の動きと比較して、どのような状況にあるか、このタイミングで確認しておきます。

[スポンサーリンク]

ビットコインの価格推移

ビットコイン日足チャート

上記は、直近の半減期である2020年5月11日より前、コロナショック202102020年3月時からのビットコインの日足チャートです。

今回の最大下落率は28.4%。コロナショック後の上昇相場の中では大き目な下落となっており、前回安値をも割り込み下落したことから、弱気派が増えています。しかし、この規模の下落は、2021年になって初めてではありませんし、過去の仮想通貨バブル時にも20~30%の下落は何度も見られました。

むしろ、過去の方が時価総額が小さかった分、値動きも激しく、下落も激しかったと言えます。現在は、1BTCの価格が高くなったので、下落値幅は大きいですが、下落率は小さくなっていると言えます。

現在は、一目均衡表の雲の下限を割り込み下落するも、一旦、雲の中に戻ってきています。この辺で、上昇に転じてほしいところです。

ビットコインの理論価格「S2F」に見る現在のビットコイン

私は、ビットコインの価格は、有名な理論価格「S2Fモデル」に基づき、ビットコインは価格上昇。年内にピークを付けると考えています。
※以下の話は、このS2Fモデルがベースとなっていますので、ご存じない方は、以下の記事をまず確認ください。

現在のS2Fモデル

上記は、現在のS2Fモデルです。直近、細い水色線のモデル値を少しオーバーシュート気味に動いていましたが、今回の下落で理論値水準に戻ってきたことを示しています。今後は、過去2回の半減期後の動きと同様、細い水色線のモデル値を大きくオーバーシュートして上昇していくと考えます。

半減期からの経過日で確認

上記は、2012年、2017年、2020年の半減期からの経過日数を基準とするビットコインの上昇率を対数表示したグラフです。

逆三角マークはそれぞれ価格がピークをつけた経過日地点です。2012年時は半減期から372日目、2017年時は半減期から525日目でピークをつけています。

これを、2020年5月の半減期で同日数を当てはめると、それぞれ、2021年5月18日(372日目)、202年10月18日(525日目)に当たります。一般的には時価総額が大きくなると上昇には大きな資金が必要なので、素直に考えるなら、2017年時よりも日数がかかると考え、2021年年末ぐらいまでにピークを迎えてもおかしくないかなと考えています。

現在のビットコインの運用方針

私は従来より、次のような仮想通貨の運用方針を持っています。

仮想通貨の運用方針

  • 基本、長期投資(購入したらアホールド)
  • 主力コイン(ビットコイン、イーサリアム、バイナンスコイン、リップル)など、時価総額の大きな通貨をコツコツ買い増す・増やす
  • 中でも重視するのはビットコイン(資産の半分以上)
  • 爆発力期待で草コインも売買。ただし、投資額は限定的

ビットコイン等の主力コインは、海外レンディングやDeFiで分散運用を行っています。

なお、私は現在、ビットコインについては以下の運用で増やしてます。

【初心者向け】

Metamaskなどのウォレット不要で初心者でも簡単に始められる運用です。
coinloan
Binance 他 のレンディングやステーキングサービス

【中級者以上向け】

MetamaskやDeFiの知識が必須です。リスクも高いです。

Acoconut
Bunny

なお、2つの通貨を組み合わせて流動性を供給する「流動性スワップ」よりも、単体で運用できる「ステーキング」をメインで運用。爆発的なリターンというDeFiの魅力を十二分に獲得することはできませんが、新コインの獲得の最大化より、BTCを増やすことに重きを置いています。

ちなみに以下は、AcoconutのAPYですが、通常の利息と比べて驚くほどの高利で運用ができていることが分かります。


Accocount運用画面とAPY ※2021年4月26日時点(日々変化)
BTC+のAPY(左)  :AC 20.15% + cBTC+ 7.46% = 27.61%
acsBTCB+のAPY(右):AC 19.74% + cBTC+ 22.82% = 42.56%

ちなみにDeFiではこのような水準の金利はすごい高いAPY!とは言いません。サービススタート当初(新台)であれば、1万、数千%と言ったAPYが事実存在し、DeFi戦士たちは貪欲に情報収取に努め、新台を見つけては高利運用を行っています。ただし、ここでもハイリスクハイリターンの法則が成立するため、誰もが儲かる世界ではありません。厳しい世界です。

最後に:DeFiの投資を始めてみたい方へ

今回は、ビットコインを過去の半減期後相場と比較し、私が、まだビットコインは上昇トレンドにあること、年後半~年末に4年サイクルのピークをつけてもおかしくないことを確認しました。

DeFi投資/運用を始めてみたい方の初心者本を以下の記事で紹介しています。最新金融であるDeFiはまだまだ先駆者メリットがある世界。驚くような高い利率での運用も実在しています。ただし、勉強が必須な世界で挫折者も多いです。その辺の心得が必要となりますので、その点、承知の上、Try下さい。

第一目標は、手数料極小で始められるPancakeswapが使えるようになること。ここで運用ができるようになれば、後は応用が効きます。