低ボラティリティが続くビットコイン。価格予測に知っておきたい「BTC価格とボラティリティの関係」を歴史から学ぶ
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他の市場より値動きが激しいことで知られるビットコイン(仮想通貨)。

しかし、ここしばらくはほとんど値動きらしい値動きがない、低ボラティリティ状態が続いています。結果、直近では、30日間ボラティリティは、一つの節目ともいえる「1.0%」に接近してきています。

ビットコイン価格とボラティリティにはどのような関係があるのでしょうか?

今回は、ビットコイン相場を予測する上で重要な視点を与えてくれる「ビットコイン価格とボラティリティの関係」について解説します。

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BTC価格とボラティリティ

ビットコインのボラティリティの低下は、すなわち、「値動きの停滞」を意味します。

ビットコイン価格が停滞する要因

半減期に向けてビットコインは出来高をそれなりに伸ばしてきましたが、直近では、市場価格が動かない=値幅が狭い状況が続いています。値幅が狭くなり市場が停滞(時には死んだように見える)ときは何が起こっているのでしょうか。

値幅がない=ボラティリティが停滞しているとき、起こっていることは、仮想通貨に限らず、株式指数やFXの場合もほぼ同様のことが起こっています。

市場価格が動かない要因

①市場が明確な方向感を失っている
 ・売りと買いが拮抗している
 ・或いは、方向感が分からず投資を手控えている
 ・或いは、タイミングを待っている
②機関投資家が絡んで、価格を押さえ込んでいる(または支えている)
③資金が他の市場に向かっている

個人的には、現在のビットコインの状況は①②が複合的に絡んでいるのではないかと考えています。

ビットコインの価格は、2020年3月ブラックサーズデイで大暴落(後述)するも、それから2ヵ月後に控えていたビットコインの半減期を意識して150%以上の上昇。一時、1万ドルの大台に乗せましたが、その後、勢いは続かず、1万ドル以下に下落。その後、大幅な下落はしないものの、1万ドル手前での停滞が続いています。上昇するパワーがある訳でもなく、かといって、売り崩せる状況にもない。この状況下で、ボラティリティ指数も低下してきました。

ビットコイン価格とボラティリティの推移

以下は、ビットコイン価格とボラティリティの推移です。
上図は長期推移、下図は直近1年間の推移を示しています。

ビットコイン価格とボラティリティの推移(長期間)

ビットコイン価格とボラティリティの推移(長期間)

ビットコイン価格とボラティリティの推移(直近1年間)

ビットコイン価格とボラティリティの推移(直近1年間)

【参考】2020年3月12日発生の「ブラックサーズデイ」とは

ブラックサーズデイとは、米国時間3月12日にビットコインの平均価格はわずか20分の間に15%も下落した日です。

前日の3月11日、WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルス(COVID-19)の流行がパンデミック状態であることを正式に宣言。米国は、新型コロナウイルスの拡散を防止するため、ヨーロッパから米国への入国制限を含む追加の対策を講じました。

ビットコイン:2020年3月12日発生の「ブラックサーズデイ」とは

それまで、多くの人は、ビットコインはデジタルゴールド、つまり、「暗号通貨は株式市場とは逆の相関関係」であると考えていました。しかし、実際はそうならず、売却が殺到。新型コロナウイルスで世界経済がどうなるかわからないという不確実性を嫌気し、リスクの高い資産として暗号通貨は暴落となりました。

値が激しく動いたことで、ボラティリティが急騰することになりました。

考察

これらの2つの推移をみると、ビットコイン価格がピークまたはボトムを付けたときにボラティリティが最大化。特に2018年以前はビットコインが急騰する際にボラティリティの最大化が目立ちますが、暗号通貨バブル以降は、ビットコインの暴落時にボラティリティがピークが大きくなる印象です。

ボラティリティ低下が長期化すると起こること

低水準のボラティリティが長期化した後には、ビットコイン価格は大きな動きを見せる傾向があります。これは、ビットコインに限らず、価格が三角持ち合いなどで狭いレンジでの動きに終始すると、一気に動き出す傾向があることからも理解できるでしょう。

ボラティリティ低下が長期化した場合に起こりやすいこと

・動き出すときは一気に動く
・ただし、価格の方向性は不透明
・ボラティリティが低い期間が長いほど、値動きは大きくなる
・大きな値動きを見せる直前の数日間は値動きが非常に小さくなる傾向がある

なお、長期ボラティリティ推移で確認すると、過去の最低ボラティリティ水準は約0.9%。この水準に近付けば近づくほど、ビットコインが大きく動き出す可能性は高くなります。

この水準に到達せずとも、現状のボラティリティは2020年のボラティリティの最低水準近くにいます。

ビットコイン価格とマイニングハッシュレート

それでは、ビットコイン価格とマイニングハッシュレートの関係についても、考察してみましょう。

マイニングハッシュレートの推移(長期間)

マイニングハッシュレートの推移(長期間)

マイニングハッシュレートの推移(直近1年間)

マイニングハッシュレートの推移(直近1年間)

考察

5月11日に半減期を迎えたビットコイン。半減期後はマイニング量は半分になるため、体力のないマイナー、マイニング効率の悪いマイナーは利益を出すことができず、事業停止をせざるを得ない状況となり、一旦、ハッシュレートは下落しましたが、再び最高レートに向けて上昇。今は下落していますが、最高値圏での下落です。

つまり、それは、脱落マイナーが存在した一方、資金力のあるマイナーは膨大な資金を使ってマイニング機器・設備を増強していることを意味します。彼らは、今後、必ずビットコインは上昇と予想し、投資を続けているのです。

過去の半減期とビットコイン価格については以下の記事に詳細にまとめているので、ご興味のある方はご確認を。

私の結論:次の最高値更新には時間が必要。底値買いして寝かせよう

さて、上記を元に、私の考えをまとめてみたいと思います。

歴史が繰り返すとすれば、ビットコインは再び上昇し、過去の最高値を更新するはずです。しかし、それまでには時間が必要。正直、いつ動き出すかは全くわかりません。ただ、動き出したら動きが速いことは、株式、為替の比ではありません。

だとするなら、ビットコインの一部は長期投資を前提に投資をしておく方が、勝てる確率が高いと考えます。「そんな手法は資金効率が悪い」とのご意見もあろうかと思いますが、値が動き出してからついていこうとしても、優秀な専業のトレーダーでもない限り、値動きにはついていけず、置いて行かれるのがオチ。2018年の仮想通貨バブルの時と同様、上昇するので、少しは保有したいと慌てて買ったところが最高値という、最悪のパターンになると思われます。

だから、仮想通貨版「定期預金」ともいえる、貸仮想通貨(貸暗号通貨、レンディング)サービスを利用して、利息相当を得ながら、利息×値上りを待つというのが正しい戦略だと考えます。

以下は、貸仮想通貨を行っている企業とそのサービス内容です。私はcoincheckで貸仮想通貨を行っています。

取引戦略の幅を広げる!オススメ仮想通貨口座

私の仮想通貨取引は長期保有が前提。大きく下落したら買う(買い増す)が前提です。
この場合、買いポジションを貸出すことで金利相当が期間に応じて受け取れる「貸仮想通貨サービス」がある仮想通貨取引事業者に口座を持つことが非常に大事になります。
以下は貸仮想通貨サービスがあるおすすめFX事業者です。

Coincheck
コインチェック
bitbank
bitbank
取引手数料0キャンペーン
GMOコイン
GMOコイン
複数のキャンペーン開催
サービス名貸仮想通貨サービス(Coincheck Lending)暗号資産を貸して増やすサービス貸暗号資産サービス
貸出通貨数11通貨
BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, LTC, BCH, XLM, XEM, QTUM, BAT
1通貨
BTC
9通貨
BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・XEM・XLM・OMG・BAT
満期期間と利率(年利)14日:1%
30日:2%
90日:3%
365日:5%
365日:1~3%

2019年10月1日契約締結分より最大5→3%に変更
申込量に応じて年率変動
1≦申込数量<5:1%
5≦申込数量<10:2%
10≦申込数量 :3%
1ヵ月:1%
3ヵ月:3%
貸出数量
※BTCの場合
10万円相当以上、上限なし最小1BTC、最大40BTC最小0.1BTC、最大100BTC
途中解約不可手数料5%償還時に受取予定の貸借料の10%
受付・募集期間随時
買入可能枠上限に達している場合は、枠ができ次第承認
募集期間あり随時
貸出開始:毎月15日
メリット・スマホアプリが非常に使いやすい
・取引通貨量が多い
・レンディングの利息が良い
その他特徴マネックスグループの安心感
Coincheckつみたてで毎月積立が可能(全通貨対応)
LSKの保有量に応じて、ステーキング報酬が毎週もらえる
暗号通貨取引所国内No.1(2020年2月)
ライトコイン、リップルの板取引は国内ではここだけ
スマホで本人確認なら取引まで最短1日
GMOグループの安心感
・口座開設、および、取引に応じたキャンペーン多数
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上記より、金利面で言えば「Coincheck」が有利ですね。「coincheckつみたて」で月1回、或いは毎日積み立てることもできます。

一方、bitbankやGMOコインはレバレッジ取引もできるので、短期売買口座で資産効率よく投資したい方に有効ですね。

是非、今後の仮想通貨投資戦略の1手法に加えてみてください。