どんな靴を履いても痛い、疲れる
本日久しぶりに秋冬用のヒールを履いたら、靴ずれ。足が痛くて履いていられません。
外反母趾ということもあり、靴にはいつも悩みを抱える一人です。本書のタイトルが目に留まり早速読んでいました。
読んで、唖然。
私の靴選びって何だったの・・・
これまでの私は
・ハイヒールが痛いのは当たりまえ
・外反母趾だからハイヒールは履けない
・幅の広い靴は足にやさしい
と思っていました。
しかし、それは完全なる思い込み。
実は、今の日本では靴選びに関する間違った思い込みが根付いてしまっており、自分の足に合った靴が選べない、足に合わない靴を履いて靴のトラブルを招いている、そんな方がたくさんいると、多くのお悩みを聞いてきた著者は言います。
足に合ったハイヒールやパンプスを履けば、いくら歩いても痛くならず、履いた時に靴が足に吸い付くような感じが得られるのだとか。
実際に、シューフィットをしてもらうと、姿勢がよくなった、足が細くなった、足のサイズが変わったという人が非常に多くいます。足に合った靴を履くと、自然にかかとを上げて、足の指に体重がかかった状態で歩くようになります。結果、姿勢がよくなって足が綺麗に見え、さらにむくみや冷え性の解消されるのです。
まさに目から鱗なアドバイス!
靴選びのチェックポイントは、ちょっとしたコツさえわかっていれば、誰でもチェックできることばかりです。靴に悩みを持つ人(特に女性)なら読んで損のない本です。
目次
まずは足のサイズを把握しよう
自分に合った靴探しの第一歩は、自分の足の正しいサイズを測ることから始まります。
1.足の長さ(足長・サイズ)
2.足の幅(足囲・足幅・ワイズ)
3.足の指が曲がる位置(ボールの位置)
特に、見過ごされがちなのが、「3」。
足のボールの位置が靴の設計上のボールの位置と合っているかどうかで、合う靴と合わない靴に分かれます。これがあっていないと、歩くときにフィット感がありません。
タコの位置も靴があっていないことの証拠です。
試着時に気をつけるポイントを知れば、靴選びは変わる!
理想的なフィット感は「ちょっときつめ」。ポイントは3つ。
- 靴の裏をチェックしましょう
人の足には大きく、エジプト型、ギリシャ型、スクエア型の3つの型があります。靴の裏を見ると、その靴の特性がわかります。 - 靴の甲の隙間をチェックしましょう
隙間ができる靴は大きすぎです。この隙間が足のトラブルの原因になります。 - つま先立ちをして、靴のかかとが抜けないかチェックしよう
つま先立ちをして横にパカッと広がったり、変なしわができるのは自分の足に合っていない証拠です。
足のトラブルの多くは「大きすぎる靴のせい」
靴擦れやタコ・ウオノメ、脚のむくみ、冷え、腰痛、膝痛……
これらのトラブルのもとは、実は「大きすぎる靴」です。
大きい靴を履いていると、足の指の本来の役目である「地面を蹴る」という動作ができません。すると正しい動きで歩けなくなり、歩く姿勢も美しくなくなります。
また、足が前に滑るため、靴先にまで足の指がつっこんでしまい、結果、足の指に靴擦れが起こりやすくなります。
外反母趾対策は「靴の幅を広くする」は大きな間違い!
外反母趾の人は、むやみに幅の広い靴を選ぶのはダメ。かかとから土踏まずの間がピッタリした靴を履いて、親指のでっぱりだけ母趾に当たらないように靴の内側を伸ばして調整してもらう方がいい。
足にピッタリ合った靴を履くことで、足裏のアーチを取り戻し、外反母趾も改善されます。
外反母趾は足裏の筋肉が衰え、アーチが崩れるところから始まります。実は開張足対策はそのまま外反母趾対策になるのです。足にピッタリ合った靴を履くことで、足裏のアーチを取り戻し、外反母趾も改善されます。インソールで足裏のアーチを盛り上げるのも有効です。
解決策は「インソール」
靴が合わない場合、インソールで大きく改善できるケースが多々あります。インソールをうまく取り入れましょう。
●サイズ調整におすすめのインソール
●横アーチを支える涙型のインソール