【書評】モテる読書術(長倉 顕太 著)(★4)

昨今は、筋トレが流行り。
かくいう私も、最近数冊の筋トレ本を読んでいます。

しかし、「筋トレに意識が行くのは、目に見えるものしか信じられないまさに情報弱者」「筋トレより読書」と言い切るのが今回紹介する著書「モテる読書術」の著者の長倉 顕太さん。

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(読書しない人は)知らないから、知らないことに気がつかない

一方、読書の習慣を持って知識を持つようになると、知れば知るほど知らないことに気づく。
そして、さらに読書すると、さらに知らないことに気づき、このループにより視野がどんどん広がっていく。

彼らはも同じ世界に生きている。しかし、彼らが見えているものは異なる。
たとえチャンスが目の前にあったとしても知らない人には何も見えていないのだ。

そのぐらい、読書には人生を大きく変える力があるのです。
人生を好転させたかったら、今すぐ読書を始めるべきです。「モテる読書術」は、書習慣がない方に、少し挑発的な表現で、読書する動機付け、その方法を伝授してくれる1冊です。

以下、要点をまとめます。

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読書する人が減っているからこそ「差」がつく

人生には悩みがつきもの。しかし、ただただ悶々と、行動もせず悩み続けている人が大勢います。

もし人生に行き詰まっているならただ知識が少ないからの可能性が多分にあります。
人生で「迷っている時間」は何の生産性もなくもったいない時間です。でも多くの人が選択に時間をかけすぎています。だからこそ、「物事を知る」必要があるのです。

皮肉なことにインターネットの出現により、読書をする人が減ったにも関わらず、人生戦略上、読書は重要になってきています。

読書をしない人が減っているからこそ読書すればするほど差がつくのです。

読書はあくまで手段

「本を読め!」と発言する筆者ですが、ひたすら膨大な本を全て読めと言っているわけではありません。
読書はあくまで手段。目的は人生をよりよくすることです。戦略なきところに勝利はないのです。

読書が続かないわけ

読書は続けなければ意味がありません。しかし、多くの人がうまく行く前に諦めていく=勝手に負けていく。故、この世の中は、続けた人が勝っているだけだともいえるのです。

しかし、残念なことに、我々凡人の脳はとにかくすぐにやる気がなくなります。だから長続きしない。

では、何がやる気を失わせているのか。多くの人は簡単に結果が出るものを求めるからです。結果が目に見えやすいものの方が続きやすい。 だから、読書より筋トレの方が好きなのです。

徹底的に読書をすることで頭の中が変わり、行動が変わる

読書は読むだけでは意味がありません。読書はあくまでも武器を揃えたに過ぎないからです。読書だけ、知識だけではリアル世界では何の意味もないからです。

しかし、徹底的に読書をすることで頭の中が変わります。そして、見える世界が変わり、同じ所にいながら、今まで見えなかった世界が目の前に広がることになります。物事解決の選択肢・戦略も圧倒的に増えていきます。

このような知識で得た知識・情報をリアルの世界に活かすことを実践してくと、さらに頭が強化されます。そして、頭で考えたことが、瞬時に脳で処理され行動できるようになります。こうなったらしめたもの。人生が簡単に変わります。

脳をやる気にさせる読書術

結局、やる気が出るのも失うのも「脳」の問題です。いかに脳にやる気=脳に興味を持たせる「読書術」には非常に大事になります。この読書術を構築できたなら、読書により自分がUpdate→さらに知ることが面白くなり読書もはかどるという好循環を生むことができます。

そこで、著者は、この好循環を生むための「モテる読書術」を公開しています。

①まず「検索」:本の感想や背景を確認
②著者についても険悪:誰が書いているかは重要
③スマホにメモる

上記はその一部です。単に読書にとどまらず、それをリアルで活かす方法についてもまとめられています。是非、本で確認してみてください。

最後に

今回は、「モテる読書術」の要点を紹介しました。

本書の中に、多くの大学生が就職活動がうまくいかないからと自ら命を絶っている現状に対し、「これはまさに選択肢が少ないからゆえの悲劇だ」と述べられていました。

サラリーマンという選択肢をしてしまうのも、それ以外の選択肢を知らないからです。しかし、著者は、「日本のサラリーマンほど割に合わな生き方はない。」と述べます。サラリーマンでなければ、学歴なんて必要ありません。知識が増えると、チャンスなんてどこにも広がっているのです。

まずは、本書「モテる読書術」を読んで、ちょっと挑発的な著者の言葉に触れ、自分を変えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。1冊の本が人生を変える可能性があるのですから。

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