好きなことをしてお金を稼ぐ。
生き方として理想的です。でも、今の時代だったら、一昔前より確実にこの夢を実現しやすくなっています。私も、好きなことを仕事にできるようになった一人です。
本書は、好きなことをお金に変える無限ループ（好きなことをやる→お金になる→稼いだお金をを好きなことに投資をする→お金になる）を回すためにどのようなことをすればいいのかをまとめた一冊。
タイトルに「心理学」とありますが、心理学よりも、実践に重き置き、無限ループを回すまでに必要なアクションに重きをおいてまとめられた実践本です。
今回は本書「「好き」を「お金」に変える心理学」のポイントを紹介します。
目次
いくらあったら幸せ？
タイトルの通り、好きをお金に変えたいと多くの人が望んでいると思いますが、さて質問です。
あなたいくらあったら幸せになれるか答えられますか？
多くの人は幸せにはお金が欲しいと言いながら、このシンプルな答えに答えられません。自由になるお金はいくらあったら十分なのか、把握できていません。
例えば、貴方は朝、起きがけのいっぱいにモーニングコーヒー1リットルがでてきたらどうでしょう？そんなにいりませんよね。ものには適量がありますが、お金についてはいくらでも欲しがる傾向があります。
しかし、それで、苦しい思いをして働いたりして幸せでしょうか？稼ぐだけでは幸せにはなれません。あればあるほど欲しくなり負の無限ループから抜け出せなくなります。
自分が必要なお金をある程度見積もってい見ることも大事ですし、「足るを知る」ことも大事し、「お金」と「幸せ」にもバランスが必要なことを知る必要があります。
自分の目標達成にいくら必要なのか？自分が生きるためにいくら必要なのか？
お金は死ぬときにもってはいけません。私は、「DIE WITH ZERO」を読んで、大事なことに気づかされました。私は「富の最大化」から「人生の最大化」する生き方を目指したい。合わせて読んでみることをお勧めします。
何に重点的にお金を使うか？無限ループを回すためのステップ
好きなことをお金に変えられたとしても、それが一過性のものであれば、幸せにはなれません。
では、どのようにしたら「好きなことをお金に変える無限ループ」を回すことができるでしょうか？
好きなことをお金に変える無限ループ（好きなことをやる→お金になる→稼いだお金をを好きなことに投資をする→お金になる）を回すためには、以下を把握することが大事だと、Daigoさんはアドバイスします。
0. 自分が本当に好きなことを見つける
1. 好きなことを極めていく
2. 好きなことを収入に結び付けていくための工夫をする
3. 好きなことで得たお金を再投資する
ただ好きではダメ。好きなことに対し、どんな風に使えば、お金がお金を連れて帰ってきてくれる可能性が高いか。こうした点を踏まえたうえで、選択し、集中することが大事です。
好きをお金に変えるをイメージする
好きをお金に変えるといっても、イメージがつかめない人も多いでしょう。そこで、DaiGoさんとバフェットさんを例に見てみます。
DaiGoの場合
著者はメンタリストという職業を自己で開拓した一人。しかし、ブレーク後、パフォーマーとしての仕事を辞め、とにかく好きな「読書」に専念した時期があるそうです。
では、好きな読書をどのようにお金に変えたのか？
読書を自己投資とし、得た知識をメンタリストという強みを生かし、心理学としてまとめて一冊の本にする。このようにすることで好きをお金に変えています。
バフェットさんの場合
投資の神様バフェットさんにとっての好きなことは「投資」。そこで得たお金はまた投資に再投資され、知恵と経験に代わり、投資家としての判断を高めています。
本ブログの読者ならバフェットさんのモデルを追求したいと思っている方多いのではないでしょうか。
バフェットさんがどのようにお金を稼ぐ知識を学び、投資哲学を確立したかは、以下の本が参考になります。非常に読みやすくておすすめです。
資産によって得られた自信は本物の自信ではない
お金持ちは自信があるように見えます。しかし、ただ資産を築くだけでは本物の自信は得られません。
例えば、高価宝くじが当たっても、「真の自信」はつきませんよね。自分に自信をつけるためには、自己投資が大切です。
あまりお金に執着をし過ぎると、稼いだお金が減らないように貯金を繰り返し、今、あなたが立っている地点を守ろうとし、変化を嫌うようになってしまいます。これでは自己成長できないし、時代の変化にもついていけず、自由を手に入れることも難しいです。
最後に
今回は、メンタリストDaiGoさんの著書【「好き」を「お金」に変える心理学】を紹介しました。
本書では、自分の好きなことを知るための簡単なテストなど、簡単に「好きをお金に変える」ために今すぐ動き出せる実践方法などがいろいろ記載されています。あなたもその一歩を踏み出すべく、本書からヒントを頂いてみてはいかがでしょうか。
