パン屋 × 日常 × 小さな謎。 温かさがふわっと香る “このミステリーがすごい!大賞 受賞ミステリー” 『謎の香りはパン屋から』(書評)

日常×パン屋×ミステリーの温かい世界観
パン屋を舞台に、大学生バイト・小春が日常の小さな“違和感”を解き明かしていく連作ミステリー。パンの香りや商店街の風景が五感に届く、心地よい読み味が魅力。

謎と人間ドラマのバランスが絶妙
大事件は起こらない。小さな事件や、友人・お客さんのちょっと奇妙な行動・不可解な発言から人間ドラマに迫る。

読後の余韻が“ほんのり甘い”作品
難しすぎず、軽すぎもしない“ちょうど良いミステリー”。ラストでは「ああ、そう繋がるのか」と優しい納得感が得られる構成。