本屋大賞2025にノミネート。明るくくだらない。しかし、ほろ苦く切ない "生と死"と"孤独"を読者に問う 切り口が斬新な青春小説『死んだ山田と教室』(書評)

明るくて、くだらない。しかし、青春はほろ苦くて、切ない。
2024年、様々な賞を受賞した、高校生たちの友情、葛藤、成長が鮮やかに描かれる青春小説

男子校のおバカスクールライフがさく裂。下ネタワードもさく裂。十代男子のくだらなさが実にリアルで面白い

おちゃらけストーリーであるにも関わらず、読者に「生きること」「死ぬこと」「孤独」についてなど、哲学的な問いを投げかける。切り口が斬新。ブログ管理人にとっては初めてなタイプの小説で斬新