2024年のゴールデンウィークは最大10連休。4月29日(土)~5月7日(日)まで。平日2日間お休みすると、最長9日間となります。
この間、日本はお休みモード。土日祝は金融市場がお休み、また、平日5月1日、5月2日も商いが減少します。
しかし、日本市場がお休みだろうが、世界の金融市場は止まりません。
特に、ゴールデンウィーク前から5月は、例年、売りが意識されやすい事柄が重なります。
・水星の逆行期間
・月末月初の重要掲載指標発表
・セルインメイ(Sell in May)
・ヘッジファンドの45日ルール
GWを楽しむためにも、事前にポジション量の調整、或いは、株価下落へのヘッジを行っておくのが無難です。
今回は、5月相場を迎え、何をしてくべきか対策・戦略を整理してみあす。
目次
2024年のゴールデンウィークは最長9連休
2024年のゴールデンウィークは最大10連休。
日本の株式市場はカレンダー通りなので、平日4月30日、5月1日、5月2日は通常営業、それ以外の日は休場となります。
日本はお休みモードでも、世界の金融市場に大きな影響を与える米国は月初に重要な経済指標の発表が複数あります。また、日柄的にも、水星の逆行、Sell in May、ヘッジファンドの45日ルールなどが意識されて、ゴールデンウィークに先んじて軟調になりやすい傾向があります。
以下では、下落を招きやすいイベントを一つ一つ見ていきます。
【4/2~25】水星の逆行
相場が荒れやすいことで知られる「水星の逆行」が、GWを前にやってきます。
水星の逆行期間:2024年4月2日~2024年4月24日
逆行期間は、惑星の本来の力が弱まり、トラブルが起こりやすくなるとされる期間です。
金融市場では相場が荒れたり、急落したりしやすい期間です。
特に開始初期は、「ウィップソー」と呼ばれる「だまし」の動きが起きやすい傾向があります。急騰・急落によって往復売買で損失を被りやすい要注意な時間帯なのです。
詳細は、以下の記事にてご確認ください。
【5月】セルインメイ
「5月に売れ!」という有名な相場格言です。これを意識するかのように、4月後半から株式市場が下落しやすい傾向があります。
Sell in May, and go away. don’t come back until St Leger day.
5月に売って、セント・レジャー・デー(9月第2土曜日に行われる競馬レース)まで戻って来るな
本格言は冒頭の「Sell in May」の部分の部分ばかりが注目されがちです。しかし有名な冒頭のフレーズだけでなく、その続きを知っておくことが大事です。
9月の安いところで買い、翌年の春(5月)までに売る
私は、過去、この相場格言を利用して、つみたてNISAを始める前の「NISA」口座で、毎年秋に株を買って放置する「ずぼら投資」で利益を得ました。
【5月】ヘッジファンド45日ルール
ヘッジファンドの決算期に絡んだ「45日ルール」なるものがあり、4半期決算の45日前付近にヘッジファンドがポジションを解消すると言われます。
4半期決算は通常、3月、6月、9月、12月ですから、その45日前の2月、5月、8月、11月にポジション整理が起こりやすいと言われ、株式市場では警戒が高まります。中でも、5月と11月は下落の影響が出やすいといえます。5月の場合は、5月15日くらいまでの値動きに注意が必要です。
【資産を守る】長期連休前に備えを
さて、ここからは、上記のような状況を踏まえ、投資家はどうしたらいいかです。
繰り返しになりますが、連休中は、個別株など日本株の売買ができません。この時の正しい行動は、投資の教科書的には、連休中は確固たる信念がない限り、ポジションを減らせ!です。
しかし、長期積立投資で毎月コツコツ資産を積み上げている投資信託などは、売るに売れません…
故、私は、株価下落に備えるヘッジ環境を用意することで対策しています。
私が、この株式下落のリスクヘッジ&レバレッジ投資のために、日常的に利用しているのがCFDです。
取引口座としては、シェアNo.1のGMOクリック証券【CFD】を利用しています。
CFD口座の魅力
CFD口座が一つあると、株式だけでなく、VIX指数、原油、金、銀、コーン、大豆、さらには、主要米国株・中国株などが同一口座で取引できるので、株価下落ヘッジを含めて、投資戦略が広がります。
また、レバレッジ取引ができるので、少ない資金でも投資ができるのが魅力です。
ここは絶対売り!ここは絶対に上昇する!というタイミングにも、限られた資金で大きく相場を張ることも可能です。
- 株式指数だけでなく、、原油、金、銀、コーン、大豆、さらには、主要米国株・中国株などが同一口座で取引可能
- レバレッジを利用し、少ない証拠金を元手にその何倍もの金額を運用
- 24時間リアルタイムでの取引が可能
- 円価で売買するので、直感的に売買しやすい
株価暴落をチャンスに変えるなど、投資戦略が広がる
CFDを使うと、株価のヘッジだけでなく、積極的に暴落時にチャンスを取りに行くことも可能です。
CFDで恐怖指数VIX指数の急騰を利用した、株価急落時でリターンを得る戦略もあります。これらも合わせ、CFD口座があると、投資戦略が広がります。まずは、手始めに、口座準備をしてみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は、投資家が4月後半から5月にかけて注意をしておきたい点について紹介しました。
大事な資産を失わないように、注意を払って取引&事前の備えを行っておきましょう。