
海外旅行に行くなら複数枚の携帯が必須となるクレジットカード。
ショッピングと海外旅行保険の観点からクレジットカードが重要とわかっていても、多くの人は、クレジットカードの種類はありすぎて、どれが海外旅行向きのクレジットカードなのか理解してないのではないでしょうか。
理解していないが故、海外旅行保険の内容が不十分なクレジットカードを保有して安心していたり、海外で病気やケガに見舞われても、カードの海外旅行保険が適用されないというケースはよくあります。
そこで今回は、海外旅行に絶対携帯したいクレジットカード「エポスカード」を紹介。その過程で以下についても紹介します。
・なぜ、エポスカードは海外旅行に必須の一枚と言えるのか
・海外旅行保険を上手に使うために知っておくべきこと
目次
年会費無料で海外旅行保険最強のエポスカード
エポスカードは、年会費永年無料&即日発行可なマルイのクレジットカード。エポスカード所有者なら、マルイのバーゲン「マルコとマルオの7日間」で10%OFFになることで知られるカードです。
しかし、このカードの魅力はそれだけじゃない。とにかく年会費無料カードなのに海外旅行保険の充実ぶりが凄いのです。
基本情報:エポスカードのメリット
主な特徴(メリット)をまとめると以下のようになります。海外旅行に関わるメリットはピンクの下線を引いた部分です。次節で詳細説明します。
- 年会費が永年無料
- 年4回10%割引のセール(マルコとマルオの7日間)
実店舗 :マルイとモディ
Webサイト:マルイのネット通販「マルイウェブチャネル」
※1000ブランド以上、セール中は送料も無料 - 全国10,000店舗以上で優待・割引がある
特に「お出かけ」に強くて、映画館・テーマパーク・レストランを安く利用できる
カード提示で5~30%引きになる - ポイント還元(0.5%還元)
- 年会費無料カードでは破格な内容の「海外旅行傷害保険」が自動付帯
海外出発前の届けや手続きが一切不要でサポート - 海外キャッシングの返済がネットから可能
- tsumiki証券でのNISA積み立てが可能
- 入会キャンペーンでポイントがもらえる
- 即日発行が可能、カード審査基準も緩め
海外に行く際、なぜ、海外旅行傷害保険が必要なのか
さて、ここで、エポスカードの海外旅行保険の詳細へと行きたいところですが、たぶん、その内容だけ見てもそのメリットがすんなりとは理解できないと思います。
それは、以下を理解してない方が多いからです。
・海外で医療機関にかかるといくら必要なのか(相場観)
・クレジットカードの海外旅行保険補償で重要とすべきポイントは何か
それぞれ見ていきましょう。
海外で医療機関にかかるといくら必要なのか
海外で医療機関にかかった場合、日本にいるときのように健康保険が利用できないことは、皆さんご存知でしょう。
しかし、どの程度必要か、ご存知ですか?
万一、海外で急な病気やケガで医療を受けると、あっという間に100万単位の高額な医療費請求を受けることになります。特に、手術・数週間入院という事態にでもなれば、1000万円~の費用が簡単に必要になってしまいます。

以下は、海外主要国で治療を受けた場合の国別の医療費の比較表です。1度でも医療機関にかかると高額な費用が請求されることが分かりますね。
だからこそ、海外旅行・出張に行く場合は、万一のために、海外旅行保険を掛ける必要があるのです。
海外先での医療費比較
国 | 救急車の料金 ①公営 ②民間 | 初診料 | 病院部屋代 (1日当たり) ①個室 ②平均入院日数 | 虫垂炎手術の治療費 ①総費用 ②平均入院日数 |
日本 参考 | ①無料 ②通常利用しない | 2,820円 | ①30,000円~100,000円 ②80,000円~100,000円 | ①600,000円 ②4日間 |
---|---|---|---|---|
アメリカ | ||||
アメリカ (ホノルル) | ①82,000円~ ②82,000円~ | 15,400円~16,400円 | ①330,000円 ②880,000円 | ①3,000,000円 ②2日 |
ヨーロッパ | ||||
イギリス (ロンドン) | ①無料 ②通常利用しない | 16,200円~27,000円 | ①135,000円~202,500円 ②405,000円~540,000円 | ①945,000円~1,350,000円 ②2~3日 |
フランス (パリ) | ①②5,900円~7,300円+走行加算200円/Km | 11,500円~17,200円 | ①126,100円 ②286,700円 | ①1,089,200円 ②3日 |
スペイン (マドリード) | ①- ②10,300円 | 11,800円 | ①27,500円 ②76,500円 | ①597,300円 ②3日 |
アジア | ||||
中国 (北京) | ①3,100円~31,100円 ②通常利用しない | 6200円~18,700円 | ①9,300~107,200円 ②93,400~355,200円 | ①77,800~1,556,000円 ②3~7日 |
台湾 (台北) | ①無料 ②通常利用しない | 5,500円 | ①5,000円~20,000円 ②- | ①- ②- |
シンガポール | ①無料 ②通常利用しない 6,100~11,400円 | 6,700円~9,000円 | ①30,000円 ②64,800円 | ①1,110,500円~1,676,600円 ②2日 |
タイ (バンコク) | ①無料 ②7,200円~15,000円 | 3,000~4,500円 | ①33,500円~40,100円 ②55,400円 | ①480,000円 ②3日 |
フィリピン (マニラ) | ①通常利用しない ②8,200円 | 1,900円~3,500円 | ①8,200円 ②15,200円 | ①93,600円~140,400円 ②4~7日 |
クレジットカードの海外旅行保険補償で重要とすべきポイント
では、クレジットカードに付帯する海外旅行保険で重要視すべき点は何でしょうか?
大きくは3つあります。
①海外ショッピング・海外キャッシングが可能(デフォルト機能)
②海外旅行保険が自動付帯か利用付帯か
③海外旅行保険の補償の充実
①はほとんどのカードが網羅しているため、差別化のポイントは②③になります。
②海外旅行保険が自動付帯か利用付帯か
②は、補償を受けるためにカードの利用条件があるかないかです。
クレジットカードの海外旅行保険は、以下の2つに分けられます。
自動付帯 | ただ持っているだけで海外旅行保険が受けられる | 利用付帯 | 保険が適用されるには利用条件がある 例)渡航前に海外旅行費(航空券、ホテル代)をカード決済 等 |
---|
カード利用者にとってうれしいのは、自動付帯のクレジットカードです。ただ、海外に持っていけばいいだけです。
一方、利用付帯の場合、きちんと条件を確認しておかないと、万一の時に保険が利用できないことになります。
③海外旅行保険の補償の充実
では、③海外旅行保険の補償の充実の中でも、特にどの項目が大事でしょうか?
それは、死亡保険ではありません。最も大事なことは、最も発生確率の高い「病気やケガの保険がどれだけ手厚いか」です。
エポスカードの海外渉外保険
さて、上記を理解したうえで、エポスカードの海外旅行保険を見てみましょう。
以下に、海外旅行保険の一覧を示しましたが、以下の点が優れています。
年会費無料にもかかわらず、
①外旅行傷害保険が自動付帯で、海外出発前の届けや手続きが一切不要!
②海外旅行時に最も発生確率の高い「病気やケガの補償」が厚い
病気の時は270万円、ケガのときは200万円まで補償
ちなみに、ケガの補償200万円とは、年会費1万円以上かかるゴールドカード並みの補償の高さ。これを年会費無料で提供してくれているエポスカードは凄いのです。
エスカード:海外旅行保険補償一覧
項目 | 補償最高額 | 内容 |
---|---|---|
年会費 | 無料 | |
付帯 | 自動付帯 | |
事故死亡・後遺障害 | 500万円 | 不慮の事故で不幸があったとき、ケガをして後遺症が残ってしまった時の補償金 |
疾病治療補償 | 270万円 | 病気で入院・治療を受けたときの治療費の補償 |
傷害治療補償 | 200万円 | 事故でケガをした時の治療費の補償 |
賠償責任 | 2000万円 | 不意に他人にケガをさせてしまったり、人のものを壊してしまった場合の賠償・弁償費用の補償 |
救援者費用 | 100万円 | カード保有者が遭難した際の捜索・救助にかかる費用の補償 カード保有者の事故やケガで家族が現地に駆け付けるための渡航費・宿泊費、国内病院への搬送費も対象 |
携行品損害 | 1点10万円、 最高20万円 | 万一、持ち物が盗難にあってしまった場合、或いは、不慮の事故で持ち物が破損してしまった場合の補償 (免責3,000円) |
キャッシュレス診療 | ○ | 海外での治療を受ける際、カード会社が費用を支払ってくれる。 これにより、数百万円単位の治療費を一時的に個人が支払わなければならない負担がなくなる |
緊急アシストサービス | 万一、海外旅行中に不慮のケガや事故、病気に見舞われた場合、エポスカード海外旅行保険事故受付センターが24時間日本語対応で手配対応してくれる |
エポスカード:海外旅行保険の補償例
海外で緊急入院
例えば、海外での食事になれず、現地で緊急入院したような場合。
治療を受けるために、実際に支出した金額(治療費、入院費、薬剤費など)に対して最高270万円まで保険金が保障されます。
観光中にデジカメを壊した
海外旅行中にデジカメを落として壊してしまった場合、最大20万円、負担分(3,000円)を差し引いた金額が保障されます。
エポスカードだけで海外保険の補償は十分か?
最後に、エポスカードだけで海外旅行の補償は十分と言えるのか、見てきましょう。
最初に結論を言えば、エポスカード1枚では補償額は十分ではありません。しかし、他にも海外保険付きのカードを持っているなら、死亡・後遺障害保険金を除き、最大補償額はその合算値まで拡大します。
死亡・後遺障害保険金の場合は、他の保険も合わせて最高額のものが適用されます。
他の年会費無料で高還元率なカードと保険の内容を比較してみました。
保険の種類 | 補償最高額 | ||
---|---|---|---|
エポスカード | リクルートカード![]() | 楽天カード | |
ポイント 還元率 | 0.5% | 1.2% | 1.0% |
付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 以下をリクルートカードで支払っていること ・自宅から出発空港までの交通費 ・海外旅行代金 ・海外ツアーの参加 ※上記3点は、出国前の決済なら一部でもOK ・日本出国後、海外旅行先で利用した公共交通費 | 利用付帯 日本を出国する以前に下記に該当する代金を楽天カードで支払っていること ・自宅から出発空港までの交通費 ・海外旅行代金 ※出国前の決済なら一部でもOK |
事故死亡・後遺障害 | 500万円 | 2000万円 | 2000万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 100万円 | 200万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 100万円 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | 2000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
評価 | 補償内容最強! ただ、携帯するだけで高い補償が受けられる! | ポイント還元用に! 計画的に海外旅行の支払いを行うことで、エポスカードの補償額をさらに高めることができる |
まとめ
以上、エポスカードが海外旅行保険として最強である所以を見てきました。
大事なことなので、「海外旅行保険の補償額を高める方法」をまとめます。
上記、3つのカードはいずれも年会費無料なので、持っておいて損のないカードです。
海外旅行保険のカード、ポイントを貯めるカードとそれぞれ目的を持たせて作りましょう。