年収を時給換算するといくら? カンタン 年収-時給計算法 ~効率UP・節約・投資・副業の必要性を認識するキッカケに
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国税庁調査の「平成30年 民間給与実態統計調査」の結果によると、日本国民の平均年収は441万円。平成29年の432万円から9万円のUP(2.0%増加)になっています。
平成30年分民間給与実態統計調査結果について(令和元年9月)

まだ、令和1年の結果は出ていないものの、令和2年は新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う全国的な外出自粛・営業自粛要請の結果、飲食業・旅行業などを中心に多くの人が働きたくても働けないという、戦後、経験したことがないような社会情勢となっており、平均給与が下がるのは確実。未だ、新型コロナウイルスによる感染拡大リスクがどこまで広がるかわからず、今後1年ぐらいは不安定な時期が続くことは確実です。

国民の生活困窮を鑑み、緊急対策として一人一律10万円が給付されることが決まったとしても、生活困窮者には心もとない金額であり、また一方で、今後、増税という形で国民全員がツケを払わされるのは確実で、全く喜べない状況となっています。

生活不安が続きますが、大きなショックは世の中の変化の時期。働き方が変化してく中、漫然と働いていてはいつまでも負け組です。効率的に仕事をし、自分が時給いくらで働いてるかを意識することが非常に大事です。

平成になって年収はどのように推移してきたのか?
そして、自分の給料と働き方(時間)を考えたうえで、時給がいくらになるか?

自分の時間を大切にし、効率よく働くためにも、年収-時給の簡易計算方法、および、残業がある場合の時給換算方法について解説します。

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給与所得者の平均給与の推移

国税庁調査の「平成29年 民間給与実態統計調査」平均給与推移(平成29年まで)

この平均年収の計算には疑念がもたれてはいますが、国税庁調査の「平成30年 民間給与実態統計調査」の結果によると、日本国民の平均年収は441万円。前年比9万円のUPになっています。

これを男女別にみると、男性545万円、女性293万円で、前年に比べて、男性は2.5%の増加、女性は2.1%の増加。
また、正規・非正規についてみると、正規504万円、非正規179万円で、前年に比べ、正規は2.0%の増加、非正規は2.2%の増加となっています。

女性、非正規の給与の低さを見ると、生活は大丈夫なのだろうかと不安になりますね。貧困はすぐそばにあるということです。

参照
平成30年分民間給与実態統計調査結果について
平成29年分民間給与実態統計調査結果について

超シンプル!年収-時給早見表&計算方法

では、自分の年収は時給にするといくらになるでしょうか?
この時給に見合う仕事をしているかどうか、転職や副業をすべきかを考えるうえで、非常に重要な参考値となります。

【重要】年収-時給早見表

まずは結論から。とにかくシンプルに自分の年収の時給を考えるなら、まずは、以下を考えてみればOKです。

労働基準法をもとにした年収・時給早見表

早見換算では、年収の1/2000が時給 ※理由は後述

年収400万円なら、時給2,000円
年収500万円なら、時給2,500円
年収600万円なら、時給3,000円
年収700万円なら、時給3,500円
年収800万円なら、時給4,000円
年収900万円なら、時給4,500円
年収1000万円なら、時給5,000円
年収2000万円なら、時給10,000円

正直、会社の中には、一定数、この時給に見合う働きをしない社員が一定数います。

「ヤバっ!」と思った人は、次のリストラの候補にならないとも限りません。努力が必要です。(コロナ禍では、企業側はリストラを通常より実施しやすいですから…)

chami
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年収⇒時給換算の計算根拠

上記の年収⇒時給換算は、労働基準法の1週間の労働時間をベースに割り出したものです。

労働基準法では、1週間の労働時間を原則として40時間と計算しています。
これは、週休2日だとすると、1日8時間労働に相当します。

この場合、年間総労働時間=52週×40時間=2080時間。
ただし、通常、年末年始や夏季休暇などの休みもありますよね。

そこで、端数の80時間=8時間×10日を年間の有給休暇とすれば、年間の労働時間=2000時間となります。この時間をもとに、時給=年収/2000時間 が導かれるわけです。

ちなみに、サラリーマンの平均年収は441万円を時給換算すると、平均時給は2205円となりますね。

給料

当然、残業を考慮すれば、時給は悪くなる

気を付けるべき、上記計算では残業は考慮していない点です。残業が多い人は、当然のことながら時給はもっと悪くなります。

【重要】残業毎日2時間時の年収-時給早見表

仮に、毎日2時間の残業をしている場合を考えてみましょう。
すると、年間の就業時間=10時間×5日×52週=2600時間 です。
ここから有給10日=80時間を除くと、2520時間となります。

これをもとに、再度、年収の時給換算を行うと各年収の時給相当額は以下のようになります。
毎日2時間の残業が当たり前の場合、約20%時給が悪化することになります。減額幅が大きいですね・・・

年収8時間労働時の時給10時間労働時の時給
追加2時間残業
6時間労働時の時給
2時間生産性をUPさせ、こっそり切り上げる
400万円2,000円1,587円2,702円
500万円2,500円1,587円3,378円
600万円3,000円2,380円4,042円
700万円3,500円2,778円4,730円
800万円4,000円3,175円5,404円
900万円4,500円3,968円6,081円
1,000万円5,000円3,968円6,756円

自己努力で生産性を上げられれば実質的な時給はUPする

残業とは逆に、自分の仕事の生産性UPすることで仮に1日2時間UPできた場合はどうでしょうか。上記表のように大きく時給はUPします。

例えば、リモートワーク、在宅勤務の場合で会社という場所に拘束されないなら、仕事の効率化を図ることで、浮いた時間を別の時間に振り分ける(例えば残業したり、新たなスキルを身に着けるために自己研鑽する)ことで、実質的な時給をUPすることも可能です。

以下では、生産性を上げる方法を紹介しているので、是非、参考にしてください。

「今、ここ1時間にやったことの価値」を日常生活で意識しよう

自分の時給を意識すると、「今、この1時間の仕事が果たして時給以上の価値あることなのか?」を自分なりに判断できます。無駄なことに時間を費やしていないか、自分の時間の使い方を考えてみましょう。

以下で、効率をUPするためのヒントが学べる本を紹介します。どれも、読みやすくてサクサク読めます。

会社員の手取り~実際には時給分は手元に残らない

さて、上記で残業で時給が下がることを、具体的な数値で見てきましたが、ここで、認識してかなければならないのは、上記で示した時給はあくまで年収を労働時間で割った時間だということです。実際には、税金や社会保障費が差し引かれて振り込まれる(手取り)ため、手元に残るお金はもっと少なくなります。

会社員の年収と手取り

会社員の手取り額を物凄く乱暴にざっくり示すと以下のようになります。(実際は、家族構成などにより変動します。あくまでも参考値とお考え、大きく手元に残るお金が減るということを認識してください。

年収と手取り額

年収600万なら、手取り440万円
年収1,000万なら、手取り700万円
年収1,500万なら、手取り970万円
年収2,000万なら、手取り1,250万円
年収3,000万なら、手取り1,750万円

増税、社会保険料の負担増が続く中においては、石川啄木が歌集「一握の砂」で読んだ短歌「働けど働けど猶わが生活(暮らし)楽にならざりぢっと手を見る」のごとく、生活苦は改善しません。

だからこそ、自己の生産性のUPを図るとともに、節税や投資が大事になってきます。

税金を減らす:会社員でも実施できる節税方法

会社員ができる節税は限定的ですが、手元に残るお金を増やすために、最低限でも会社員は以下の節税を行うことが大事です。年末調整や確定申告で申請することで還付が受けられる可能性が高まります。以下、節税に当たっての参考情報ですので、何もできていない人は対策ください。

収入を増やす:家計の見直し、浮いたお金で投資する

節税だけでは限界があります。収入を増やす努力が必要です。ただ、これまで何もしていない人が副業といったって、すぐに始めるのは大変です。

しかし、以下ならすぐに始められる!今すぐ始めるか、後でやろうとそのままにするかは、10年、20年後の大きな差に確実に現れます。

1.家計の見直し
2.投資

家計の見直し

まず、すぐにできることは、無駄に使っていた時間を使って、家計の見直しを行うことです。

以下の記事では、参考まで、私chamiは以下の方法で家計の効率化を図っています。

投資

投資も比較的簡単に始められることの一つです。

いきなり投資といっても投資資金がない場合もあるでしょう。
そんな時は、月1万円から始める「積立投資」でもいいのです。
積立投資は最初に仕組み化さえしてしまえば、後は勝手に自動で積立をしてくれます。

特にオススメの投資は、個人型確定拠出年金iDeCoです。
iDeCoはサラリーマンなら、始めればその年から得をします(所得税が安くなります)。

知らない方はまずは、以下を読んで勉強してみては如何でしょうか。