海外に出かけるとき必須ともいえるクレジットカード。
今やショッピング、ホテル宿泊の支払いはもちろんのこと、数百円相当の電車代すらクレジットカードで支払いが可能です。
日本で知名度の高い国際ブランドカードといえばJCB(Japan Credit Bureau)。海外で使えるでしょうか?
結論からいうと、JCB1枚では危ないです。今回は、海外旅行・出張時に注意!メインクレジットカードの国際ブランドを「JCB」にしているときのリスク・デメリットを紹介します。
クレジットカードの「国際ブランド」とは何か
クレジットカード発行の際に、ちょっと戸惑う、クレジットカードの国際ブランド。VISA、MasterCardなど複数あり、なんとなく選んでいると思いますが、そもそも国際ブランドとはなんでしょうか?
クレジットカードの国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるカード。例えば、VisaのマークがついているクレジットカードならVisa加盟店で、MastercardのマークならMastercard加盟店で利用が可能です。
国際ブランドのクレジットカードの中でも、3大ブランドといえば、 Visa、 Mastercard、JCB。加盟店・利用者数ともに、4番手以降の国際ブランドカード(アメリカン・エキスプレス(アメックス)、ダイナースクラブ など)を圧倒しています。
JCBカードのリスク・デメリット
国内で使用する限り、不自由を感じることはありませんが、海外に行くとちょっと事情が違います。
結論から言うと、「使えない店・サービスも結構多い」のが現状です。個人的な印象では、ヨーロッパの決済には弱いように感じます。
JCBは加盟店を徐々に増やしてはいますが、JCBは日本国内ではVISA、MasterCard以上に加盟店が多いですが、海外を含めた加盟店数はVISA、MasterCardに及びません。
クレジット売上高世界シェア(2015年調査)
順位 | カード | シェア | 加盟店数 |
---|---|---|---|
1位位td> | VISA | 58% | 4000万店舗以上 |
2位 | MasterCard | 28% | 4000万店舗以上 |
3位 | 中国銀嶺 | 10% | 1000万店舗以上 |
4位 | Amex | 3% | 2000万店舗以上 |
5位 | JCB | 1% | 2000万店舗以上 |
海外出国時にJCBカードしか持っていないと支払いができず困ることになるので、VISA/MasterCardも持っていくことが必須です。
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ちなみに、現在私が特典を見直しながらセレクトして使っているクレジットカードは以下の記事で紹介しています。
最後に
かつて、クレジットカードは、リボ払いや使いすぎ破産などの観点から、使わないことが奨励された時代もありました。リボ払いは使わないことを推奨しますが、1回払いなら断然利すべきです。
しかし、今は、キャッシュレス時代。現金払いの方が、もらえるポイントをみすみす見逃すなど、賢いとはいいがたい消費者です。
クレジットカードは正しくさえ使えば、ポイント還元があるなど、現金で支払うよりも圧倒的に得です。また、極力、現金払いを避け、クレジットカードで支払いをすれば、家計簿の代わりになります。
私は、家計簿アプリ「マネーフォワード」&しゃっしゅレス決済で、ほとんど家計簿を自分で入力することなく家計簿付けを実施しています。
また、キャッシュレスにするとお財布も小さくて済むなど、身軽に出かけられて便利です。
お金の賢い使い方も時代と共に変わるので、見直しを図っていきましょう。