人生の成功を手に入れるためのヒントを伝授
お金だけでなく、運やチャンス、愛、信頼、友情、人間関係など、最高の人生を手に入れている人が少なからずいる。
本書は、そんな経済的だけでなく、お金で買えないものをも手に入れるヒントを与えてくれる書、いわゆる引き寄せの法則書です。
リッチであることの醍醐味は、「自分が望むことすべてを、何の支障もなく思いのままに実現できる」こと。そのための経済的、時間的、空間的、精神的自由が許されていることです。著者は、このような「リッチな環境は特別な人だけでなく、誰だってなれる」と説きます。
リッチな人とそうでない人の差は、どこにあるのか?
二者の間の最も大きな差は、「エネルギーの大きさ」であると著者は説きます。
エネルギーとは「動く力」「動かす力」をメインに、知力、体力、魅力、気力、活力、創造力、洞察力、といった総合的な「力」です。
エネルギーが大きい人は思いついたことを、即、行動に移します。会いたい人には会いに行き、ヒントになりそうなものは自分の目で確認し、あらゆる上布を集め、学び、渡来し、必ず自分のカタチを作り上げる。つまり、現実に落とし込む力があります。
私の周りもこのような方がいますが、全くその通り。エネルギーがあります。
エネルギーを大きくするには
運が悪いと思っている人の多くは、実は運が悪いのではなく、自分本来のエネルギーを出せてないだけ。天から与えられた「ギフト」を使うことが、リッチになる近道だと著者は言います。
「ギフト」を判断するポイントは、能力の高さではなく、貴方自身がそれを「自然体でできるかどうか」。以下のように該当するものが、あなたのギフトです。
自分のギフトを知るヒント
1.子供のころから好きで自然とやっていた。夢中になっていた
2.とにかく好き
3.教わらなくても自己流でできてしまう
4.長時間やっても疲れない。むしろ元気になる
5.なぜか人に頼まれ、やってあげると大いに感謝される
6.自分が動かなくても、勝手によい流れができてしまう
7.それをやっているとよく褒められる
8.無理なくでき、自分らしくいられる。それをやっていることが当たり前と感じる
9.そのことを考えると、アイデアが次々湧いて出てくる
10.やっているとあっという間に時間が過ぎる。時間が短く感じられる
しかし、ギフトは自分ではわかりにくいのが実態。理由は、本人にとっては当たり前にできてしまうことだから。特に、自分に厳しい人もギフトを見過ごしやすい傾向があります。
自分らしくあればあるほど、つまりギフトを使えば使うほどオーラが輝き、運やチャンスやお金やありとあらゆる豊かさが集まってきます。
大事なのは「人と交わる」こと
運を引き寄せるのは自分。でも、お金、仕事、チャンスをもたらしてくれるのは人です。
人生に成功している人は、人間関係に成功した人です。
そのために、「人を感動させるあなたなりの方法」を考えましょう。それは収入増にもつながります。
また、「人を褒めましょう」。褒めることは「愛を与えること」と同じです。
また、思考のベースは感情にあります。よい思考を持つためにも「幸せ」「楽しい」と感じる時間を増やしましょう。