【書評/感想】二十四の瞳(壺井栄 著)(★4) 戦争の不幸と悲劇を淡々と描く 戦争文学
8月15日は「終戦の日」。 先の大戦において亡くなられた戦没者を追悼し平和を祈念する日です。 1941年、日本軍がハワイ真珠湾の米軍の施設を襲撃。その後、戦局は悪化し、日本本土も戦場に。1945年8月・・・
8月15日は「終戦の日」。 先の大戦において亡くなられた戦没者を追悼し平和を祈念する日です。 1941年、日本軍がハワイ真珠湾の米軍の施設を襲撃。その後、戦局は悪化し、日本本土も戦場に。1945年8月・・・
「太陽の子」は、灰谷健次郎の長編小説。 主人公の小学生の女の子の目を通じて、太平洋戦争、特に沖縄県民が受けた太平洋戦争後も続く苦しい立場、心情に触れることで、戦争を学ぶ価値ある作品です。 ジャンル的に・・・
「走れ、走って逃げろ」は、ユダヤ人強制居住区から脱出し、自分の本当の名前を伏せ、片腕と過去の記憶を失いながらも、毎日を生きぬいた少年の勇気と感動の実話。 ペペ・ダンカート監督の2014年公開の映画「ふ・・・
大手広告代理店の就職活動最終選考は「プロパガンダ・ゲーム」 自国の領土を守るためのの戦争に賛成か、反対か? 最終選考に残った8人の大学生は、政府・レジスタンスの2チームに分かれて、SNS上の市民100・・・
世界はひとつ。空は自由。 Freedom in the sky 原田マハさんの「翼をください」の最大のメッセージは「世界はひとつ」であるということ。空はどこまでも自由であり、人々を隔てる国境も存在しな・・・
日本のいちばん長い日。 それは、今から77年前、昭和20年8月14日正午から翌15日の正午、天皇陛下がポツダム宣言受諾をを国民に伝える「玉音放送」までの激動の一日のこと。 この1日に日本の中枢で起こっ・・・
人気作家 百田尚樹さんの「カエルの楽園」は、2匹のアマガエルが見た「カエルの世界(国々)」を描いた寓話です。 寓話とは、教訓的な内容の作品ことで、「人間の本質」にかかわる教えをたとえ話で教えてくれます・・・
多くの犠牲を伴う「戦争」は起こしてはならないもの。特に、広島・長崎に原爆が投下された日本人なら強くそう思っているはずです。しかし、世界のどこかで常に戦争が起こっているのが実態です。 なぜ、戦争が起こる・・・
生物として「ヒト」を見るなら、子孫を残し、進化していくことが求められるはずだ。 しかし、世界のどこかで常に戦争が起こっている。ヒトはなぜ争うのだろうか? そんな疑問を生物学者の立場から、進化と遺伝子に・・・