10月2日に24448.07の高値を付けた日経平均は、わずか約4日間で4000円の急落。
2018年上旬の高値上限である23000円をあっさり抜け、20200円まで下落してしまいました。やっぱり過去の歴史に見る通り、9月、10月は大きく下落しやすいですね。
ここが下げ止まりなのか?
まだ底があるなら、下げ止まりの目途はどこなのか?
2007~2008年マンショックの下落も考慮し、チャート分析してみました。
目次
日経平均、2018年3月からの上昇の78.6%を失う
以下は日経平均の日足チャートです。
一目均衡表の雲の下限、200日線、トレンドラインが集中する22400円付近を割り込んだ後の急落は激しく、完全に底抜けしてしまっています。
現在値は、2018年3月を底にフィボナッチ線を引くと、現在、78.6%押し付近に当たります。
長期チャートでみる、下げ止まり目途
もう少し長い時間軸でチャート分析するために、日経平均を日足表示したチャートが以下です。
前回のリーマンショックの大暴落も含むチャートとなっています。
さて、このチャートをみると、現在値は、ちょうど、2015年の初夏に高値ピークアウトした水準と重なっています。
一旦いいところまで下がったので、一旦下げ止まって反発したのでしょう。しかし、チャート的には、今の位置は結構不安定な時期にあるように見えます。仮に一度反発しても、さらに大きな下落が待っているように見えます。
やっぱり、9月・10月は株式が暴落しやすい
当ブログでは複数回にわたって、9月、10月は歴史的大暴落が起きやすい年だから注意が必要だよ、と述べてきましたが、やっぱり今回もこの時期に、大きな下落となっています。
過去、どのような暴落があったかは、以下の記事にてご確認ください。
リーマンショック前高値から底値下落までに要した時間は約450日
さて、もう一度、日経平均の週足チャートをよく見てみましょう。
日経平均がリーマンショック前につけた高値は2007年初夏に着けた18270円。
その後、2018年10月に大底を付けましたが、底値は7000円割れの6900円台です。
つまり、リーマンショックでは約450日間で11000円以上落ちる結果となりました。
さて、では、仮に現在下落するとするとどこまで落ちるのか?
私には皆目見当もつきません。
しかし、今後さらに下落していくとみるなら、以下の水準が危ないと考えています。
・一目均衡表の雲の上限:17000~18000円
・14850円
・一目均衡表の雲の下限:14700円付近
・14000円:200日移動平均線
14000円まで下落すると、最高値から約10000円の下落となり、リーマンショックの下落幅に近づきます。
NISAの初の5年満期分の対処にはご注意を
2014年に始まった少額投資非課税制度NISA。
通常なら20%(復興特別所得税を含めると20.315%)課税される運用益が5年間非課税になりますが、今年で初年度2014年のNISA非課税期間が満期を迎えるため、今年12月末までには、以下の3つの方法のいずれかで対処しなければなりません。
②課税口座(一般口座や特定口座)に移す
③保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移す(ロールオーバーする)か、
ポジションを持っている人は非常に重要な判断をしなければなりません。判断を間違えると「損」します。
どういうことなのか?どうすればいいかは、以下の記事にまとめているのでご確認ください。
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