楽天銀行から、「円定期預金金利 7日もの」が5/25~5/31までの預け入れ分に対して、年0.15%(税引後 年0.11%)に金利優遇します」との連絡が届きました。(預入上限1000万円)まで
通常、楽天銀行の1週間金利の定期預金金利は0.02%。
楽天銀行と楽天証券連携で楽天銀行の普通預金金利が5倍になる「【楽天証券】マネーブリッジ」利用者でも、1週間定期の金利は0.1%です。
確かに通常時よりお得な金利なのですが、定期預金はいくらで預け入れても同じ利率・利回りだと思っていませんか?
実は、預入額によって、実質利回りは変わってしまうのです!
では、なぜ、実質利回りが変わるのはなぜでしょうか?答えは「税金」。知らないと損をします。
目次
預入額で受取金利に差がでる。最適な預入額は?
預入額によって、実質利回りは変わってしまう理由は、税金の計算時に1円以下の端数は切り捨てが発生するから。
では、いくらで預け入れると得になるのでしょうか?
定期預金最適化シミュレーターで最適預入額を計算してみよう
最適金額の計算は、定期預金最適化シミュレーター Ver.2を用いると簡単です。
すると、最もお得な預入額は以下のようになります。
受取利息 3円(利息3円-国税0円-地方税0円)
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実質利回り 0.150%
つまり、104,286円を一口として預け入れると、税金がかからずに済みます。
100万円を預けるなら分割して定期を組む
では、もともと100万円を定期預金に預けようとしていた場合は、どうしたらいいでしょうか。
最適額に合わせて複数口の定期を組みます。
※合計預入金額は938,574円になります。
証券口座との連携で常時優遇金利を獲得しよう
預入期間の極めて短い定期預金に、最適預入額で預け入れを行っても、得られる利息が極めて小さいことはご理解いただけたと思います。
それより年間通じて優遇金利が受けられることが大事です。一度設定すれば常時優遇金利が受けられる「銀行-証券口座連携サービス」の設定を行いましょう。
以下はおすすめの優遇金利サービスです。
楽天銀行:マネーブリッジ金利 0.1%
楽天銀行と楽天証券を連携する「マネーブリッジ」を活用することで、常時0.1%の優遇金利が受け取れます。
証券口座への預け入れ額が0円でも優遇金利が受けられるので、まだ連携がお済みでない方は連携しましょう。
GMOあおぞらネット銀行:証券コネクト口座金利 0.11%
GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の口座連携サービス「証券コネクト口座」を利用すれば、普通預金金利が常時0.11%になります。
こちらも、証券口座への預け入れ額が0円でも優遇金利が受けられるので、まだ連携がお済みでない方は連携しましょう。
銀行に固執するな!少しリスクを取ってお金を増やそう
考え方として、超低金利の銀行にお金を預けるなら、もう少しリスクを取って、お金を預ける・資産運用するという方法もあるのではないでしょうか?
そこで以下では、銀行以外の資産預け方法について考えてみます。
ソーシャルレンディングでお金を貸す
ソーシャルレンディングとは、新しい資産の預け先として注目されている投資法。お金を資金を必要としているプロジェクトに貸し付けることでリターンを狙うミドルリスク・ミドルリターンの投資方法です。
値動きの心配一切なし。投資案件を見極めてしまえば、後は期日が来るまで「ただ待つ」だけの投資で、満期になると資金が利息付きで戻ってきます。株式・FXに比べて忙しいビジネスマンでも投資がしやすいと言えます。
私は「クラウドバンク」で太陽光ファンドへ金利6.8%(税引き前)で資金を貸し付けています。なお、毎月金利が分配されます。
iDeCoやNISAで優遇税制で投資する
銀行に預けるのではなく、優遇金利&節税しながら投資することを検討してみてもいいのではないでしょうか?
60歳まで引き出さないことを前提にするなら、iDeCoの方がメリットが大きいです。
以下はまとめサイトになっているので、合わせてご確認を。