日米 金融市場休場日カレンダー 2024年:日本は祝日でも海外は動く。休場日把握とリスクヘッジのすすめ

日本が祝日でもグローバル的には眠らないマーケット。

あなたは、祝日・連休に世界のマーケットで売買する手段、或いは、株価が急激に下落したとき、日本株下落のリスクをヘッジ(カバー)する手段をお持ちですか?

日本は祝日が年間16日間。しかし、日本より重要度の高い株式市場がある米国は9日間で少なく、日本は休場で取引はできなくとも、世界の市場は動き、そこで、日本の株式指数も動いています。

運やチャンスをつかんだり、損失を軽減させるために、非常に重要なのは、「準備(備え)があるか」。単純ですが、日本の祝日に取引ができる取引環境を持っているかは、時に決定的な差となります。

本記事では、2022年の日米の金融市場休場カレンダーに加え、祝日の備え(ヘッジ方法)について紹介します。
年初なので、現在の米国の立ち位置(経済状況)についても、確認しておきます。

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日米の金融市場休場日 2024年

2021年~2022年 年末年始の金融市場の取引時間

米国より日本の株式市場の休場日が多く、米国・世界株式・FXなどに急変があれば、休み明けの大きく影響を受けることになります。

日米の金融市場休場日カレンダー

日付日本市場米国市場
2024年1月1月1日(月)元日New Years Day
1月2日(火)休日
1月3日(水)休日
1月8日(月)成人の日
1月15日(月)Martin Luther King, Jr. Day
2024年2月2月12日(月)振替休日(建国記念の日)
2月19日(月)Washington’s Birthday
2月23日(金)天皇誕生日
2024年3月3月20日(水)春分の日
3月29日(金)Good Friday
2024年4月4月29日(月)昭和の日
2024年5月5月3日(金)憲法記念日
5月4日(土)みどりの日
5月6日(月)振替休日(こどもの日)
5月27日(月)Memorial Day
2024年6月6月19日(水)Juneteenth National Independence Day
2024年7月7月4日(木)Independence Day
7月15日(月)海の日
2024年8月8月12日(月)振替休日(山の日)
2024年9月9月2日(月)Labor Day
9月16日(月)敬老の日
9月23日(月)振替休日(秋分の日)
2024年10月10月14日(月)スポーツの日
11月4日(月)振替休日(文化の日)
2024年11月11月23日(土)勤労感謝の日
11月28日(木)Thanksgiving Day
2024年12月12月25日(水)Christmas
12月31日(火)休日

※7月3日(水)、11月29日(金)、12月24日(火)は米国市場の取引時間が短縮

2024年、米国市場はより神経質な展開に

2022年、米国市場はより神経質な展開に

2023年は株価が堅調でした。しかし、現在、米国は景気サイクルの終盤。インフレはピークを迎え、2024年前半には、政策金利の利下げも開始されるとみられています。

この場合、具体的なタイミングは不明でも、遅かれ早かれ、米国債の価格が上昇する一方、株式投資は下落する可能性が高いと考えられます。

下落の予兆サインを意識しつつ、株価下落のヘッジも考慮に入れながら、投資することが必要と考えています。

2024年年初 米国経済の状況:国消費者物価指数

米国消費者物価指数(前年比)

2024年年初 米国経済の状況:S&P500と政策金利

青線:米国政策金利 赤線:S&P500

2024年年初 米国経済の状況:ドル円と政策金利

青線:米国政策金利 赤線:ドル円

現物投資、下落にどう備えるか:現物のヘッジ方法

最も重要な株式取引の備えをどうするか

私の投資の基本は、世界の成長に投資するインデックスファンドへの長期投資です。具体的にはインデックスファンドを、iDeCo・新NISAなどの優遇税制投資+毎月ポイントをもらいながら行う積立投資です。

毎月コツコツ行う積立投資は何十年という時間を味方につけることで右肩上がりの上昇が見込めますが、サイクル的には株価がピークに向かう株価上昇期と株価がボトムを付ける株価下落期があります。2024年は株価下落・低調期であり、積立投資だけに頼ると、資産が目減りすると考えます。

この資産目減りを減らすにはリスクヘッジが必要になります。

私はリスクヘッジにCFD口座を活用

私は、現物株式投資のリスクヘッジように、株価下落時に少ない資産でもヘッジが行える「CFD口座」を活用しています。

CFDは、FXと同じ差金決済で、国の株式指数、金、原油などの主要なコモディティをレバレッジをかけて売買できます。

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買いだけでなく、売りもできるので、投資チャンスも広いです。また、株価暴落時のリスクヘッジとしてだけでなく、暴落直後など、株価上昇に自信が持てるときは、少ない資金で積極投資する手段としてもCFD口座を活用しています。

私は、日本株式指数、米国株式指数、および、一部の米国個別株をメインの取引としていますが、株式相場の暴落狙いで恐怖指数VIX指数売買、金・銀などの売買など、1口座で投資チャンスが大きく広がります。

CFDのメリット、CFDを使った取引などについては、以下の記事で詳細解説しているのでご確認を。

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以下は、重要ポイントを簡易比較した結果です。
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※銘柄ごとに取引時間がことなるため、日経225で比較。冬時間の場合。

私はGMOクリック証券を利用

私は、両口座を持っていますが、メインで取引の用いているのはGMOクリック証券CFDです。
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ちなみに私はGMOクリック証券の口座を主に短期売買(数週間~数カ月)の取引口座として用いています。
取引口座間振替により、証券取引口座(株式、投信、債券)から、FX、CFDなどの資金移動が簡単にできるので、現金ポジションを、その時々で、よりチャンスが多いであろう市場に簡単に振り返ることができるので、大変重宝しています。

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最後に

今回は、2024年の日米の金融市場休場日、および、私の祝日の備え(ヘッジ方法)について紹介しました。

私の個人的意見ではありますが、株価下落に備えるリスクヘッジ方法も用意しておいた方が、何かと便利です。口座さえあれば、普段は資金0のままにしておいても、万一の時に、資金を移動させて取引ができます。