楽天キャッシュの投信積立始まる。ポイント還元率は12月まで1.0%。設定の流れ・注意点 と 今後の楽天証券積立計画

楽天証券楽天キャッシュを使った投信積立が始まりました。

早速、設定を行いましたが、非常に簡単でした。設定方法の図解とともに、注意点をまとめておきます。

また、私の今後の楽天証券での積立方針についてもまとめておきたいと思います。

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楽天証券の楽天キャッシュ積立

楽天証券の楽天キャッシュ積立

楽天証券の投信積立といえばクレカ積立がこれまでの主流。これまで、積立額5万円を上限に1%のポイント還元されていましたが、2022年9月から低コストファンドを中心とするファンドの積立は0.2%還元に改悪となります。
一方、2022年6月19日に新しく加わったのが、電子マネー「楽天キャッシュ」を使った投信積立です。

楽天キャッシュ積立のメリット

楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立:楽天証券

「楽天キャッシュ」を使った投信積立は、上図のように、楽天キャッシュ(電子マネー)を自動で引き落として投資信託を積み立てます。
通常の0.5%ポイント還元ですが、12月までの5ヶ月間はキャンペーンで+0.5%還元上乗せで1.0%還元で積立が可能です。

クレカ積立よりもポイント還元率がよく、また、積立指定日も自由選択の幅が広く便利になっています。

楽天キャッシュで投信積立の特徴・メリット

積立上限は5万円/月
・対象口座は、特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA
・楽天カードからのチャージ積立で0.5%ポイント還元
2022年12月までの5カ月間は、+0.5%上乗せで1.0%ポイント還元
・積立指定日が1~28日から選択可能
・楽天クレカ決済との組み合わせで最大10万円まで積立可能

楽天キャッシュとその他積立法の比較

積立に用いる決済方法の比較表は以下の通りです。
楽天キャッシュとその他積立法の比較:楽天証券

楽天キャッシュ積立の設定方法

楽天キャッシュ積立の設定ですが、UIが非常が非常によくできており、非常に簡単です。

楽天キャッシュ積立の設定の流れ

基本的な設定の流れは以下の通りです。

楽天キャッシュで投信積立の流れ

❶投資信託を選ぶ
❷積立設定する
❸チャージ設定する ※オートチャージ設定

楽天クレカ積立⇒楽天キャッシュ積立へのスライド設定はもっと楽

もともと、楽天クレカ積立していたものを楽天キャッシュ積立に切り替える場合はもっと楽です。
案内に従っていけば迷うことなく設定できます。
事前にクレカを用意しておけば、設定は楽です。

楽天キャッシュ積立への移行方法

私はこれまで、楽天クレカ積立では、「つみたてNISA」での低コストのインデックスファンド買付(月33,333円)を行ってきました。これを実際に単純移行してみました。

❶楽天証券にログインすると、積立設定のページに以下のアナウンスがあるので、「変更に進む」をクリック

楽天キャッシュ積立への移行:楽天証券

❷変更するファンドを選んで「次へ」をクリック

楽天キャッシュ積立への移行:楽天証券

❸楽天キャッシュの設定に進むので「楽天キャッシュの設定へ」ボタンをクリック

❹楽天キャッシュ残高キープチャージ画面に進むので「規約に同意してチャージ方法を設定する」をクリック

❺チャージ可能なクレジットカードが表示される(楽天カードのみ対応)ので選択して「設定する」をクリック

❻チャージの上限金額を設定(積立額と一緒でOK)

❼取引方法の一括変更画面に移行するので、楽天証券の「取引暗証番号」を入力

楽天キャッシュ積立への移行:楽天証券

❽設定が完了
楽天キャッシュ積立への移行:楽天証券

ただ、楽天クレカ積立⇒楽天キャッシュ積立にスライド以降したい場合はとても簡単です。

これ以外に追加する場合は、「楽天キャッシュで投信積立の流れ」で示した通り、❶投資信託を選んで、❷積立設定、❸チャージ設定を別途行えばOKです。

楽天キャッシュ積立:注意点

設定自体は非常に簡単なのですが、留意しておきべきは「設定締切日」です。

積立の設定変更は、毎月12日締切り日で、これに基づき、翌月より積立買い付けが始まります。

6/19     :設定がスタート
毎月12日   :設定締め切り ※初回:8月分の買い付け締切り
翌月01〜31日 :指定した日に積立の買付

上乗せポイント還元キャンペーンの対象となるのは、8~12月買付の5か月分が対象とです。まずは、7月12日までに初回買付の設定を済ませましょう。

楽天証券での投信積立投資、今後どうするか?

楽天証券での投信積立投資、今後どうするか?

楽天証券の投信積立、他の証券会社がポイント還元付き投信積立を開始する中では魅力は低下中です。一方、私の場合、投資枠を活かしきれていません。

他社の投信積立

競合証券会社は以下の通り、投信積立に積極的です。(他にもあり)

証券会社状況
SBI証券三井住友クレカでポイント積立
※💳のグレードにより還元率が異なる
※個人的には三井住友カードゴールドNLでの積立をおすすめ
マネックス証券マネックスクレカで1.1%ポイント還元は他をリード
auカブコム証券au PAYカード積立で1%ポイント還元
※auユーザーは+4%、UQ mobileユーザーは+2%還元率がUP(12カ月間)
松井証券投信積立で最大4500pt
tumiki証券エポスカードで積立投資で積立初年度は0.1%還元
※翌年以降0.1%ずつ還元率増で最大0.5%還元

なお、積立にどのファンドを選ぼうかと思っている方は、以下の記事もご参考に。

ポイント還元を活かしきれていない私はどうする?

私の場合、とりあえず楽天クレカ積立から楽天キャッシュ積立にスライド移行したものの、楽天ポイント投資においては、十分ポイント投資枠を使い切れていません。

少なくとも2022年12月までは、楽天証券での投信積立も悪くないので、このままは惜しい。
今後の投資計画で考えられるパターンは以下の4パターンがあります。

楽天証券 投信積立のパターン

❶楽天キャッシュ積立に単純に移行
❷楽天キャッシュ積立の積立上限5万円まで投資を増やす
❸楽天キャッシュ積立 + クレカ積立(0.2%ポイント還元のファンド)で月最大10万円積立
❹楽天キャッシュ積立 + クレカ積立(1.0%ポイント還元のファンド)で月最大10万円積立

今の設定状態が❶。
❷はクレカ積立でも低コストファンドで積立、❸はポイント還元率が下がらないファンドに乗り換えて積立を継続するというものです。

とりあえず、❷のレベル、つまり楽天キャッシュでの毎月5万円積立の設定に変更をしようと思います(銘柄は、シンプルにeMAXIS Slim全株式投資)

また、❸については、8月まではクレカ積立の低インデックスファンドのポイント還元率は1.0%なので、米国株式の様子を見つつ、設定追加してもよいかなと思っています。もうしばらく時間があるので、様子を見ながら、設定変更したいと思います。

なお、2022年12月以降は他社への移行も視野に変更をすることになろうかと思います。