続々始まる、積立投資でポイント還元(プレゼント)。

楽天証券の後を追い、2021年から今年2022年にかけて、SBI証券、マネックス証券などが「クレカ積立」を続々と開始。クレカ積立で1%程度のポイントを還元するサービスを開始しましたが、5月16日より、松井証券がこれらとは別する戦略で「松井で投信積立チャンス!最大5%ポイントプレゼントキャンペーン」を開始しました。

他社のように「特定クレジットカードでの積立」というしばりがなく、還元率が5%と高い(ただし期間限定)のが魅力です。

積立をしようかなと思い、松井証券のキャンペーンの内容と、このキャンペーンを活かすベターな投資戦略を考えてみました。

松井証券キャンペーン内容

松井で投信積立チャンス!最大5%ポイントプレゼントキャンペーン

積立額合計の5%の松井証券ポイントをプレゼント」キャンペーンの内容は次の通り。

期間    :2022/5/16(月)~2022/7/29(金)
条件    :初めて3万円以上の投信積立 & エントリー
最大積立額 :9万円以上
付与時期  :8月下旬に一括で
投資対象銘柄:松井証券で取引可能な投資信託
       ※NISA・つみたてNISAでの購入も対象
       ※上場投資信託(ETF・ETN、REIT等)、米ドルMMF、iDeCoは対象外
備考    :売却分は対象外

ポイント獲得イメージ

つまりは、期間中に9万円を積立てれば4,500ポイントがもらえます。
※期間中の途中売却は対象外

ベターな投資戦略は?

松井証券の積立は、「毎日」「毎週」「毎月」の3種類
「毎日」「毎週」の場合は設定の翌営業費、最も一般的な「毎月」の場合、設定日の2営業日後が発注日となります。

そのため、株式相場が不安定な中で、株式の投資リスクを最大限に抑えるには、キャンペーン期日が近づいたころに9万円を投資、8月下旬にポイントが付与されたら売却というのが最もリスクが低そうです。(もう一つ戦略あり、後述)

もちろん、積立の趣旨ともいえる、長期積立投資で資産形成を目指すなら、その限りではありません。

松井証券ポイントは何に使える?

松井証券ポイントは何に使える?

キャンペーンでもらえるのは「松井証券ポイント」。
松井証券ポイントは、投信積立に使えるほか、dポイント交換、Amazonギフト券との交換が可能なので、使いやすいですね。

投資信託に使う場合

対象銘柄は以下の3銘柄に限定されます。銘柄限定は残念ですが、悪くはありません。
参考:Fund of the Year 2021 ランキング
・ひふみプラス
・eMAXIS Slim先進国株式
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等)

ポイント交換の場合

・dポイント   :100pt以上から1ポイント単位で交換可能
・Amazonギフト券:1,000円分から10,000円分まで、1,000円単位で交換

松井証券のクレジットカード

松井証券のクレジットカード

今回のキャンペーンはクレカ積立ではなかったので、松井証券には提携クレジットカードがないのかと思いましたが、調べてみると松井証券の口座の保有者限定で口座開設が可能な「MATSUI SECURITIES CARD( マツイセキュリティーズカード)」というカードがありました。

松井証券のクレジットカードの特徴

楽天カード×楽天証券クレカ積立同様、積立設定をすれば、毎月自動的にポイントが投資信託の積立に充てられる点が特徴です。

MATSUI SECURITIES CARDの特徴

・初年度年会費無/次年度1375円 ※1回利用で次年度無料=実質年会費無料カード
ポイントで100円から投資可能
・ポイント還元率 0.5%
・Apple Pay、Google Payに対応 詳細

クレカ口座開設特典

MATSUI SECURITIES CARD 口座開設特典

MATSUI SECURITIES CARDは口座開設で以下の特典があります。

MATSUI SECURITIES CARD 口座開設特典

・カード発行時に500ポイントをプレゼント
・カード到着後3ヶ月以内のショッピング利用金額に応じて最大5,000円分のポイント
 (5万円で2000円相当、7万円以上で3000円相当、10万円以上で5000円分のポイント付与)

このポイントを使っても松井証券での積立投資(投資先は先に紹介した3銘柄)が可能になります。

これら特典でもらえるポイントも活用することで、最初に紹介した積立5%ポイントプレゼントの還元率をUPさせるのが弟2の投資戦略です。

「J’sコンシェル」が利用可能。税金・社保払いが安くできる

「J’sコンシェル」の利用も可能、税金・社保払いが安くできる

MATSUI SECURITIES CARDはJaccsカードなので、会員限定優待サービス「J’sコンシェル」が利用できる点も大きなメリットです。カードの明細をWeb明細に切り替えるだけで、全国17万件以上の優待サービスが受けられます。

私は、別のJaccsカードを利用してですが、J’sコンシェルの特典の一つ、nanacoギフトを1.5%引きで購入してnanacoで税金・社会保険料払いを行っています

1.5%引きで買えるnanacoギフトの上限はカード1枚につき10万円までですが、JACCS系カードを2枚保有なら20万円、3枚なら30万円まで購入が可能になります。税金・社会保険料の年間の支払は大きいので、かなりメリットが大きいです。

詳細は以下の記事にてご確認ください。

最後に

今回は、松井証券の投信積立5%プレゼントで最大4,500ポイントがもらえるキャンペーン、および、このキャンペーンを活かす積立戦略を考えてみました。

まとめると、
松井証券:投信積立で最大4500ポイント
MATSUI SECURITIES CARD:クレカ開設+利用で最大5500ポイント

最大獲得ポイント10,000円で、2つのキャンペーンを合わせると結構特典が大きいです。是非、有効にご利用を!

SBI証券の三井住友カードゴールドの100万円修行が終わった方の次なる利用カードとしても是非。