仮想通貨取引所のbitFlyerが「bitFlyerクレカ」の取り扱いを始めました。

通常のクレジットカードと大きく異なる点は、クレジットカード決済の特典が、ポイントではなく、ビットコインで還元されるという点です。ビットコインが貯まるクレジットカードは日本初です。
通常、利用額の0.5%〜1.0%(キャンペーン対象期間は2.0~2.5%に還元率UP)のポイントではなくビットコインで還元されます。

個人的には、ビットコインは大きく上下動しながらも右肩上がりで価格が上昇していく資産と考えているので、ビットコインが貯まるクレジットカードは、かなり興味ありです。

そこで、bitFlyerクレカが、ワタシにとって、今すぐ利用すべき価値あるクレジットカードであると言えるか、検討してみました。

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bitFlyerクレカ、種類は2種類

bitFlyerクレカ、種類は2種類

bitFlyerクレカは、年会費無料・有料の2種類のカードがあり、いずれも提携はMasterCard一択です。
年会費無料のbitFlyer Credit Card(スタンダードカード)
年会費16,500円のbitFlyer Platinum Card(プラチナカード)

プラチナカードは年会費16,500円となかなか高級…
ただし、年間150万円の利用で翌年無料になるという特典で、年会費無料にすることが可能です。

プラチナカードは、Mastercard Taste of Premiumがついているのが特徴ですが、これはゴールド以上のMastercardにつく特典です。

レストランでのダイニング特典、ホテルや宿泊サイトの優待、ゴルフ、空港関連、エンターテイメントなどのベネフィットが利用できるという特典で、同じ国際ブランドのVISAが展開する同種のサービスより特典が高いことで知られています。但し、いわゆる一般的なプラチナカードについている至れり尽くせりコンコルジュサービスには劣ります。

この点を鑑みると、カード名は「bitFlyer Platinum Card」ですが、プラチナカードより、ゴールドカードに近いグレードと言えそうです。

クレカ 入会キャンペーンで還元率UP

日本初のビットコインが貯まるクレジットカードを記念して、2022年3月31日まで「bitFlyer クレカ入会キャンペーン!ビットコインプレゼント & 還元率UPキャンペーン」が開催されています。

キャンペーン期間中に bitFlyer クレカの申込が完了した方に対し、以下の特典がつきます。

クレカ入会特典

❶先着 10,000 名様に 500 円相当のビットコインをプレゼント
❷クレカのショッピング決済で、
 bitFlyer Credit Card は 0.5%→2.0%に還元率UP
 bitFlyer Platinum Card は 1.0%→2.5%に還元率UP
 ※カード申込月と翌月ご利用分が、還元率UPの対象月

なお、ビットコイン受け取りのためにも、bitFlyerの口座開設が必須です。

bitFlyerクレカ利用の問題、付与特典有効期間と税金

bitFlyerクレカ利用の問題、付与特典有効期間と税金

上述した通り、私自身は、ビットコインは大きく上下動しながらも右肩上がりで価格が上昇していく資産と考えているので、セゾンカードの永久不滅ポイントのように、ビットコインが永久不滅保有可能ならば、通常の還元率が0.5%~であったとしても、利用価値は十分あるかなと思います。

但し、パッと頭に思い浮かんだ懸念点は「付与特典有効期間」と「税金」です。

付与特典有効期間

クレカの案内を見る限り、付与したビットコインはプレゼント扱いですし、bitFlyer アカウントを保有する限りにおいて、特に期日の心配はなさそうです。
なお、ポイントのビットコインへの変換は、交換日当日(毎月20日頃)の換算レートが適用されます。

税金

問題は、プレゼントでもらったビットコインの「税金の扱い」です。

ビットコインは、ポイントやキャッシュバックと異なり「資産」です。

国税庁の「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(令和3年6月30日)」を参考にして考えるなら、「暗号資産をマイニングにより取得した場合」に類する扱いとなり、その取得したビットコインの取得時点の価額(時価)が適用されるということになるのでしょうか?

それとも、生命保険などと同じく「一時所得」となるのでしょうか?この場合、最大50万円の特別控除額があります。

いずれの場合にしても、特別キャンペーン期間を除けば、クレカ決済の還元率は0.5%~1.0%。100万円使っても1万円。それを原資とするビットコインが付与され、付与時の時価から、ビットコインががいくら上下動しようが、税金に関わる金額は大したことはありません。

今すぐ、クレカを申し込むか?

では、今すぐクレジットカードを申し込むか、の判断ですが、現段階では、私の調査不足・認識不足もありますが、税金面が不明瞭で、何より税金計算が面倒なため、現段階では申し込みは「保留」です。

超高額クレジットカード決済者ならともかく、私の場合は、庶民的なクレカ利用額しかないので、特に焦る必要などない。問題が解決して、メリットが大きいなと思えるなら、その時に申込でいいかな、という感じです。

最後に

今回は、ポイントの代わりにビットコインが貯まる日本発のクレジットカード「bitFlyerクレカ」の利用について考えてみました。繰り返しになりますが、クレカの申込は一旦保留です。
ちなみに私が現在利用中のお得度が高いクレジットカードは、以下の記事にて紹介しています。複数のカードを利用していますが、利用価値は高いです。

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ビットコインに関わる税制面は、いろいろ面倒が多いし、高いなぁというのが、改めての感想です。

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