
国税庁調査の「平成27年 民間給与実態統計調査」の結果によると、サラリーマンの平均年収は420万円。平成21年を底に上昇しているものの、微増にすぎません。
収入アップで副業・投資を考えることはよいことですが、そのためには自分の時間を作る必要がありますよね。サラリーマンなら自分の時給を知ることが大切です。
年収を時給換算する
自分の年収を時給換算するといくらになるかご存知ですか?典型的なモデルでザクっと計算すると以下のようになります。
- 年収400万円は、時給2000円
- 年収700万円は、時給3500円
- 年収1000万円は、時給5000円
モデル年収の時給計算の根拠はコウだ
上記時給は、労働基準法の1週間の労働時間をベースに割り出されたものです。
労働基準法では、1週間の労働時間を原則として40時間と計算しています(週休2日、1日8時間労働)。
この場合、年間総労働時間=52週×40時間=2080時間。
年末年始や夏季休暇などの休みもあるので、区切りよく、労働時間を2000時間として計算した結果が上述の時給になります。
当然のことながら、残業は考慮していません。残業が多い人は、1日の業務時間をはじいて計算しなおしましょう。
自分の年収を考えるための参考本
自分の年収について考える上で参考になるのが以下の本。
自分の時給を意識するだけでも、「今、ここ1時間にやったことの価値」を判断する指針になります。
私の場合、仕事にかかわらずプライベートでも、
・無駄な作業はしない(テレビなどの浪費時間も含む)
・常に効率を意識する
・空いた時間で別なことをする、
など時間の使い方が改善しました。
意識改革をして、「将来の自分にプラスになること」を始めましょう。
空いた時間で将来の自分にプラスなることを始めよう!
時間改革で生まれた時間を何に使うか?
私は特に、若い人ほど、お金の勉強をすることをおすすめします。
節約、投資、税金などなど
何から始めたらいいかわからなければ、まずは節約。
節約もツールを使って、仕組化・見える化するのが大事。
いまだに現金で支払っている「現金派」の方なら、以下で、支払いの仕組化・見える化・節約が実現します。
・支払いは電子マネー&クレジットに切り替え
・公共料金などは高還元率カードでの支払いに切り替え
・電子家計簿との連動で、半自動で家計簿を作る仕組みづくり
自分で家計簿を1から作るなんてしちゃだめですよ。それも時間の無駄ですし、長続きしません。一方で、一度仕組化すれば後は手間がかからず、ポイントが貯めれて得をします。
私はこれで無駄遣いが減りました。また、これを継続できれば、自分が1年生きていくために必要な概算金額がわかり、お金の不安が減らせます。