おすすめ!スポットクーラーで電気代節約。工事不要な移動式エアコンとパーソナルクーラーの併用で総合的に電気代を節約 2023年

エアコンが設置できない部屋・場所に便利な「スポットクーラー」。
設置の際に工事が必要なく、価格もエアコンより安価で、導入しやすいのが特徴です。賃貸物件など壁に穴をあけられない場合も重宝します。

スポットクーラー空間の一部を局所的に冷やすための冷房機器で、エアコンのように空間全体の温度を冷やすわけではありませんが、比較的広い空間を冷やせるタイプもあります。

本記事では、まずは、エアコンとスポットクーラーの違いを解説したうえで、おすすめの家庭用スポットクーラースポットエアコン)を紹介します。

目次

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エアコンとスポットクーラーの違いを知り、上手に使い分ける

エアコンとスポットクーラーを上手に使い分け、涼しさ✕節電に努めるには、その違いを知ることが大事です。エアコンとスポットエアコンの違いの最大の違いは「排熱方式」です。

エアコン:室外機必要。部屋全体を冷やす

エアコン:室外機必要。部屋全体を冷やす

エアコンは室内の熱をダクトを通じて屋外室外機から放出することで室内を涼しくする製品です。空気循環はせずに、熱だけを外に放出します。室内設置のエアコン本体と屋外設置の室外機のセットで稼働するため、商品価格も電気代も高くなりがちです。

夏の一般家庭で日中に最も電気使用量が高いのはエアコンで消費電力量全体の58%。電気代のかかる金食い虫です。

エアコンをつけっぱなしにすると電気代がどのくらいになるか、電気代を安くする対策法は以下の記事で詳細に解説しています。

スポットクーラー:室外機不要。スポットを冷やす

スポットクーラー:室外機不要。スポットを冷やす

スポットエアコンは、冷風機とも呼ばれます。仕組みはエアコンと同じですが、エアコンでいうところの「冷気吹き出し口」と「室外機」が一体になった製品です。

スポットクーラーの大きさは、空気清浄機のサイズ感(高さ50~70cm程度)。コンパクトなモデル、キャスター付モデルも多く、必要な場所に移動して使える点も魅力です。リビングのソファーそば、調理で温度が上昇しやすいキッチンスペースなど、移動して利用できます。除湿機能も付いているため、梅雨の季節の洗濯乾燥にも利用可能です。

一般的に、本体の上部や前面から冷気を放出、背面の給気口・排気口ダクト(ホース)を使って窓外に熱を逃すことで部屋を冷やします。ダクトの取り付けは必要ですが、電気工事は不要です。ダクトを窓枠に取り付けられるパネルがついているモデルも多く、これを利用すれば屋外に簡単に廃棄できます。対応電圧は100Vがほとんどなので一般家庭の電源コンセントに指して使えます。

スポットクーラーを選ぶ場合のポイント

■冷却能力
冷却能力は、一般家庭用で2kW~2.2kW程度が標準。これにより、6畳程度の部屋を冷やすことができます。

■水捨て不要のノンドレイン式がおすすめ
クーラーでは室外機から水が流れているのをよく目にしますが、スポットクーラーでも内部で水(ドレン水)が発生します。しかし、発生したドレン水を、本体内部の熱交換器の熱で蒸発させることで排水処理を不要にしている「ノンドレイン」タイプもあります。ノンドレインタイプなら、排水の手間は必要がなくて、おすすめです。

■価格
気になる電気代は、冷却能力によって異なりますが、商品コンセプトがエアコンよりも狭い「スポット」を冷やすことが目的のため、エアコンより電気代が安く済みます。

製品価格もエアコンに比べて安価(3~5万円)です。

 

家庭用スポットエアコン おすすめ品(屋内モデル)

ココからは、スポットエアコンのおすすめ品を紹介します。
今年の特徴として、従来からの屋内利用モデルに加え、屋内・屋外両用でアウトドアでも冷房・暖房も使える多機能モデルも登場し、人気になっています。

ナカトミ(NAKATOMI) :移動式エアコン MAC-20

冷暖房器具やインバーター発電機などを製造しているナカトミの「移動式エアコン MAC-20」は、冷却能力が高くて、Amazonでも売れ筋No.1👑 冷風・除湿・送風の3モードを搭載。冷房は16〜32℃に設定が可能。便利な入切タイマー付きで、冷やしすぎを防ぎ節電効果も期待できます。ノンドレンタイプで排水の手間がないのも魅力です。
コンパクトタイプで、湿気のたまりやすい脱衣所やキッチンなど、狭い場所でも使用できます。排気ダクトを別売りの窓枠パネルと一緒に取り付ければ、外への排熱もスムーズです。
6~8畳用、5~8畳用、7~10畳用の3タイプがあります。

電源:AC100V 50/60Hz
冷房:6-8畳
冷房能力:2.0/2.3KW
消費電力:750/770W

アイリスオーヤマ:ポータブルクーラー IPP-222G

アイリスオーヤマは、冷風、除湿、換気の3役をこなす~7畳までのスポットクーラーです。7畳、8畳、10畳、12畳(冷房のみ、冷暖房)のモデルがあります。
風に直進性があるので、一人利用の場合はより涼しさを感じられます。設置工事不要! キャスター付きでどこでも移動できます。除湿機能付きなの、梅雨シーズンの部屋干し使用にもおすすめ。排気ダクトを簡単に窓に固定できる窓パネル付きです。

電源:100V 50/60Hz
冷房:4.5~7畳
冷風能力:2.0/2.2kW
消費電力:490/600W

アイリスオーヤマ:ポータブルクーラー IPA-2222G

アイリスオーヤマ:ポータブルクーラも、1台で3役をこなすAmazonでも人気の高いスポットクーラー。設置工事不要! キャスター付きでどこでも移動できます。除湿機能付きなの、梅雨シーズンの部屋干し使用にもおすすめ。排気ダクトを簡単に窓に固定できる窓パネル付き。
~7畳用で、窓パネルもついています。

一つ前に示したIPP-2221G-Wよりも値段が高くなる分、除湿機能が優れています。ただし、消費電力も大きくなります。

電源:100V 50/60Hz
冷房:4.5~7畳
冷風能力:2.0/2.2kW
消費電力:755/870W

ハイセンス:スポットエアコン 2.0/2.2kW HPAC-22F

ハイセンスのHPAC-22Fは、環境に配慮した新冷媒「R32」を採用。排水ホース不要のノンドレンタイプで水捨てが不要、熱交換効率が良いので、コンパクトでもパワフル冷風。製品寸法は幅30cm、高さ67cm、奥行33cmで、移動に便利なキャスター付き。持ち運びや収納も楽な設計となっています。窓パネルとダクト付で、買ったその日に簡単施工できます。

電源:100V 50/60Hz
冷風能力:2.0/2.2kW (50/60Hz)

Corona(コロナ) :冷風・衣類乾燥除湿機 「どこでもクーラー」

冷風、除湿、送風運転が出来る移動式エアコン。冷風機能に加え衣類乾燥や除湿もできるので、梅雨シーズンの使用にもおすすめです。冷風のパワーも3段階に調節が可能。また、ピンポイントで冷風を当てたり、広範囲を冷やしたりとシーンに合わせて冷風を送る範囲を選べるのも魅力です。

電源:AC100V
冷房:木造11畳・鉄筋23畳まで
消費電力(50/60Hz):除湿時=205/215W、冷風時=220/240W
電気料金(1時間あたり)(50/60Hz):除湿時=5.5/5.8円(27円/kWh試算)

山善:移動式 コンパクト スポットクーラー YEC-26

7~10畳向きの冷風・送風・除湿、1台3役をこなす移動式クーラー。冷房モード:16~31度設定可能。そよ風のようなここち良い微風から素早い換気に適した強風まで、利用シーンに合わせて3段階で風量調節ができます。
付属品は以下の通り豊富。
窓パネル付きです。

電源:100V 50/60Hz
冷房:木造36畳まで
冷風能力:2.1/2.5kW
消費電力:780/900W

山善:移動式 コンパクト スポットクーラー YEC-M03

インテリアになるなじみやすいデザインが特徴のスポットクーラーです。サイズがコンパクトで、重量も10kgと小型軽量なので、様々な場所に運びやすいのが特徴です。コンロなどで暑くなりやすいキッチンでも設置しやすいのが特徴です。出す付属のダクトを使って室外への排気も可能です。

冷風を左右に自動で送るオートルーバー機能も搭載しているので、リビングでの使用もお勧め。夏以外の時期も、洗濯物干しや冬の結露防止など、年中通して活躍します。

シロカ:除湿機能付きポータブルクーラー SY-D151

デザインで人気の家電製品を販売するシロカのポータブルクーラー。エアコンと同じコンプレッサー式で、室温から約-7℃の冷風を出す冷却力があります。効果的に冷風運転ができる、排気用ダクトもついています。

本体サイズは 幅 22 x 奥行き22 x 高さ 41.4H cmとコンパクト、重量も6.5kgと軽量。業界最小・最軽量です。上部に持ち運び用の取っ手もついており、手軽に持ち運びができます。小さいので、キッチン、脱衣所などでも利用できます。

4.4L/日の除湿が可能な除湿機能もついており、年中通して利用できます。

ナカトミ(NAKATOMI) :移動式エアコン MAC-10

省スペース、コンパクト設計の移動式エアコン。地面にだけでなく、テーブル等の上に置いて使用可能なので、使い方は多彩。ご家庭、野外、事務用など様々なシーンで活躍します。

電源:AC100V 50/60Hz
冷房能力:0.41/0.43kW
消費電力:590/690W
タンク容量:0.75L

ナヴィック(NAVIC):CLESEED(クレシード) クレクール3ホワイト

室内機室外機一体型の移動式スポットクーラーです。冷房だけでなく、除湿・加湿・空気清浄器としても機能し、1台で4役こなす優れもの。梅雨は洗濯物乾燥の除湿器として、花粉・ハウスダストが気になる方には空気清浄機として、また、乾燥した時期には過失機能と、オールシーズン利用が可能です。

コンパクト・軽量なので持ち運んで外出・レジャー先での使用もできます。女性でも持ち運びがしやすいです。

電源:単相100V
消費電力:350W / 送風モード時
消費電力:50W / 冷房能力:800W (3000BTU)

トヨトミ:スポット冷風機 TAD-2221-W

トヨトミ:スポット冷風機(リモコン・キャスター付)(ホワイト)/TAD-2221-W
トヨトミ(TOYOTOMI)

ノンドレン・キャスター付が便利! 場所を選ばず使える冷風機。
「強」「中」「弱」「自動」「パワフル」の冷風機能と、送風機能、ドライ機能、冷え過ぎを防止するおやすみ運転機能、内部クリーン機能を搭載。

電源:AC100V 50/60Hz
冷房能力:冷風2.0/2.2kW

コウデン:移動式エアコン KEP251R

冷風・送風・除湿、1台3役をこなす移動式クーラー。「使用する度に排水が必要だと煩わしい」という声にお応えして、冷風運転時にはドレン水がほとんど出ない機構を採用(ノンドレイン方式)。熱を室外に排出する【窓パネル&排熱ダクト付属】。据付工事が不要なので、工事の順番待ちがなく、届いてすぐに使用できます。

電力:AC100V (50Hz/60Hz)
消費電力:720/850 W (冷風運転時MAX)
電気料金:(1kWh:27円)19/23 円/時間(冷風運転時)

【参考】窓用エアコンの防犯対策「補助錠」

窓用エアコンやスポットエアコンで窓パネルを取り付けた場合、不安なのが施錠。防犯上、絶対に対策が必要です。

そんな場合、便利なのが補助錠(補助鍵)です。

窓用エアコンの防犯対策として最もメジャーな対処法でm補助錠を取り付けることで、窓が途中まで開いた状態でも鍵ががかるようになります。補助錠は本体製品には含まれていないので、別途自分で用意する必要がありますが、価格は1個500円~。防犯面を考え、窓の上下にひとつづつ設置しましょう。一般的に、取り付けはねじで留めるだけなので簡単です。

電源:単相100V
消費電力:350W / 送風モード時
消費電力:50W / 冷房能力:800W (3000BTU)

家庭用スポットエアコン おすすめ品(アウトドア利用も可能モデル)

EcoFlow:WAVE 2 ポータブルエアコン

WAVE 2はアウトドアでの利用も可能な冷房・暖房両対応なポータブルエアコン。室内はもちろん、アウトドアでも利用が可能。設置して電源をONするだけで、冷風または温風がすぐに出て空間を快適な温度に保ちます。設置工事はもちろん不要。冷房使用時は湿度70%以下であれば排水は不要です(暖房使用時は排水が必要)

アプリでの制御が可能で、おやすみモード、省エネモードなどで利用が可能。省エネモードなら使用しながら、最大8時間の運転が可能です。
給電はコンセント給電。ソーラーパネルやシガーソケットでも給電可能。1,159Whの容量を持つ専用バッテリーパック(別売り)との接続も可能です。

EENOUR:ポータブルエアコン PA600

EENOUR ポータブルエアコン PA600はアウトドアでの利用も可能なポータブルエアコン。室内はもちろん、アウトドアでも利用が可能。設置して電源をONするだけで、僅か3分で吹き出し口の温度が外気温より8~12℃低くします。設置工事はもちろん不要です。

デュアル換気システムによって従来品より室内外の空気を負圧なしで均一にして順調に循環。室内でも新鮮な空気を保ちます。そのため、飲食店やキッチンでも利用も。冷風の吹き出し口数が2つで好みの場所に送風します。

冷却:5~6畳
冷風能力:最強で1.758kW

EENOUR:ポータブルエアコン QN650

EENOUR ポータブルエアコン QN650は冷房機能と送風機能を搭載したポータブルエアコン。室内はもちろん、アウトドアでも利用が可能。冷房モードは16〜30℃から温度設定可能、3段階風量の切り替えができます。

重さが約9.5kgとコンパクトなサイズなので、女性でも持ち運びが可能。イベント会場、作業場や工場、倉庫などの熱中症対策の以外に、海水浴やキャンプ、BBQなどのアウトドアシーンで暑さ対策としても重宝します。AC電源から給電で、アウトドアでは容量ポータブル電源と組み合わせ利用がおすすめです。

【併用で涼しく】サーキュレーター

部屋全体を涼しくするには、空気循環も欠かせません。

エアコンとサーキュレーターを併用しましょう。空気を循環させることで、電気代を押さえつつ、部屋全体の涼しさを高めることができます。

サーキュレーターの価格差の違いはダイレクトにサーキュレーターの風力性能や付加機能の有無に直結します。単に価格やデザインのみで選んでしまうと、よい買い物とはならない可能性があります。サーキュレーターの選び方、最新トレンド、正しい設置方法、おすすめ品は以下の記事で紹介しているので、是非、ご確認ください。

個人一人を冷やすアイテム併用しよう

部屋全体を冷やすとどうしても電気代がかかります。また、高齢者や女性などの寒がりさんがいる場合、部屋が寒すぎるということもあります。

部屋全体はエアコンの設定温度高めで冷やしつつ、個々人は、スポットクーラーで「スポット冷却」、或いは、パーソナルクーラーネッククーラーなどの併用で「パーソナル冷却」すれば、快適性を維持しつつ、トータルで電気代を安くすることもできます。

パーソナルクーラーなら、3千~1万円程度、ネッククーラーなら3~7千円程度で購入でき、電気代はあまりかかりません。ネッククーラーなら屋外でも使用できます。

売れ筋のネッククーラーは、以下の記事で紹介しています。

最後に

総合的に電気代を節約するエアコン・クーラーを様々紹介しました。
今年は6月から既に猛暑。さらに、電気代高騰で、エアコン一台での家の冷却では電気代が心配です。

低コストで冷やせる商品を併用して、コスパよく乗り切っていきましょう。

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