休日や連休前、スキルアップ・収入UPのために、「読書」「英語」「資格」「投資」「キャリア」など、少しは自分の人生に役立つことをしようと考えた方は多いのではないでしょうか。
しかし、休日最終日ともなると、何もやらずに、ダラダラ過ごして後悔する方が圧倒的多数です。
日本は勤務時間が多いと思っていますが、実は1年の1/3以上。この時間をどう過ごすかで、大きく人生が変わります。
では、人生で多くをなし得え、お金と成功をつかむ「一流」と平凡な「三流」では、どのように時間の使い方が違うのか?
本記事では、年の1/3以上もある休日を無駄にしないために、日本の平均的休暇日数が何日あるかを具体的に明らかにしたうえで、「短期で取り組め、成果の出やすい時間の使い方」を紹介します。
目次
日本の平均的休暇日数は年の126日以上。年の1/3は休み
日本人の平均休暇日数
日本は休みが少ないと思われがちですが、実際は、休暇は少なくありません。
❶2024年の土日祝日の合計日数は118日。
土曜日数:52日
日曜日数:52日
祝日 :16日
更に、多くの企業の場合、以下のような休日もあります(2024年の場合)
❷年末年始休暇:2024年12月29日~2025年1月3日 ※土日祝を除くと+4日間
❸夏季休暇 :一般的なお盆休みは2024年8月13日~8月16日 +4日間
これに、有給休暇などを合わせると、年10日間以上の休みが加算される方も多いでしょう。
有給休暇を除いても、日本の平均的会社員の年間休日日数は
年間休日日数=土日祝 118日+年末年始休暇 4日+夏季休暇 4日=126日
となります。
2024年はうるう年で1年=366日なので、年間35.6%(=126/366=34.46%)は休みなのです。当然、この時間をどう過ごすかで、人生も変わってきます。
一流と三流に見る、休日の過ごし方の違い
では、年間1/3以上ある休みを有効に使うにはどうしたらいいでしょうか。
ここからは、池本克之さんの『年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる』を参考に、休日の過ごし方の一流と三流の違いを学びます。
三流のオフの過ごし方
池本さんは、年収が低い三流の方は、休日を以下のように過ごしがちだと指摘します。
■完全にダラダラ派
家から出ず寝て過ごす ゲームに没頭 夜更かし TV三昧 友達・知人と飲み会
■一見、仕事に真面目派
休みの日に出社
基本的に三流は、「仕事のストレスを発散させるために、オフに気晴らしをしたり身体を休める」と考えます。
「休みの日に出社」する人は一見真面目なように見えますが、これも三流。ダラダラ仕事をしがちなタイプで、ビジネスエリートとは言えません。人生の経験の幅も低く、思考の幅も狭くなりがちです。
一流エリートのオンとオフ
一般的に、「オンとオフのメリハリが大事」と言われます。
しかし、スバ抜けて稼ぐ人・仕事ができる人には、オンとオフの「切り替え」「メリハリ」といった認識すらがありません。オンとオフを意識的に切り離すことなく、仕事もプライベートも楽しんでいるのです。
一流にとっては「仕事」も楽しみの一つ。自分の戦闘能力を高くするスコアアップであり、ゲーム攻略のようなものです。真剣に攻略法を考え行動し、成果をあげれば「儲け」や「評価」といったご褒美があり、これらがモチベーションにつながります。
「彼らは好きを仕事にしたから、仕事が楽しいのだ」と考えてしまうかもしれません。しかし、彼らは最初から好きを仕事にしたわけではありません。仕事に真剣に取り組むことで、後から仕事を好きに変えています。
大事なのは「思考の仕方」
休日のゴルフ。しかし、ミスショットが多く、いまいち調子が上がりません。この時に「今日はやーめた」とすぐに投げ出す人がいますが、多分、このような方はビジネスで大きな成功をなし得ていないでしょう。
理由は、「うまくいかないとすぐあきらめる、モチベーションが下がる思考癖」を持った人だからです。このような思考は、オン・オフ共通に現れます。
エリートには、「なぜ、あんなに仕事にもプライベートにもアクティブなんだ」という人が多いですが、彼らは、オンもオフも「真剣」だからです。
結局、仕事もプライベートの両方の充実・幸せに必要なのは「思考・考え方」です。「よい思考」のベースになる健全な「脳・心」の状態を、日々の習慣でつくることです。
【休日をいかに過ごすか】まずは、先延ばしの代償が大きい事柄を知る
人は、大事なことほど後回しにし、結果、人生の後悔を膨らまします。このことを、嫌と言うほど突きつけられる良書が、『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』です。
先延ばしの代償が極めて大きいこと、それを改善するためにどうすればいいかが徹底的に解説された本ですが、ここで指摘されているのが、特に先延ばしにされやすいのが、「キャリア、資産形成、健康」に関わる問題です。以下の記事を読んでいただくと、その詳細がご理解いただけると思います。
この3つの中で、すぐに着手しやすい&効果が目に見てわかりやすいのが「資産形成」。現在の支出の見直しから始めれば、確実に効果がでます。
そこで、ここからは、もっと即効性のある有効な休日の使い方として、「お金の見直し」を紹介します。
【休日の時間の使い方】最大の不安「お金」を改善する
お金の問題は、漠然と悩んでいても何も改善されません。自分のお金との付き合い方を考え、かつ、具体的に行動することが大事です。
そこで、短時間でも実現可能なことを中心に、休みという時間を使ってやるべきことを紹介します。
【いますぐ始められるが長期にわたって】人生に役立つ本を読む
【短時間でも可能】家計の見直し
【短時間でも可能】クレジットカード・電子マネーの有効利用と見直し
【短時間でも可能】税・社会保険料の支払い方を見直す
【短期~中期的】老後資金を考える
【いますぐ始められるが長期にわたって】人生に役立つ本を読む
読書は1日にして何とかなるものではありませんが、コツコツ行えば、必ず人生のプラスになります。
以下記事では、レベル・ジャンルに分けておすすめのマネー本・投資本を50冊以上紹介しています。まずは、読んでみたい気になる本を、実際に読み始めてみましょう。
投資・お金の勉強に
Amazonデバイスセール:読書端末で快適な読書
【短時間でも可能】家計の見直し
今の時代、銀行の残高が増えることだけ考えていてもお金は増えません。銀行利息より、無駄を省き、かつ、ポイントを獲得する方が圧倒的にリターンが出ます。
まずは、支出を絞ることが大切。例えば、
・無駄な保険を掛けたりしていませんか?
・無駄なサブスク料金を支払っていませんか?
・月額料金の高い通信会社を利用していませんか?
・お得なクレジットカード・ペイ払いで支払っていますか?
この無駄を省くだけで年間の支出が減ります。
以下記事では、様々な収支の見直しのヒントを紹介しています。
家計改善効果が高い「保険の見直し」
家計改善効果が高いのが「保険」です。
現在、私の生命保険・医療保険の月・年の払込額は「0円」です。将来にわたって高い利回りで運用される生命保険は済みにし、医療保険は解約しました。
このような、保険見直しの転機となる情報を与えてくれたのが、以下の本です。非常に価値の高い本です。保険のかけ方を変えれば、家計は大きく改善するはずです。
ちなみに、「億り人」は生命保険には入っていな人が多いそうです。億り人はどのように考え、保険不要と考えているかは、以下の記事で紹介しています。キーワードは『心の家計の見直し「不安解消」にお金を使わない』です。
【今すぐはじめて、継続!】新NISA、iDeCOで節税投資
多くの人が、漠然と、しかし、重く悩んでいるのが「老後資金」です。
老後資金は、何をどう考えたらいいかもわからず、漠然と悩んでいる人が大半です。これでは、得体の知れないお化けのように、何十年もあなたの大きな悩みとして、心や脳を占拠し続けることになります。
新NISAがまだな方は、とにかく始めましょう。
初心者は、NISAで毎月積立が最も、時間がかからず、精神的負担もかからず、長期的に資産を増やせる方法です。
口座は、「楽天証券」は「SBI証券」のいずれかから選べば間違いありません。ちなみに、私はNISAは「楽天証券」、iDeCoは「SBI証券」で行っています。その他、両証券会社でポイント還元付きのクレカ積立も行っています。
お得にクレカ積立をする方法は、以下の記事を参考にしてください。
【参考】始めることも大事だが、最も大事なのは「積立投資の出口戦略」
積立投資は、まずは始めることが大事です。しかし、最も大事なのは「出口戦略」。どの様に、貯めたお金を取り崩していくかです。上記本は非常に参考になる良書です。
老後の取崩し方をしっかり理解しておけば、投資パフォーマンスも上がりますし、老後の不安も、漠然とした不安から、「対策」に変えられるはずです。
【つみたて投資の終わり方】出口戦略をシミュレーション
・積立投資の出口戦略の基礎を学ぶ
・積立投資の出口戦略、どこが優れているか、モデル検証
・積立投資の出口戦略、100歳で生きたらいくら残るか
まずは、これをベースに、自分はいくら貯めたらいいのかを考えてみてはいかがでしょうか。具体的に考えてみると、自分のやるべきこと、学ぶべき知識も見えてきます。
最後に
今回は、
少しでも、あなたの人生のプラスになれば、幸いです。
以下では、今開催中のお得なキャンペーンなどを紹介しています。少しお小遣い稼ぎができるかもです。こちらも参考にしてみてください。