楽天証券、2つの低コスト投信新設+投信残高ポイント開始。楽天 VS SBI、どの銘柄に積立がお得か

2024年1月からスタートする新NISAが迫ってきたことで、クレカ積立・手数料の引き下げ競争などの動きが活発化しています。低コストインデックス競争もその一つです。

楽天投信投資顧問は、業界最低水準の低コストの2本の投資信託を新たに設定。あわせて、楽天証券はのこの2本のファンドを対象に、投信残高ポイントプログラムを開始しました。

長期積立投資を行う上で、投信の管理コストとポイント還元は非常に大事です。SBI証券と楽天証券、どっちでどの投信信託に投資するのがお得か確認しておきます。

低コストインデックスファンド2つが追加。投信ポイント還元も

新設の投信は楽天証券で積立が可能です。低コストであることに加え、この2本のファンドを対象に、保有残高に対してポイントが還元されます。

新設の投資信託の「管理費用(税込、信託報酬を含む)」と「ポイント還元率」は以下の通り。
「投信残高ポイントプログラム」により、それぞれ、年率で、0.0175%、0.0341%のポイントが付与されます。

ファンド愛称投資対象管理費用ポイント還元率
(年率)
楽天・オールカントリー世界株式年0.05775%
税抜0.0525%
0.0175%
楽天・S&P500米国株式年0.09372%
税抜0.0852%
0.0341%

楽天証券:案内

【比較】どの投信に積み立てるとよいか

【比較】どの投信に積み立てるとよいか

今後、長期にわたって積立をしていくに当たって、より有利に投資するには、SBI証券と楽天証券のどちらで、どの投資信託に積み立てるのがよいでしょうか?

どちらか結論を出すに当たって、まずは、低コストファンドの管理費用と投信残高ポイントを確認してみます。

【比較】低コストファンドの管理コスト&投信残高ポイント

私はこれまで、運用をシンプルにするために、SBI証券でも、楽天証券でもeMAXISシリーズを基本に積み立ててきました。

ここでは、低コストで名高い投資信託の「管理コスト」を比較。比較に当たっては、「投信残高ポイントプログラムのポイント還元分」も加味して、どの投信がお得か、確認してみます。

なお、楽天証券で新設の2本の投信以外は、SBI証券の「投信マイレージ」の還元率を適用して、計算してみます。

【比較】世界株式(ベンチマーク:MSCIオール・カントリー)

ファンド名管理費用
ポイント還元
実質コスト
❶-❷
1位とのコスト差ポイント
プログラム
楽天オールカントリー0.05775%0.0175%0.04025%楽天
eMAXIS Slim オールカントリー0.05775%0.0175%0.04025%SBI
はじめてのNISA 全世界株式インデックス0.05775%0.0175%0.04025%SBI
TracersMSCI オール・カントリー0.05775%0.0175%0.04025%SBI

「MSCIオール・カントリー」をベンチマークとする、全世界株式への積立について、確認したのが上の表です。
こちらについては、管理費用、及び、投信残高ポイントも横並びです。

【比較】米国株式(ベンチマーク:S&P500)

ファンド名管理費用
ポイント還元
実質コスト
❶-❷
1位とのコスト差ポイント
プログラム
iシェアーズ米国株式 (S&P500)0.0938%0.042%0.0518%SBI
One-たわらノーロードS&P5000.09372%0.0346%0.05912%0.00732%SBI
楽天・S&P5000.09372%0.0341%0.05962%0.0005%楽天
はじめてのNISA 米国株式インデックス0.09372%0.0336%0.06012%0.0005%SBI
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500)0.09372%0.0326%0.06112%0.001%SBI
SBI バンガード・S&P5000.0938%0.022%0.0718%0.01068%SBI

「S&P500」をベンチマークとする、米国株式への積立について、確認したのが上の表です。
上記表では、実質コスト=管理費用❶-ポイント還元❷が小さくなる順にソートしていますが、こちらは銘柄によって若干差があります。

とはいっても、差額は微々たるもの。1,000万円の投資積立分があって、金額差が出てくるレベルです。1年分の積立分ぐらいで見るなら、積立投資タイミングの方がよほど大事になりそうです。

今後、各アセットマネジメント会社が信託報酬を改訂すれば、順番も変動します。あまり、神経質になる必要はなさそうです。

【結論】SBI証券VS楽天証券 どちらでどの投信に投資するか

【結論】SBI証券VS楽天証券 どちらでどの投信に投資するか

上記で示した通り、全世界株式、米国株式、どちらの低コストインデックスファンドも、神経質に銘柄を選ぶ必要はなさそうです。というわけで、結論としては以下のようになります。

私の結論

・上で示した示した銘柄を積み立てる場合は、SBI証券でも楽天証券でもOK
・SBI証券でも楽天証券でも、お得な投信積立プログラムを利用する

 SBI証券:クレカ積立
 楽天証券:楽天キャッシュ積立楽天カード積立

私はこれまで、楽天はeMAXISシリーズを積み立ててきましたが、今後は「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」への積立に変更しようかなと思います。

ちなみに、以下のキャッシュバックキャンペーンも開催されています。

楽天証券で投資するなら、押さえておこう「ポイント投資」プログラム

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楽天証券で投資するなら、上記、ポイント投資プログラムは抑えておきましょう。

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