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ビジネスに必要な「未来予測力」「発想力」。

投資をする場合も、「これが来たら次はこれが来るかも!」といった具合に発想力に近い「連想力」が求められますよね。

「未来予測力」を鍛えるためには、現実ばかりを見るだけでなく、想像力・妄想力を豊かにする必要があります。

こんな、「未来予測力」「発想力」を養うのに役立つのがSF小説

イーロンマスク、ザッカーバーグ、ジョブズなど、世界の名だたる経営者の中にも、経営書に並んでSF小説をおすすめ本として挙げる人が多数います。

今回は、「SFの父」とも呼ばれるイギリスの作家 H・G・ウェルズにより1895年に発表された「タイムマシン」を題材に、「未来予測力」「発想力」について、考えてみたいと思います。

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H・G・ウェルズ「タイムマシン」

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時空を超えて行き来する「タイムマシン」。あなたは、「タイムマシン」と聞いて何を思い浮かべますか?

昭和の時代に生まれた人なら、ドラえもん、バック・トゥ・ザ・フューチャー、スタートレックなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。これらで描かれる未来は、生活スタイルこそ進化していますが、人類が、猿人→原人→旧人への進化を得て新人 ホモ・サピエンス に進化したような「人間の進化」は描かれていません。

一方、今回紹介するウェルズ「タイムマシン」の主人公が時空を超えていく先は80万年後の世界。この小説の凄いところは、単なる時空を移動するSF作品にとどまらず、「時を経て、人間はどう進化したか、退化したか」が描かれている点です。

ストーリー

発明家のジョージはタイムマシンを発明。そのタイムマシンに乗って、80年前の未来に行ってきて、体験したおどろきの出来事を知人に話すというスタイルで話が展開します。

ジョージが80万年後の世界で、まず最初に遭遇するのは、「緑あふれる楽園」のような世界とちょっと幼稚な「イーロイ人」。イーロイ人は、冒険心がなくなり、知識欲もなくなり、無気力になり、仕事らしい仕事もせずのんびり暮らしています。ただ、なぜか、暗闇を怯えて怯えて暮らしている。

ジョージはなぜ、彼らはイーロイ人は暗闇を恐れているのか最初はよくわかりませんでした。しかし、もう一つの人種「モーロック人」に襲われて、その理由を理解します。

モーロック人は、昼間明るいところでは活動できない人種。彼らは、暗い地底に住む労働者階級で、夜になると地底から這い出してきて、イーロイ人を家畜にするために狩りを行うのです。

何とも、悲しい人類の進化?退化?の世界です。

資本主義社会的視点でストーリーを整理してみる

資本主義社会的視点でストーリーを整理してみる

小説を読み終え、物語を、現代資本主義社会に生きる私の頭で整理してみると…

イーロイ人は、いわゆる現代の「資産家階級」。そして、モーロック人は「労働者階級」。

資産化階級であるイーロイ人は、面倒な仕事はモーロック人がしてくれるので、探求心や冒険心を忘れ、結果、知識欲もなく無気力になり、人間として退化してしまった成れの果て

労働者階級のモーロック人は、資産家階級への反逆ともいえる「資産家狩り」を行うような野蛮な人類になってしまっていたのです。

いわゆる、今ある、富裕・貧困の二極化が、別の人種へと進化・分裂。生物学的にも異なる生物になってしまっていたのです。

SF小説の魅力:想像力を駆り立てる

SF小説の魅力:想像力を駆り立てる

SF小説は、単に面白いだけではありません。脳力開発につながり、未来への気づきや教訓も与えてくれます。

裏切られる予想が想像・妄想を駆り立てる

私は最初、本書「タイムマシン」を読み始める前、80万年前の未来を、さぞ、風景や生活様式は機械的・近未来、人類はサイボーグ化というような、現代の典型的なSFの世界を創造していたために、しょっぱなから大いに期待を裏切られました。

何度も予想を裏切られる中で、読み進めながら考えたのは、「こういう展開なら、こういう未来なのではないのか」「こういうことなのではないのか」という想像・妄想です。こんな想像・妄想が何度となく頭の中で展開されました。

さらに、読み終えた後も、もっと手前の未来には、スタートレック的な超スーパーハイテクな世界があったんじゃなかろうか とか、ナウシカのように、大地を傷つけ、奪い去り、汚し、焼き尽くした「魔の時代」があり、人類は自然との共存を選んだのではなかろうか、と、次々と妄想が展開しました。

こんな感じで、優れたSF小説は想像・妄想を駆り立ててくれます。未来予測力・発想力の強化につながるに違いありません。

※動画や映画ではダメです。想像を映像が保管してくれるので、自ら考えませんので。

SF小説から得られる着想

ドラえもんの便利な道具も、昭和の時代には、夢物語のようでしたが、現代となっては実現してしまっているものがたくさんあります。

未来の世界には、様々な、ビジネスのヒントが詰まっています。漫然と読むのではなく、実現できそうなことできないことを切り分け、代替案を考えたりしながら読むと、それがビジネスにつながるかもしれません。

投資力に役立つ

投資にも役立つ「未来予測力」。資産家に生まれたわけでもないのに、お金持ちになる人がいるがいますが、ここには「情報の取捨選択と未来予測の力」が大きく関わっています。

また、「未来予測の力=過去の歴史の知識+創造力」。はやり学びが重要です。このテーマについては、有名投資家の例を挙げたりしながら、以下の記事でまとめています。

本書から学び:学ばないと退化する

80万年後の人類のなれの果て、便利になりすぎて、学ばなくなったり、進化しようとしなくなったイーロイ人の姿は、「変化・進化しないと人として終わってしまう」「学ばない人は終わる」ということを、強く私たちに教えてくれます。

現代は様々な二極化が起こっていますが、二極化は「学び」に起因するところが大きい。そして、「学び」に必要な「継続力」は、「新しいことに好奇心を持てるか」「上を目指したい・進化したい」と思うか、或いは、「つまらい」「面倒」と思うかに起因しています。

私は「学び」については、貧困問題ばかりがクローズアップされますが、食うにも困る家庭を除く、圧倒的多数の普通の家庭では「学ぶ意欲をいかに子供に与えられたか」の方が大きな問題であり、多くがこれに失敗しているのだと考えています。

ちなみに、やっぱり、「学習能力」は子供の時に圧倒的な差がつきます。以下の本は是非とも読んでくべき良書です。

最後に

今回は、H・G・ウェルズにより1895年に発表された「タイムマシン」を題材に、SFで養われる能力、及び、「学ばない人間は終わる」ということについて、私の考えをまとめました。

普段は「ビジネス書」「実用書」「マネー本」ばかり読んでいいる人も、是非、たまには「SF小説」も読んでみてください。いつもと違う新たな気づきがあるはずです。

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