2月15日に取引が始まったSBI証券のeワラント「ビットコインレバレッジトラッカー」。
ビットコインの最大の最大の弱点ともいえるのが税制が「雑所得」扱いであることですが、ビットコインレバレッジトラッカーならFX・CFDと同じく申告分離課税で損益通算が可能である点です。
税制面で有利なこの商品がどんな商品か?
eワラント商品への投資が初めての私が、予算10万円で取引にチャレンジ!
満期日4月14日を迎え、2ヵ月弱保有した本ビットコインレバレッジトラッカーの取引結果がどうなったか、報告します。
目次
【おさらい】ビットコインレバレッジトラッカーについて
ビットコインレバレッジトラッカーの特徴・メリット、購入方法などについては、以下の記事に詳しくまとめているので、ご存知のない方はご確認ください。
ビットコインレバレッジトラッカー【取引結果】
今年2月に初購入をするに当たって、私個人は、原資産であるビットコインは今年秋~年末までにピークを迎えるとの目論見で、ビットコインレバレッジトラッカーを購入しました。そのため、基本的に、「満期近くまでポジションを持っている方が高値がつく可能性が高い」と考え、商品特徴も十分理解が追い付いていなかったこともあり、満期日まで持ち込みました。
リターンは+30%
上記は満期日を迎えたビットコインレバレッジトラッカーの結果です。
予算10万円という制約のもと購入したため、利益額は少額ですが、投資額(買付金額)77,610円に対し、最終評価額が100,920円(+23,310円)!リターンは+30.0%となりました😄
高値追いせず、ビットコインの下落を待って購入したのがリターンUPにつながりました。
4月のビットコインは満期日をほぼ高値として急落しました。
4月17日8時:Bakktビットコイン・オプションSQ
4月19日8時:Bakktビットコイン先物SQ
オプション、先物のSQ日に向けて、価格が吊り上げられ、それを迎えた途端に、売りに転じた感じです。
今後も、SQ日前後は注意した方がよいかもしれません。ちなみに、今後は以下のようなSQ日が控えています。
5月1日午前1時:CMEのビットコイン・オプション、ビットコイン先物SQ
メリットは申告分離課税と損益通算
FX・CFDとの同様、申告分離課税なので、税率は21.315%。給与所得なども合算した課税所得695万円以上の方なら、税金が安くなります。
また、FX・CFDで損失がある場合は損益通算ができるので、いずれかに損失が出た場合、補填したり翌年に繰り越したりできるのはメリットです。
今後の利用する?
課税所得695万円以上なら、デリバティブ商品であるビットコインレバレッジトラッカーは税制面でメリットがあるものの、使い勝手についてはいまいち…と感じた部分が多かったのも正直なところです。
使い勝手が悪いと感じた理由は、次のような点です
- 課税所得が695万円以上なら税制メリットはあるが….
- 手数料高い!
ただし、本品に限った話ではない。仮想通貨の売買手数料は総じて高いため、本商品の欠陥ではない - 満期日があるため、売買タイミングを計るのが難しい。
私は、ビットコインの現物投資では長期投資を前提としていますが、長期にポジションを持ちたい場合、ロールオバーという方法も取れるが、ロールオーバーの度に大きなスプレッド手数料が発生する。よって、長期投資には向かない。 - 原資産の上昇に対して、いくら儲けが出るのか直観的にわかりにくい。
- レバレッジトラッカーという名の通り、確かにレバレッジはかかっているが、+5倍トラッカーといっても、値動きの5倍のレバレッジがかかるわけではない。
レバレッジ投資をしたいなら、ビットコインFXの方がよいかも - 取引時間が、平日9:00〜23:50。土日、祝日は不可な点は地味にデメリット。
しかし、今の私には、まだ攻略するための知識や知恵は浮かびません。
本格デリバティブが行える仮想通貨取引所「FTX」
今回、税制面での魅力をきっかけに仮想通貨デリバティブであるビットコインレバレッジトラッカーを始めて売買してみましたが、仮想通貨で税金が最大55%(所得税、住民税込み)になるような利益を得られるのはごく一部の人に限られます。
ほとんどの人は、税制にセンシティブになりすぎる必要はありません。むしろ、如何に儲けるかの方が大事!
そうであるなら、暗号資産(仮想通貨)の現物取引から派生した新しい金融派生商品「デリバティブ」を豊富に扱う取引所を利用した方が、メリットも大きいのでは?と考えました。
そこで、次なる挑戦として、暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所として人気のある「FTX(エフティ―エックス)」に口座を開設することにしました。
どんどんチャレンジします♪
FTX(エフティーエックス)の特徴:取扱い銘柄
FTX(エフティーエックス)は様々なトークンや暗号資産(仮想通貨)を取扱う人気の取引所です。
最大の特徴ともいえるのが、最大レバレッジ101倍。国内では暗号資産(仮想通貨)取引所の最大レバレッジは2倍(2021年4月以前は最大レバレッジが4倍)ですから、大きな差ですね。
なお、FTX(エフティーエックス)では、以下のような商品を取り扱っています。
・現物取引
・先物取引
・MOVEコントラクト ※(BTC)のボラティリティを価格に反映させた先物取引
・レバレッジトークン
・インデックストークン ※アルトコインの複数銘柄の平均を1つにまとめてインデックス化
・株式のトークン化取引 ※テスラなどの株式トークンが売買可能
FTX 公式ページ
FTX(エフティーエックス)の特徴:DeFi Solonaブロックチェーン
FTXの取扱銘柄の豊富さと同時に、注目なのが、先行するイーサリアムブロックチェーンや、バイナンススマートチェーンにつぐDeFiチェーンとして注目されるブロックチェーンである
Solanaブロックチェーンの存在。
私自身は、イーサリアムブロックチェーン系や、バイナンススマートチェーン系のDeFi運用ではすっかり遅れをとっているので、今後、伸びしろがあるSolanaチェーンのDEXでDiFi運用をするためにもFTXは欠かせない取引所であると考えています。
特別キャンペーンで取引手数料5%引き&特別30ドルクーポン付き
以下の招待リンクからFTX口座を開設すれば、❶取引手数料5%引き&特別30ドルクーポン付きで口座を開設することができます。
口座開設は、通常の仮想通貨取引所と同様です。口座登録→セキュリティ(2段階認証)を行えば、安心して売買ができるようになります。
$30クーポンを獲得したよ♪
最後に
今回は、満期日を迎えたビットコインレバレッジトラッカーの結果について紹介するとともに、今後、仮想通貨でデリバティブ取引&SolanaブロックチェーンでのDiFi運用のために必須の口座としてFTXについて紹介しました。
仮想通貨という新しい金融は、新しく始まる部分にこそ、大きな先駆者メリットがあります。
キャッチアップは大変ですが、少しでもその恩恵にあずかるべく、いろんなサービスを利用してみましょう!
きっと、この経験は、1年後に大きな結果の差となって、自分にリターンをもたらしてくれるはずです。