景気減速 警戒感からの米国株急落 で大きな利益!私のCFDトレード戦術を公開(資金効率、今後の売買戦略 他)

先週は、米国経済の先行き不安で相場が荒れましたね。
その間、私は、CFDで米ダウ指数、ナスダック指数、VIX指数を売買しておりました。

値動きがあまりに激しいので、寝不足な一週間でしたが、今回はもともと株価下落前に想定していたシナリオ通りの相場展開になったため、かなりよい取引ができました。

改めて、チャート分析でトレードをするなら、日経225よりも米国株式指数であるダウ指数、S&P指数、ナスダック指数を売買する方が、チャートのチャートポイントが美しく機能して、相場が読みやすいと感じています。

また、「ここはチャンス!」というときに半端なく資金効率のよいトレードができると実感しています。

今回の急落トレードからの得た学び・気づきをまとめておきます。

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GMOクリック証券CFDで取引

私は、CFD取引はGMOクリック証券【CFD】で行っています。
以下で表示するチャート、取引画面などもGMOクリック証券【CFD】の取引ツールになります。

なお、GMOクリック証券CFDでは、指数の呼び方が以下のようになります。
米国30  :ダウ指数
米国NQ100:ナスダック指数
米国VI  :VIX指数

CFDについてご存知ない方は、以下も参照ください。

Chamiの米国株相場見通しと売買戦略

今回の売買戦略

クリック証券CFD 米国30 日足チャート

上図は、2018年からの「米国30」に日足チャートです。
長らく、米国30は200日移動平均線が非常に大事な相場反転ポイントとして機能細い赤線)してきています。
正確には、「200日移動平均線をオーバーシュートして割り込んだ付近で反転する」を繰り返してきています。

そこで、今回も、上記、過去と同様の相場シナリオを想定。
これまで相場の急落を狙って「売り」売買のみを行ってきましたが、今回は、「200日移動平均線付近での反転が確認出来たら買う」という売買戦略も加え、相場に挑みました。

トレード結果

クリック証券CFD 米国30 時間足チャート

上図は、「米国30」の時間足チャートです。

相場の状況:
米国の景気減速への警戒感で10月開始とともに始まった米国30の下落は、10月3日夜に一時600ドル近くのとどめの下落を持って急反発。翌日10月4日の日本時間日中は米国雇用統計への警戒から一時下げるも、指標発表後は右肩上がりで上昇し、結果、最安値から2日間で約800ドルの上昇となりました。

いや~、かなり激しい相場。
最近は、スマホトレードに終始していたのですが、今回の急落劇は、久しぶりに、夜間にチャートに張り付いてトレード。急激な相場展開に慌てる場面もあったものの、売り増し、買い増しで、通常より大きい額の利益を出すことができました。

今後の戦略(保有中銘柄)

今は、上記時間足チャートの赤三角▲マークが示す通り、▲マーク時点で買ったポジションをホールド中。以下が保有中のポジションです。

現在保有中の銘柄(米国30、米国NQ100)
現在保有中の銘柄(米国30、米国NQ100)

米国30については、相場の雰囲気を見ながらですが、少なくとも27000ドルぐらいまではホールドしたいと考えています。

ただし、次の急落にハラハラし続けたくはないので利益の深追いはしません。相場の勢いを見ながら売却し、次の下落の機会を狙う予定です。

Chamiの一言
最近はスマホトレードばかり行ってきましたが、チャート張り付きトレードは大事ですね。
楽をしていては、それなりの利益しか取れません。もっとトレードに精進します。

資金効率の考察

GMOクリック証券CFDのレバレッジとロスカットルール

GMOクリック証券のCFDの場合、株式指数のレバレッジは10倍です。

また、投資家の損失を限定し、資金の大幅な減少を防ぎ、極力、元手以上の損失が発生しないように、ポジションを持つと同時に、自動でロスカットが設定※されます。

このロスカット幅は、システムが相場状況などを加味してポジションごとに自動設定します。そのため、FXなどでよくある一般的なロスカットルールのように、口座全体の証拠金維持率が一定の値を下回った時に、全てのポジション一気にロスカットされて口座破綻するといった最悪の事態を避けることができます。

この点は、GMOクリック証券のCFDの仕組みの優れた点だと評価していますが、一方で、あらかじめロスカット幅分だけ、資金効率が落ちることになります。

資金効率計算結果

では、実際には、資金効率はどうでしょうか?

以下は、GMOクリック証券の「損益シミュレーションツール」※で確認した結果です。

現在保有中の「米国30」の1ポジションの一つ(上述図「現在保有中の米国30」の1番上のポジション)を例にシミュレーションしました。
※損益シミュレーションツールは、口座開設者のみが利用できるツールです。

CFD損益シミュレーション(米ダウ30)
CFD損益シミュレーション(米ダウ30)

上記を見ると、ロスカット幅が$1309USD、つまり、建値に対して5%(ロスカット幅/新規約定値=1309/26093×100%)のロスカット幅が設けられていますね。

これにより、今現時点の資金効率=「必要証拠金に対する利益率」は以下のようになります。

CFD米国30の必要証拠金に対する利益率

必要証拠金に対する利益率
 =現在の利益/必要証拠金
 =+44,992円/278,855円×100%=16.13%

なんと、ポジションをもった1営業日中に、16.13%という驚異的な利益!凄すぎます。

これはCFDは「高い確率で勝てる!」と思った時に、大胆に勝負することで爆益を出す機会をあなたにもたらしてくれるということです。確かに、これは爆損の可能もあることも示しますが、上述の通り、GMOクリック証券でのCFDでは、否応なく自動でロスカット設定がされるため、口座破綻はしません。

それ故、私は、「CFD口座はいざというチャンスの時のために準備をしてくべき」とオススメするのです。

私が米国指数を取引する理由

もう一つ、なぜ、私が米国株式指数を取引するかについても述べておきます。

私は、人生をかけて資産を築くiDeCoやつみたてNISAなどの長期投資の一部を、日経平均のインデックス投資で行うことは、投資分散、投資ポートフォリオの観点からもよいことだと思っています。

しかし、主に2つの理由により、日本株式指数より米国株式指数の方が取引がしやすいと考えています。

Point

  • 米国株式指数の方が、チャート分析がしやすい
    日経225(日本225)に比べ、米国の3つの株式指数(米国30、米国S500、米国NQ100)の方が、200日移動平均線など、チャート分析指標が美しく機能するので売買戦略が立てやすい。
    日経225は、米国経済の影響を強く受ける上に、日本独自の要因も絡むため、投資判断が複雑化する。
  • 投資が専業でない限り、日本のマーケットが動く時間帯に取引ができない
    会社員、個人事業主はじめ、他の仕事を持つ人は、日本市場が動く時間帯にリアルタイムでチャートを見ることは難しく、売買判断もしにくい。
    一方で、米国株式なら、チャートが見れる時間に取引が可能。

特に、CFDなら、早朝の時間帯を除き、リアルタイムで米国株式指数が売買できるのは大きな強みです。
指数取引なら、個別銘柄と違って、銘柄選びもする必要がないので、時間を節約しながら取引ができます。

最後に

今回は、暴落に警戒が必要な10月の幕開けと共に始まった、米国の先行き不安から発生した急落と、そのトレードについてまとめました。

繰り返しになりますが、FDは「高い確率で勝てる!」と思った時に、大胆に勝負することで爆益を出す機会をあなたに与えてくれます。ただし、あなたが口座準備をしない限り、そのチャンスはもたらされません。

私は、10年来の大きなチャンス(米国経済本格後退に伴う暴落)が、1年ぐらいの間には来ると予想しています。ウォーレン・バフェット氏が、手元現金を高め次の暴落への備えているのも同じ理由です。