ビットコインに季節性はあるのか?2013年からの6年間の騰落チャートを見ておくべし

試練が続く仮想通貨市場。
先週、9月12日にには、仮想通貨バブル崩壊後、最低時価総額を記録。
以下の通り、過去最高時価総額から、76.6%にあたるマネーが仮想通貨から流出しました。

時価総額過去最高:2018年01月07日 $817B
時価総額過去最低:2018年09月12日 $191B 76.6%の資産が失われる

大崩壊した仮想通貨市場に光はないのか?

今後、仮想通貨市場がどう動くかは神のみぞ知るですが、ビットコインの過去6年間の季節性を示す騰落チャートがありましたので、ご紹介します。

ビットコインに季節性:10月~年末は強い

以下は、2018年09月15日のCointeregraphの記事「勝負の第4四半期 打ちひしがれたビットコイン強気派が見るべきチャートとは」で見つけた、 デジタル資産顧問のエレメント・デジタル・アセット・マネジメント調査によるビットコインの季節性を示すチャートです。

ビットコインの季節性 過去6年間

上図のグラフは、2013年から2018年現在までのビットコインの騰落状況を四角セルで表したチャート。
各四角セルは過去4週間分のリターンではプラス、はマイナスであったことを示しています。

BTC季節性チャートからわかること

記事の内容によらず、自分なりに、上記季節性チャートから見えてくることを自分なりにまとめてみたのが以下。

2014年も、今年2018年同様、下落が激しく続いた。「赤セル」のみに着目すると、2014年は1年半以上激しく下落傾向続いたことがわかる

平時であれば、ビットコインは10月から年末にかけて、上昇傾向が強い

平時であっても、ビットコインは周期的に上昇と下落のサイクルがある。上昇傾向の時は、上昇が長く続き、下落期間は短い

情報ソースの記事では・・・

調弱気なビットコイン相場に対して、第4四半期の上昇に思いをかけるような書きぶりであり、10月以降のビットコイン上昇を期待しているような内容となっています。

ビットコイン+アルトコイン保有組の一人である私としてはそろそろ反転に転じてほしいという強い思いはありますが、冷静に今年と同じような相場である2014年を見るなら、冬にちょっと上昇する場面も大きな上昇を期待するのは難しそうに見えます。

仮想通貨の夜明けは近いかもしれないと思いながらも、ここは冷静に対処したいと思います。

参考:ビットコインチャート

ビットコインチャートも掲載しておきます。
現在、そこから反転したものの反発力は弱い。数日間73万円付近で停滞中です。

ビットコインチャート