BCHが基軸通貨の取引所仮想通貨取引所CoinEx。
7月1日から、配当、及び、取引マイニングを実施しておりますが、9月1日から新しい報酬制度が始まります。
正式なルール名は、Ask, Bit &Mine CET。
ASKとBITは以下の意味ですよね。
ASK(アスク)= 買い値
BID(ビッド)= 買い値
だから、今回の新制度をあえてネーミングするなら「指値注文マイニング」といったところでしょうか。Ask または Bitで指値注文を出して板に乗せることで、より多くの注文を出した人に報酬がもらえるルールで、毎日の取引マイニング基準量1000万CETの10%が配布されます。
取引マイニングとの違いとたくさん報酬をもらうポイントについて解説します。
指値注文マイニング Ask, Bit &Mine CET の報酬ルールを解説
指値注文マイニング(Ask, Bit &Mine CET)は以下のような内容となっています。
期間 :9月1日 1時~取引マイニング終了まで
報酬額 :毎日の取引マイニング基準10%を配布
現在の取引マイニングの基準量は1000万CET/日なので、
指値マイニングの報酬額は100万CET/日=(A)
参加条件:100USD以上のBit&Askの指値注文
ルール:
- 指値注文の状況を毎分スナップショットを取得。
その結果により、全ペアのbit&ask指値総額が大きいユーザ上位30位にポイントを付与 - Top1位には30ポイントが付与。
順位と共に1ポイントずつ減り、30位には1ポイントが付与される - 毎日9時に1日のポイント合算を集計。
ポイントランキング上位100位までにCETを以下の割合で配布
No.1:報酬額(A)×10%
No.2-4:報酬額(A)× 5%
No.5-10:報酬額(A)× 3%
No.11-20:報酬額(A)× 1.3%
No.21-50:報酬額(A)× 0.8%
No.51-100:報酬額(A)× 0.4%
取引マイニングと指値注文マイニングの違い
それでは、これまでの制度取引マイニングと、新制度指値注文マイニングの違いを整理しておきましょう。
取引マイニングは、より多く約定することが報酬をたくさんもらうポイントです。
対して、指値注文マイニングは上記ルールにあるように、毎分のAsk&Bitの注文量の積み上げポイントのランキング上位が100位に報酬が配布される制度です。ということは、取引マイニングと異なり約定しなくても、よりたくさんの注文をより長時間出し続けた人=板に乗っている時間が長くて量も多い人ががランキング上位者となれます。
指値注文マイニングを実施する意味・メリットは?
CoinExはなぜこのような制度を新たに導入したのでしょうか?
これは私の考えですが、この報酬ルールがうまくワークすれば、日々の報酬欲しさに、取引所の各通貨の板に厚みが出ることになります。
普通、トレーダーなら板がスカスカの取引所で取引をしたくはありません。板の厚みのある取引所にユーザは集まっています。
板に厚みが出れば、当然、取引量も増えると思われます。
取引量が増えると当然取引所は手数料が増えてうれしいだけでなく、それ以外に、その取引収入の80%の還元を受ける取引所トークンCETのユーザも配当量が増えてうれしい!となります。
もしそうなれば、配当量が多いCETトークンを長期でホールドしてもいいかなと思うユーザが増える→価格下落の歯止めになるのではないか、と考えてこの制度を導入してみたのではないかと、勝手ながら推測しています。
Chamiは相変わらずCETトークンをホールド中
私は日々の配当を目的にCETを保有しています(もともとはAirdropでもらったトークンですが、最初のころAirdropの大判振る舞いがあったので、結果的にタダでかなり長くのトークンを手にしました)。
だから、この新制度がうまくWorkして、取引量増→配当量増となることを期待しています。
現在は、仮想通貨全体の市場が暴落中で、CETも例にもれずピークからかなり値を下げてしまい、ホルダーとしては悲しい状況。しかし、今の相場では焦ってトレードしたところでいいこと何もなし。
だったら長期戦で値がせることで、
毎日チャリンチャリン配当をもらう
→少しずつだが配当でいろんな通貨をGet
→時間がたつことで塵積る(様々な通貨の保有量が増える)
→そのうちに仮想通貨が復活し、値を上げる
→保有量×価格 で一定の資産になる
という流れを期待して、マイペースで放置しております。
※USDTのみ一定額溜まったら、CETかBTCかETH当たりの購入代金にしています。
そんな今後の仮想通貨推移シナリオに賛同できるなら、安いうちにCETトークンを仕込んでみてはいかがでしょうか。