【書評/要約】あの日、松の廊下で (白蔵 盈太 著)(★5) 江戸城お仕事小説に共感必至!第3回歴史文芸賞 最優秀受賞作品
元禄14年3月14日(1701年4月21日)朝、江戸城松の廊下において、赤穂藩主・浅野内匠頭が、高家・吉良上野介義央を斬りつけました。「松の廊下 刃傷事件」として知られる時代劇でも有名な事件です。 白・・・
元禄14年3月14日(1701年4月21日)朝、江戸城松の廊下において、赤穂藩主・浅野内匠頭が、高家・吉良上野介義央を斬りつけました。「松の廊下 刃傷事件」として知られる時代劇でも有名な事件です。 白・・・
2024年のNHK大河ドラマ『光るの君へ』。 私は、NHK大河ドラマをきっかけにして、歴史を学ぶのが好き。ドラマを楽しむだけでなく、関連書籍を読んだり、関係のある地に旅行に行ったりすると、歴史が楽しく・・・
感動したい。心ときめく小説が読みたい。映画化で話題の小説を読みたい。読み継がれる名著を読みたい―。等 小説を読みたいと思っても、何を読んだらいいかわからず、本探しで戸惑ってしまう方も多いのではないでし・・・
「デフ・ヴォイス」=「ろう者の声」 丸山正樹さんの小説『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』は、17年前に法廷で耳に障害を持つろう者である容疑者に手話通訳したことがきっかけで、事件に巻き込まれていく、現・・・
宇佐見りんさんのベストセラー小説『推し、燃ゆ』は、2020年下半期の芥川賞受賞作。 推しアイドルがファンを殴って炎上…そして、芸能界引退。学業も学校生活も家庭も底辺で、ままならない人生に苦・・・
なぜ、「嫌い」という感情が存在するのか? 嫌いの感情は、誰かを嫌っても腹立たしくてイライラするし、誰かから嫌われても悲しかったり自己嫌悪になったりして、自分を苦しめます。それにも関わらず、「嫌い」の感・・・
私たちは「投資」というと「お金を投じること」を思い浮かべ、いかに稼ぐかと情報を探し求めます。 しかし、投資には、頭脳を鍛える自己投資、経験を高める自己投資、お金を投じる資産投資の3つがあります。金銭的・・・
現代社会につきまとう息苦しさ。みんなと同じ、つまり、普通でないと、変な人・不快な人のレッテルを貼られます。 社会は男性差別・性的マイノリティなど、「多様性」を受け入れる時代に向かっていると言われますが・・・
国の借金「国債」。国が破綻しないか心配だけど、国債なんてよくわからないし、自分とは縁がない。 そう思っている人は多いかもしれません。 しかし、それは全くの誤り。「国債の真実」を知ることが、日本経済の「・・・
人生はロングゲーム。目先の仕事で忙しいだけでは何も手に入らない。 企業のように、個人にも「長期戦略」は重要だ― 目先の利益に追われ、次から次へと仕事をさばくだけでは、「自分が望む人生」を送ることはでき・・・
仕事、お金、恋愛、プライベートなど、生きていると悩みはつきません。思い通りにならないことに頭を悩め、ストレスを抱えています。しかし、ビジネスでもプライベートでも何をやってもうまく行っているように見える・・・
食べ過ぎをやめれば、健康的に瘦せられる。生活習慣病のリスクも低くなる── そんなことわかっています。しかし、食べることをやめられない!止まらない! なぜって、「食べることが、〝快楽〟」だからです。美味・・・
「多様性・ダイバーシティが大切」。現代社会でよく聞くフレーズです。 多様性とは、集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のことです。そして、この多様性を大事に組・・・
数字は、世界のビジネスにおける「共通言語」。 言語・立場・経験などを超え、シンプルに相手に伝わるのが「数字」。的確に伝わるから、相手と自分と共通の認識を持ち、成果にまい進できる。これこそが「数字の力」・・・
小説『硝子の塔の殺人』は、知念実希人さんの本格ミステリー長編。 本屋大賞2022にもノミネートされ、Amazonでも多くのコメントがつく人気作品です。 いわゆる連続密室殺人ミステリーなのですが、先が知・・・