日本国内取引所と異なり、様々なサービスを展開している海外の仮想通貨取引所。
仮想通貨取引所「FTX」は、他の取引所にはない独自のデリバティブ商品(金融派生商品)を扱うことで、世界のトレーダーから注目されている先進的な取引所です。元ウォルストリートのETFトレーダーにしてサム・バンクマンフリード氏がFTXのCEOを務めています。サムは、特徴的なアフロヘアから「アフロ」と呼ばれていますが、仮想通貨界の天才と称される人物で、仮想通貨界隈では、「アフロに乗り遅れるな」とさえ言われるほどで、彼が推進するトークンは軒並み急伸しています。
このFTXが全力で推進しているのがSolanaブロックチェーン。
今回は、これらSolanaの躍進に期待し、Solona関連銘柄に先行投資を行うための第一歩として、FTXの特徴、および、口座開設(申込からセキュリティ設定~入金まで)を紹介します。
FTXのアフロについていくと、
将来的にいいことあるかな~と思っています♪
目次
FTXの特徴と注目の理由
仮想通貨取引所FTX とは
仮想通貨取引所FTXは、2019年4月に設立された比較的新しい取引所です。しかし、他の取引所にはない独自のデリバティブ商品(金融派生商品)を扱うことで、世界のトレーダーから注目されており、仮想通貨市場で大きな影響力を持っています。
取引所独自トークン:FTX Token($FTT)
FTXの取引所トークンであるFTX Token($FTT)は、下図のチャートの通り、2021年1月以降、上昇基調にあり、2021年5月6日現在、時価総額ランキング32位です。
FTTトークンはTFXの手数料収入によって「バーン」する仕組みが採用されています。「バーン」とは、英語で”燃やす”という意味ですが、仮想通貨界隈では、運営により手数料収入などをもとにトークンを買い戻すことです。つまり、買戻しにより、トークンの発行数量が減るので潜在的に価格上昇しやすいトークンです。
◆Burnの原資
・FTXの手数料収入の33%
・保険基金純増分の10%
・その他、得られる手数料の5%
◆FTT購入・Burnのタイミング
・毎週月曜23時(日本時間)に購入
・火曜日にBurnし、トークンとして使用不可にする
・現在のバーンの状況 ※現在の供給枚数、価格、時価総額、バーン量などが確認が確認可能
また、FTTは保有している通貨をステーキング(預け入れてロックする)ことで、保有量に応じて、以下のようなメリットがあります。
・利息(取引手数料からの分配)
・エアドロップの割り増し
・IEO(取引所主催トークンセール)チケット 他
今後の価格上昇への期待など、見逃せないトークンです。
仮想通貨取引所FTX の特徴と注目理由
アフロが元トレーダーであることもあり、「トレーダーによるトレーダーのための仮想通貨取引所」を目指しているのがFTXの特徴。
❷取扱商品豊富
現物取引、先物取引、MOVEコントラクト、レバレッジトークン、
インデックストークン、株式トークン 他
❶最大101倍のレバレッジ取引
❸独自取引所トークン FTT ※Binance のBNBに相当
❹今注目のパブリックチェーンSolana の推進をサポート
上記は、FTXの主な特徴ですが、今、2021年4月から注目が集まっているのが❹です。
2大チェーンETH、BSCに続くパブリックチェーンSolonaに注目
2020年以降、分散型金融(DeFi)のサービスであるステーキングやファーミングとして、イーサリアムを活用したUniSwap、バイナンススマートチェーン(BSC)を活用したPancakeswapなどが盛り上がっていますが、これらDiFiに関連する通貨が大きく上昇していることからも、将来性への期待が大きいことが伺えます。
これらに次ぐDiFiのパブリックチェーンの一つとして注目されているのが、Solana(ソラナ)。
高速のトランザクションスピードと手数料が低いのが特徴で、アフロがイーサリアムではなくSolanaを選んだのも、ローコスト・ハイスピードのDiFiエコシステムの構築に将来性を感じたためと考えられています(アフロは、短期的な利益より、長期的に最高の利益を追求するような人格)。
そして、Solana上で稼働する分散取引所Serum(セラム)、Reydium(レイディウム)です。
Solanaの基軸通貨である $Sol(ソル) や 分散型取引所DEX Serum(セラム)の $SRM、同じく、分散型取引所DEX Daydium(レイディウム)の $RAY などに先んじて入手しておけば、将来的に大きな上昇が期待できるのではないか予測し、情報感度が高い人たちが積極投資を始めています。
私も2021年2月にローンチしたReydiumで $RAYのイールドファーミング/ステーキングを行いたくて、手数料トークンである $SOLと $RAYを入手・ウォレット送金するための仮想通貨取引所としてFTXの口座を開設しました。
そして、BSCで送金手数料として使う$BNBに当たるのが、Solanaでは$SOL、BSCのPancakeswapに当たるのではないかと有力視されているのがRaydiumです。
始めた当初50%台だったAPYは徐々に低下してきていますが、
それでも40%台をキープしています。
先駆者メリットが大きいので、早く始めるほど、有利に資産が膨らむ可能性があります。
FTXのアカウント登録・口座開設
FTXのアカウント登録は日本語に対応していませんが、難しくはありません。以下の招待リンクからFTX口座を開設すれば、❶取引手数料ずっと5%引き & ❷特別30ドルクーポン付きで口座を開設することができます。
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口座開設は、通常の仮想通貨取引所と同様です。口座登録→セキュリティ(2段階認証)を行えば、安心して売買ができるようになります。
FTXで売買が行えるまでの手順を、以下の順で解説してきます。
❶アカウント登録
❷セキュリティ設定
❸アカウントレベルの引き上げ設定
❹FTXへの入金
❶アカウント登録手順
以下、PCでもモバイルでも登録可能ですが、今回はPCでの登録を紹介します。
- FTXのアカウント開設ページ(紹介特典付き)にアクセスし、「メール」「パスワード」「チェックボタンにチェック」をして、「click to verify」リンクをクリックします。
- スライダーを右にスライドさせ、ジグソーパズルを埋めるようにパズルを埋め込みます。
- 「I agree to FXT」にチェックを入れ、「SIGN UP」をクリックします。
これでアカウント登録は完了です。簡単ですね。
❷セキュリティ設定(Google Authenticatorによる2段階認証)
アカウント登録が済んだら、本口座を扱う最低限の設定として、入金前にセキュリティ設定=2段階認証の設定を行いましょう。
FTXの場合、「Authy」と「Google Authenticator」のいずれかで設定できますが、仮想通貨取引所は「Google Authenticator」の方が一般的でしょう。以下では、「Google Authenticator」を用いた2段階認証の設定を行っていきます。
- 前節の最後の肯定「SIGN UP」をクリックすると、以下の画面に進みます。
2段階認証方法の中から「Google Authenticator」をクリックします。 - QRコードが表示されるので、スマホアプリ「Google Authenticator」で読み取ります。
アプリ起動後、右下に表示される「+」ボタンをタップすると、カメラ読み取りができます。
※Google Authenticatorをインストールしてない方は、先にダウンロードをしてください。 - 2種類の 2FA codeを入力します。
①Email 2FA Code:
「SEND EMAIL CODE」ボタンをクリックし、メール確認の上、コード入力
②GA 2FA Code:
スマホアプリ「Google Authenticator」の6桁コードを入力すべてを入力し終わったら、「SUBMIT」をクリックします。
以上で、セキュリティ設定は完了です。
なお、QRコードの読み取りの際、QRコード、および、その下に表示されているコードは、しっかりメモし、なくさないように保管しましょう。このキーはスマートフォンが利用できなくなった場合の認証時に必要となります。
仮想通貨取引所口座の不正ログイン対策に必須の2段階認証についての注意は以下をご確認ください。
❸FTXのアカウントレベルの引き上げ設定
FTXアカウントにはレベルが設けられており、事前設定をどこまで実施しているかによって、出金制限が設けられています。
前節で行った「2段階認証の設定」の段階では、レベルは0で、出金に大きな制約があります。取引所移動、DeFiようウォレット移動に問題が生じるため、レベル2に引き上げる設定を行います。
レベル | 設定状況 | 許可内容 |
---|---|---|
レベル0 | アカウント作成、2段階認証【済】 | 累計1,000ドルまでしか出金不可 取引所トークンFTT購入不可 |
レベル1 | 名前・住所の登録【済】 | 毎日2,000〜9,000ドルまでの出金が可能 取引所トークンFTT購入可能 |
レベル2 | 本人確認書類の提出【済】 | 出金無制限 |
- まずは、【レベル1】への引き上げ設定を行います。
画面上部右上の「アカウント」をクリックして表示されるプルダウンから「Settings」をクリックします。 - 左メニューから「Identity Verification」を選択して、「INCREASE WITHDRAWAL LIMITS」をクリックします。
- 「Full name」に名前、「Country residency」はJapan、「state, province, or region」に住所を入力し、「SUBMIT INFORMATION」をクリックします。
住所入力は英語表記です。英語表記の仕方が分からない場合は、住所日本語→英語変換支援 サイト にて確認できます。 - つづけて、【レベル2】への引き上げ設定:本人確認を行います。
「Full legal name」に名前、「Country」にJapan、「Source of funds」はIncome(異なる場合は最も適したもの)を選択して、「Start」をクリックします。 - 認証に使用する身分証を選択します。
注意)私はパスポートを選択しましたが、後程、住所を証明する身分証が必要となり、運転免許証も提出することになりました。最初から「運転免許書(Driver’s license)」を選択した方がよいと思われます。
- 証明写真の写真撮影画面になりますが、この後の操作は、①身分証の撮影・提出、②セルフィ撮影へと続きます。
撮影のしやすさを考えると、「Prefer to use your mobile?(スマホでの撮影→提出)」を選んだ方が楽だと思われます。
こちらを選ぶと、QRコードが表示されるので、それをスマホで読み取ると、続きの設定画面にアクセスできます。 - ①身分証の撮影・提出画面にて「Start」をクリックすると撮影が始まります。
(この後、数ステップの画像がありませんが)身分証の提出が終ると、次は、セルフィ撮影が続きます。自分の顔を枠内に入れ、画面の案内に従って撮影を行ってください(首振りなどが必要です)。
- 身分証・セルフィの受付に少々時間がかかりますが、完了すると、以下の画面の真ん中部分の「ID documents verified」にチェックマークがつきます。
これが確認出来たら、「Verify Phone Number」にチェックして、携帯番号を「090/080」から入力します。直後に、スマホにSMSにてコードが送られてくるので、それを「SMS Code」に入力し、「SUBMIT INFORMATION」をクリックします。
- 問題がなければ、以下の画面が表示されます。
身分証として「パスポート」を選択した場合、或いは、「運転免許証」を選択しても、住所変更の裏書がある場合は、住所が確認できる身分証の提出が必要となるので、必要に応じて書類をUploadしてください。
- 以上で設定は完了です。設定に不備がなければ、数時間後、メールにて「レベル2」の設定が完了したことを示すメールが送られてきます。
これで【レベル1】の設定は完了です。
以上で、送金に関する規制がなくなり、FTXで不自由なく出金ができる環境が整いました。
❹FTXへの入金
海外の取引所は、国内取引所と異なり、日本円での入金ができません。
よって、BTCなどの通貨を取引所間送金することによって入金を行います。
BTC他の通貨を送金する場合は、送金手数料のない国内取引所を利用しましょう。おすすめは、GMOコインです。
GMOコインならBTCは板取引ができ、また、送金手数料もかかりません。海外取引所口座への送金専用としてだけでも、口座を用意しておく価値があります。口座開設にかかる時間も少ないです。
以下では、GMOコインを使って、FTXにBTCを送金する手順を紹介します。
- まずは、FTXで送金する通貨のDepositアドレスを確認します。
FTXの上部メニューから「WALLET」をクリックします。 - 画面から、FTXに入金したい通貨を探し、「DEPOSIT」をクリックします。
- FTXのDEPOSITアドレスをコピーします。
- 送金元となる口座にて送金画面を開きます。
GMOコインから送金する場合は、GMO「入出金」>「暗号通貨」>「送金したい通貨(下図の場合はBTC)」と進みます。 - 画面上部のメニューの「送金」をクリックすると、以下の画面が表示されます。
まずは、FTXで確認したDEPOSITアドレスを「新しい宛先を追加する」で登録。その後、画面に追加された宛先をクリックで選択します。
次に、送金数量を入力したら、2段階認証コードを受け取り、入力します。
最後に、「確認画面」に進み、追加の2段階認証コードを入力し、送金を済ませてください。 - 送金には少し時間がかかりますが、FTXでDEPOSITが確認出来たら、入金は完了です。
これで、FTXでトークンを購入することが可能になります。
以上、これで、FTXでの売買環境が整いました。お疲れさまでした。
最後に
今回は、今後、FTXでの取扱銘柄の売買や、Solana系DiFi運用の環境を整える第一弾として、FTXの口座開設を行いました。
今後、Solana運用に関しては、別記事で解説していく予定です。
この記事にご興味を持たれた方は、既に、Binance口座をお持ちと思いますが、まだの方は、BSC系DiFi運用のために、Binace口座も開設しておきましょう。口座開設の流れは、FTXと同じなので、続けて行えばスムーズに口座開設が行えます。
海外送金用の国内口座として、GMOコインの口座も用意をしておきましょう。