
ビットコイン、ついに1,700万円突破!
過去最高値を更新中。間もなく1750万円に到達です。
今朝、ビットコインがドル建てで最高値を更新した時点では、1700万円に到達できていませんでしたが、日中、上昇に勢いがつきました。
さらに注目すべきは、上昇しているのはビットコインだけじゃないという点。
イーサリアムをはじめとしたアルトコインも急騰中で、「アルトコインターン」が始まった気配すらあります。
ただ、そんな中、個人投資家の関心は薄いままです。この現状が示すことは何か、考えをまとめます。
目次
📈 ビットコイン史上最高値を一気に更新!
ビットコイン 日足チャート
これまでの日本円での最高値は2025年1月21日で約1,700万円。
上図のチャートは 18:30時点の者ですが、1,750万円に迫ろうとする上昇です。
では、なぜ、いきなり急騰をし始めたのか?
全て後付け理由かもしれませんが、以下のような理由が挙げられています。
・売りの踏み上げで急騰。清算額は約794億円
・オプション市場では「さらなる上昇」を織り込む投資家の動き
その背景として…
・機関投資家の買い&トランプ再選期待による規制緩和観測
・米議会は7/14から「暗号資産週間」を設定 など
少なくとも、「最高値更新による、売り勢の踏み上げ」で、価格上昇に勢いがついたことは間違いないでしょう。
価格は急騰を見せるも、検索数は低迷ーこれが示すこと

全世界:「bitcoin」検索数推移
日本:「ビットコイン」検索数推移
これだけ、急騰を見せるビットコインですが、ネットはかなり静か。
上記は、7月11日 8時ごろに取得した、「bitcoin(全世界)」と「ビットコイン(日本)」のGoogleトレンドの検索推移(5年間)ですが、検索数はほとんど上昇していません。
投資の世界で、このような状況が示すことは、以下のことです。
検索数が低迷が示す、投資家心理
❶関心の低下・熱狂の冷め
ビットコイン価格が一時的に上昇していても、検索数が伸びていない
→ 「注目度」が薄れている
❷プロ投資家中心の相場に移行
検索数の多くは一般ユーザによるもの。
→ 個人投資家は、興味関心があまりない
→ 今の相場は機関投資家や長期ホルダーが中心
❸過熱感のない健全な相場
バブル期や暴騰局面では検索数も急騰、それがない場合、
→ 短期的な加熱が少ない=相場は冷静で安定的とも読める
❹「静かな強気相場(Stealth Bull Market)」の可能性
プロや一部の先見的投資家だけが買い集めており、
→ 大衆がまだ気づいていない上昇相場の初期段階
「ビットコイン4年サイクル」から算出されるピーク時期もそろそろ。
年末に向けて本格的な「仮想通貨ブーム再来の予感」 です。
私個人としては、ちょっと意地悪な考えですが、多くの個人投資家が、いつ頃、関心を持ち始めるのかに興味を持っています。
「ビットコイン、Google超えの時価総額越え」で考えたこと
アルファベット株価
一つ、ビットコインが人の関心を集めるかもなニュースとして、ビットコインの時価総額がついにGoogleを超えたというニュースが話題になっています。
直近、アルファベット(Google)の株価は低迷中。
株価低迷の理由は、「AI競争の不安」+「広告成長の鈍化」+「規制・訴訟リスク」+「クラウド分野の競争激化」などが複合的に影響していると言われています。
特に、生成AI分野での評価が株価に大きく影響しているのが現在の特徴です。
まだ、「生成AI」の分野はホット🔥ですが、「技術」は必ず、どこかで関心が薄れます。さらに、超える技術が生まれて、世界は成長をしていきます。
この点から、「デジタルゴールド」というビットコインの特徴、具体的には、採掘量に上限があり、希少性は高まる方向にしかない(需給は必然的に締まる方向へ)という強みは、永続的なものであり「強い」と思うのですが、皆さんは、どうお考えになるでしょうか。
💥 アルトコインも上昇ラッシュ!
ビットコインの上昇に伴い、アルトコインも上昇している点に注目です。
上図はビットコインのドミナンス。66をピークに下落中→アルトターンが起こっています。
たとえばイーサリアム(ETH)は、まだまだ最高値には遠いですが、急騰。45万円手前まで上昇してきています。👇
直近7日間の時価総額の上昇率を見ても、イーサリアムが約2倍です。
アルトコインは「投機家」が溢れる市場で、私個人としては何度も手痛い思いをしているので、現状のポジションをただ維持するのみにとどめる予定ですが、さて、どのような相場となるか?
私に投機の才能は有りません。神経もすり減らして、人生がハッピーでなくなるというのが、これまでの仮想通貨との付き合いで学んだことです。
あんまりチャートを見過ぎると、買いたくなって失敗するので、ほどほどに距離を置いておきたいと思います。