すっかり動きが止まってしまった仮想通貨。
ビットコインに限らず、イーサリアム、リップルを始めアルトコインの価格も膠着しています。一部仮想通貨は、時価総額は増えずとも、出来高が増加していますが、価格が動かないため、仮想通貨投資家の中には、値動きのなさにしびれを切らし、値動き=ボラティリティ株式やFXに流れる人も多くいます。
でも、ちょっと待って。こんなときってチャンスじゃない?「人の行く裏に道あり花の山」です。
本記事では、以下について考えるとともに、ほんとに仮想通貨は終わってしまってしまったのか、それともチャンスなのかを考えてみたいと思います。
・出来高が急増しているのに価格が動かない一般的な理由
・過去のBTCチャートからBTC価格とボラティリティがどのように変化しているのか
目次
出来高急増しているのに株価が動かない理由
株式相場やFXなどの場合、出来高急増しているのに株価が動かない理由として、以下のようなことが挙げられます。
2. 機関投資家が絡んで、価格を押さえ込んでいる(または支えている)
参考:現在のビットコイン&リップルチャート
左図がBTCJPY、右図がXRPJPYのチャートです。動いていないのは歴然です。
マイニングハッシュレートは上昇。これの意味することは?
現在の仮想通貨市場は大暴落後の膠着期。
ネットでの意見を見ていると、足の長い機関投資家(長期投資家)が、将来のビットコイン上昇を期待し、安値で買い拾っているというコメントが多いですね。
事実、マイニングのハッシュレートが上昇しています。このことは、仮想通貨はもうだめだと採算が取れずに撤退した業者がいる一方、それ以上に資金力のある人たちが、膨大な資金を使ってマイニング機器・設備を増強していることを意味します。彼らは、今後、必ずビットコインは上昇と予想し、投資を続けているのです。
ハッシュレート推移(長期)
ハッシュレート推移(直近1年間)
BTC価格とボラティリティの関係
以下は、ビットコインの価格とボラティリティの推移表です。
上図:水色線がボラティリティの推移、緑色線がBTC価格(対数表示)
下図:水色線がBTC価格
図内の赤線は、BTCがピークを付けたときです。
BTCがピークをつけるときボラティリティは最大化
上記図をみると、過去を見ても、BTC価格がピークを付けたときにボラティリティが最大化することは歴然。その後、価格低迷と共にボラティリティが底を打っていることがわかります。
ただ、時価総額が大きくなるに伴って、ボラティリティの最高値も下がっています。正直、2017年後半から2018年前半の激しいビットコイン相場以上に、2013ビットコインの動きが激しかったとは驚きです。
気になるのは、現在、ビットコインはほとんど動いていないように見えるものの、ボラティリティは過去の最低水準には到達していないこと。ただ、過去の推移を見るに、現在のボラティリティ水準当たりで底打ちしてもおかしくはありません。
ここで膠着した相場も終了し、ボラティリティが上昇=価格上昇となることを期待したいと思います。
次の最高値更新には時間が必要。底値買いして寝かせよう
歴史が繰り返すとすれば、ビットコインは再び上昇し、過去の最高値を更新するはずです。しかし、それまでには時間が必要。
だから、仮想通貨版「定期預金」ともいえる、貸仮想通貨サービスを利用。仮想通貨を貸して、金利収入を得えながら、仮想通貨の値上がりを待つのが得策です。
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